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4/27ばんえい十勝オッズパーク杯予想 斎藤修

2014年4月25日(金)

シーズン前半のホクショウダイヤ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎7ホクショウダイヤ
 ◯2ニュータカラコマ
 ▲4インフィニティー
 △6ホリセンショウ
 △5キタノタイショウ
 △3ホクショウユウキ
 △9フクドリ

 3連単
 7→2,4,6→2,3,4,5,6,9 300円
 2→4,6,7→3,4,5,6,7,9 100円 計6000円

今週の見どころ(4/26~4/28)

 4月27日(日)のメインには、重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。4歳以上の昨季収得賞金上位馬による選抜戦で、今年も、昨季重賞戦線を賑わせてきた馬たちが揃いました。ぜひご注目ください。

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 4月26日(土)のメイン第10レースは、青葉特別(B2級-1組・20:10発走予定)。出走全馬に今季すでに連対があり、目移りするようなメンバー構成となりました。
 アアモンドヤマトは今季B3級からスタートし1、3着でB2級へ。昨夏にはA2級-1組特別で2着があり実績上位です。昨季、ダントツのリーディングだった鈴木恵介騎手が引き続き騎乗するここも注目できそうです。
 レットフジは開幕からB2級-1組、B2級-1・2組決勝と2連勝中。ともに第2障害ひと腰クリアから押し切っています。もともと障害次第というタイプですが、今のカカリであれば特別の荷物でも苦にしないでしょう。こちらも年度替わりでA2から降級した馬です。
 スーパーオーサンは昨季の最終出走だった蛍の光賞(A2級-2組混合)では1番人気・2着で、レットフジ(5着)に先着しています。今季の2戦でもレットフジと対戦して2、5着と逆に先着を許していますが、障害巧者なので特別の今回は再逆転が期待できそうです。
 ユウセンスピードはB3級で2連勝して今回がB2昇級初戦ですが、前走が、A2からの降級馬トモエエーカン、アアモンドヤマトを2、3着に従えての逃げ切りだけに、ここに入っても格負けしません。

 4月27日(日)のメイン第10レースは、重賞・第8回ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜・20:10発走予定)
 4歳の10キロ減も魅力な昨年のばんえいダービー馬オレノココロ(710キロ)に注目。ダービーでは第2障害をひと腰先頭でクリアし、3頭による接戦を制しています。3月16日に行われた重賞・ポプラ賞(4歳・5歳混合)はダービーより20キロ重い750キロでしたが、そこでもゴール前3頭の叩き合いをモノにして、重賞2勝目を奪取しています。過去7回のこのレースで、4歳の出走は11年のトレジャーハンター1頭のみで3着に善戦(勝ったのはカネサブラック)。同馬よりも3歳時の実績で勝るオレノココロであれば、勝機まで見込めそうです。
 ホクショウダイヤ(720キロ)は、このレースでは11、12年と2年連続2着(08、09年は4着)と実績があります。現オープン馬のなかでは最年長の11歳ですが、スピードでは若馬にヒケをとりません。春から初夏にかけてが最も安定した成績を残せる時期でもあり、今年もまず上位争いに加わってくるはずです。
 昨年のこのレースで僅差3着に好走したインフィニティー(720キロ)は、7月の北斗賞で重賞初制覇すると、大一番・ばんえい記念まで勝利。昨季は飛躍のシーズンとなりました。今季初戦の前走スプリングカップ(オープン)も2着にまとめており、昨年以上の着順も狙えそうです。
 昨年のこのレースを勝ったのはキタノタイショウ(720キロ)。今年も昨年と同様スプリングカップ7着からの臨戦ですが、昨季終盤の不振をみると半信半疑な感もあります。

  4月28日(月)のメイン第10レースは、すずらん賞(4歳オープン・20:10発走予定)
 クインフェスタは年明け以降、年度末までに11戦して、4連勝を含む5勝、2着3回、3着1回で、大崩れしたのは第2障害で転倒してしまった白雪賞(9着)のみ。3月23日のクリスタル特別(4歳オープン)は4着でしたが、第2障害先頭クリアから2位入線寸前のゴール線上で止まってしまったもので、悪い内容ではありませんでした。昨季後半にメキメキと力をつけた牝馬で、今季初戦の前走春駒特別(B1級-1組)では第2障害離れた4番手から長くいい脚を使って快勝と勢いも持続しているようです。
 ダイコクパワーは前走春駒特別では7着でしたが、世代限定戦では大崩れの少ない成績を残しています。メンバー的には、この馬が勝ったクリスタル特別のほぼ再戦だけに、障害力を生かして再び好勝負できそうです。
 ばんえいオークス馬ナナノチカラは同世代限定のオープン特別で牡馬と対戦するのは今回が初めて。1月13日のばんえいプリンセス賞では末脚不発でクインフェスタの4着と敗れていますが、トップハンデが影響したかもしれません。今回も実質トップハンデですが、牝馬同士に限れば、ばんえいプリンセス賞よりハンデ差が縮まっており、巻き返しがあるかもしれません。
 ばんえいオークス、ばんえいプリンセス賞とも2着だったセイコークインも楽しみです。

今週の見どころ(4/19~4/21)

2014年4月18日(金)

 今週からはいよいよ2歳戦がスタート。4月4日に実施された第1回能力検査を突破した若駒たちが続々とデビューします。能検で1分43秒4の1番時計を叩き出したセンゴクエース(牡、槻舘重人厩舎)は4月21日(月)第5レースに出走予定。同馬の母サダエリコは重賞13勝を挙げた女傑で、2008年に繁殖入りしたものの、12年に死亡。このセンゴクエースが最後の産駒となります。

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 4月19日(土)のメイン第10レースは、ミズバショウ特別(A2級-2組・20:10発走予定)
 ダイリンビューティに注目します。1月に行われた古馬女王決定戦・ヒロインズカップではA2級格付で圧勝しています。A1を飛ばし、一気にオープンへ昇級したシーズン終盤戦では歯が立ちませんでしたが、A2級戦では、昨年9、10月に特別(A1級との混合含む)へ4度出走し1勝、2着3回など力上位の存在でした。降級で相手関係有利は明白なだけに、持ち前の障害力を生かしての押し切りに期待できそうです。
ニシキエースはオープンから降級したここ2シーズンでは、開幕から初夏にかけては比較的成績が安定しています。昨季はシーズン最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯でも善戦。A2級スタートの今年も好スタートが決められそう。一気の末脚で突き抜ける場面もありそうです。
 グランドペガサスはA1からの降級馬。昨季、A2級では何度も好走していた実力馬です。昨季はA級から重賞へ格上挑戦を繰り返していた障害巧者クロフネオーザンも楽しみです。

 4月20日(日)のメイン第10レースは、水晶特別(A1級混合・20:10発走予定)。出走8頭中に4、5歳が5頭おり、うち4頭が3月16日の重賞・ポプラ賞(4歳・5歳混合)に出走していました。
 注目は今回のメンバー中、ポプラ賞で最先着の3着だったテンカムソウ。障害巧者で、10戦連続3着以内(うち6連対)と好調のまま昨シーズンを終えており、ここも崩れるシーンは考えにくいものがあります。
 ポプラ賞5着アサヒリュウセイはオープンでも通用する切れ味を誇ります。重賞の荷物では障害への不安をのぞかせることもありますが、これくらいの重量なら信頼度が増します。
 ばんえいオークス馬ナナノチカラはポプラ賞を回避し、約3カ月ぶりの実戦。負担重量や、相手関係を考慮し使われているようなので、出てきたとあれば軽視できません。こちらも抜群の決め手が武器です。
 6歳以上の古馬勢では、オープンからの降級馬アオノレクサスに注目。若馬にもヒケをとらないスピード自慢ですが、現在の重めの馬場はやや不向きといった印象を受けます。

  4月21日(月)のメイン第10レースは、春駒特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 ホンベツイチバンは障害巧者。昨季最終出走がA2昇級初戦で、いきなり特別でしたが、オレワスゴイとの追い比べを制し見事勝利で飾っています。実績があるB1へ降級したとなれば、ここは主軸視が妥当でしょう。
 ヒロノヤマトも同じくA2からの降級馬。今年2月、A2級格付初戦のA1級混合特別で2着に好走すると、3月のA2級-1・2組決勝特別では、第2障害をほぼ同時に先頭で降りたエビスダイチ(現A2級)に一旦は突き放されたものの、しぶとく差して勝利をもぎ取っています。こちらもB1級では格上位です。
 4歳牝馬クインフェスタは2走前の重賞・ポプラ賞(4歳・5歳混合)で、あわやの2着に好走。B1級-1組特別2着、B2級との混合特別では1着もあるなど、このクラスでの実績は十分です。ただ、前述両馬とは違い障害次第というタイプではあります。

今週の見どころ(4/13・4/14)

2014年4月11日(金)

 いよいよ新年度のばんえい十勝がスタート。11月17日まではナイターで、来年3月30日までの153日間にわたり競馬が実施されます。なお、スカパー!の中継は、701、702ch(「地方競馬ナイン」スカパー!プレミアムサービス・スカパー!プレミアムサービス光 ※有料)へと変更になっておりますのでご注意ください。

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 4月13日(日)のメイン第10レースは、スプリングカップ(オープン・20:10発走予定)
 オイドンに注目します。昨季は開幕からの4戦で精彩を欠き、5カ月間休養。しかし、11月の復帰後は一変の動きをみせ、13戦9勝、2、3着各1回、4着2回の快進撃。4連勝でシーズンを終えており、そこから中2週であれば、勢いも持続しているはず。今季は重賞戦線での活躍も期待されるところで、春場の軽い負担重量であれば、持ち前のスピードで決着をつけてくれるでしょう。
 ホクショウユウキは昨季B2級からスタートして、4歳シーズン三冠を含む重賞4勝をマークし、オープンまで出世した上がり馬。シーズン後半は重い賞金ハンデを課せられることも多く、9月以降の勝利は、トップハンデではなかった銀河賞、定量戦の天馬賞の世代限定重賞のみでしたが、年度替わりでハンデがリセットされたのが、なによりの援軍といえます。
 天馬賞でホクショウユウキとコンマ7秒差の接戦を演じたニシキエーカンはオープンで屈指の決め手を誇ります。ばんえい記念では1番人気で5着だったキタノタイショウには、立て直しが期待されます。

  4月14日(月)のメイン第10レースは、卯月特別(A2級-1組混合・20:10発走予定)。A1級の4頭とA2級の5頭が争います。
 ホクショウバトルは昨季もA1級からスタートして、初戦のA1級混合特別でいきなり勝利。オープンに昇級したシーズン後半は不本意なレースが続きましたが、スピードタイプだけに、年度替わりで負担重量が軽くなるのは歓迎。今季も好発進を決めてくれそうです。
 相手は、A2級の5歳馬2頭が有力。ワールドピサは昨季、A2級(混合戦含む)では、6戦1勝、2着3回、3、5着各1回と大崩れなし。1勝は2月にA1級との混合特別で挙げており、2着に7秒2差をつける圧勝でした。今回の660キロであれば、詰めの甘さを心配する必要もないでしょう。
 エビスダイチは昨季9勝を挙げた地力強化が目覚ましい1頭。障害巧者で、こちらも2月にはA1級との混合特別で2着に好走した実績があります。
 昨季終盤はレース内容が良くなっていたファーストスターや、今季A2へ降級したスギノハリアーらも侮れません。

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