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9/29岩見沢記念予想 須田鷹雄

2013年9月28日(土)

重量お得なホッカイヒカル

 キタノタイショウが840キロを嫌われ、830キロのギンガリュウセイが人気だろうか。しかし重量を気にするというならば、◎ホッカイヒカルの820キロに一番お得感がある。
 前走時は、結果論として先に仕掛けたホクショウバトルやフジダイビクトリーがハマったものの、馬場状態としては先行有利の馬場。そこを一番後ろから攻めたわりに着順・着差は悪くないし、それに加えて今回は重量差が広がる相手が多い。ギンガリュウセイとは5キロ差から10キロ差、キタノタイショウとは15キロ差から20キロ差、ニュータカラコマには5キロ与えていたところから並びになる。

 脚質的に1着などとは決め打てないタイプだけに、○▲と2頭軸を組んでマルチで回したい。○はホリセンショウ。障害のデキも戻ってきたようだし、北斗賞の着順・着差と今回の重量差を考えるとこの馬もここが買うタイミング。▲はホクショウダイヤ。840キロうんぬんより、この馬は障害で膝を折るか折らないか。文字通りギャンブル的な選択肢だが、それゆえさほど人気にならない局面で買いたい。

 ◎4ホッカイヒカル
 ○3ホリセンショウ
 ▲10ホクショウダイヤ
 △1ギンガリュウセイ
 △2インフィニティー
 △7キタノタイショウ
 △9ニュータカラコマ

 3連単軸2頭マルチ
 3,4→1,2,7,9,10
 4,10→1,2,3,7,9 各100円 計6000円
 (重複する買い目は二重に購入)

9/29岩見沢記念予想 矢野吉彦

4頭ボックスで願わくば高配当

 ウーム、斎藤さんにも一発長打が出ましたね。私は相変わらずファウルチップばかり。豪快な柵越えはいつになったら打てるんでしょうか・・・。

 さて岩見沢記念。そろそろ覚悟を決めた予想で勝負に出なきゃいけません。そこで今回は、ギンガリュウセイ、キタノタイショウ、ホッカイヒカル、ホクショウダイヤの3連単4頭ボックスにします。この予想のキモは、北斗賞優勝のインフィニティー、同3着のホリセンショウと、前走のポテト特別を勝ったニュータカラコマを外したこと。そのへんまで手を伸ばすと、買い目が増えて1点あたりの金額が少なくなり、当たっても高収益が得られませんからね。そして、近走の内容は今イチでも、重賞となればいつ来てもおかしくないキタノタイショウを入れたてみました。これはもう、信じて狙うしかありません。
 3連単4頭ボックスなので、買い目は24点。200円ずつこれを買っておいて、残り1200円で4頭ボックスの3連複を300円ずつ押さえます。

 3連単ボックス
 1,4,7,10 200円 計4800円
 3連複ボックス
 1,4,7,10 300円 計1200円

 願わくば、人気のない順に決着してくれますように。では、今回はこのへんで。

9/29岩見沢記念予想 斎藤修

得意の季節にギンガリュウセイ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎1ギンガリュウセイ
 ◯2インフィニティー
 ▲7キタノタイショウ
 △10ホクショウダイヤ
 △6シベチャタイガー
 △9ニュータカラコマ

 前回の銀河賞は3連単1頭軸マルチが見事にはまった。結果的に1着固定でもよかったのだが。やはり不確定要素の多いばんえい競馬は、トリガミ覚悟で手広く、高配当がくれば一発逆転という狙いがいいようだ。というわけで今回も1頭軸マルチ。

 3連単1頭軸マルチ
 1→2,6,7,9,10 100円 計6000円

今週の見どころ(9/28~9/30)

2013年9月27日(金)

 9月29日(日)のメインには重賞・岩見沢記念が組まれています。オープン6頭、A1級3頭、A2級1頭というメンバー構成ですが、条件馬も古馬重賞で好走歴がある馬がほとんど。熱戦が期待できそうです。

帯広競馬場でのイベントはこちら
ハロンズ岩見沢場外でのイベントはこちら

今週のコース使用方法出走馬が9頭以下の場合)】
→1コースに最初の番号の馬が入るように使用(詳細はこちら

 9月28日(土)のメイン第10レースは、玉泉館特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 前走の秋陽特別(A2級-1組混合)では、格上A2級に混じって3着だったアローファイターに注目。コウシュハウンカイ(B1級)、アアモンドヤマト(A2級)との息詰まる追い比べの末、競り負けましたが、わずかコンマ6秒+コンマ1秒差でした。勝ち馬コウシュハウンカイが来週の世代限定戦へまわったため、ここには不在となれば、今季、B1級特別で2戦2勝という実力を見せつけてくれそうです。
 ジャングルソングは、秋陽特別では2番人気で7着と思わぬ大敗を喫しました。第2障害で苦戦したことが原因ですが、いつものような末脚のキレも見られませんでした。とはいえ、前々走まで11戦連続して連対していたことを考えれば、自己条件に戻るここで巻き返しても不思議ありません。
 前開催のオッズパーク杯(B1級-1組)は、キタノストロングが豪快に差し切り圧勝しましたが、同馬は今開催からA2へ昇級。同2、3着だったキタノオーロラレインボーライデンにも勝機がありそう。B1昇級初戦では4歳重賞・銀河賞を使われ1番人気で4着フクトクも、負担重量が軽くなるここでは侮れません。

 9月29日(日)のメイン第10レースは、重賞・第49回岩見沢記念(20:10発走予定)キタノタイショウホクショウダイヤが別定20キロ増で840キロ、ギンガリュウセイインフィニティーが同10キロ増で830キロ、そのほかの馬は820キロでの出走です。
 今季、6月の旭川記念、7月の北斗賞と重賞で2度の3着があるホリセンショウに注目。両重賞ともA1級からの挑戦でしたが、クラスハンデはなく、オープン馬に伍しての結果です。北斗賞以来となる休養明け初戦の2走前・A1級混合では7着と大敗しましたが、平場の軽い重量が不向きなのに加え、軽めの馬場が災いしたかもしれません。前走のA1級混合特別では障害のカカリにも進境を見せ、減っていた体重も回復傾向にある様子。北斗賞と比べて、多くの有力ライバルたちよりハンデが有利になる今回は重賞初制覇を決めたいところでしょう。
 ホッカイヒカルは北斗賞では2着とホリセンショウに先着。コンマ3秒と差はわずかでしたが、末脚の伸びではこちらが断然でした。8月のばんえいグランプリでも僅差4着など勝ち切れないのは悩みですが、重賞、特別を問わず好走を続けている安定感は侮れません。今回も、北斗賞と同じくホリセンショウとは同重量だけに、互角の戦いが可能でしょう。
 今季未勝利ですがギンガリュウセイにも期待できそう。近年ではシーズン初勝利を挙げたのが11年・9月上旬、12年・8月中旬と、負担重量が重くなってくる秋頃から真骨頂を発揮。本格化してきた2010年シーズン以降、9月・10月は、岩見沢記念(10年4着、11年2着)、北見記念(10年2着、11年・12年と連覇)の2重賞を含め13戦6勝、2着4回の好相性を誇ります。得意の季節を迎え、今季初勝利を重賞で飾る可能性もありそうです。
 障害が安定して大崩れがなくなってきたニュータカラコマにも警戒が必要といえます。

  9月30日(月)のメイン第10レースは、千樹橋特別(B2級-1組・20:10発走予定)。9月23日に行われた秋分特別(B2級-1組)の1、7着馬を除く8頭と、前走B2級の平場戦を使われてきた2頭が争います。
 注目は秋分特別の上位馬。なかでも、1番人気にこたえた3歳馬と追い比べの末、コンマ6秒差2着のカネサマドカ、さらに1秒0差で3着のサカノテツワンでしょう。カネサマドカは古馬混合で初の特別挑戦でしたが、ひと腰先頭で第2障害をクリアし踏ん張りました。今回は特別2戦目で慣れも見込めるはずです。サカノテツワンは障害巧者。B2級-1組特別ではこれで3、4、3着と崩れがありません。
 別路線の2頭では、決め手あるマゴコロに注目。前走B2級-2組では障害のカカリも上々で、余裕ある勝利でした。
 秋分特別では2番人気で9着と大敗したベニコマは、前々走でも2着とはいえ障害で崩れており、立て直しが期待されます。

今週の見どころ(9/21~9/23)

2013年9月20日(金)

 今季の2歳オープン特別は、牝馬限定戦は2度実施されていますが、牡馬限定戦は、9月22日(日)の準メインに行われる青雲賞が初めて。過去5回では、このレースの勝ち馬5頭中4頭が、その後、2歳シーズン三冠(ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップ、イレネー記念)のうち最低1つは制しているという出世レース。今年は6勝を挙げている馬が参戦していますが、勝ち星では過去5年の出走馬中で最多(10年の7勝馬オイドンは出走取消)。果たしてどんなレースを見せてくれるのか楽しみです。

今週のコース使用方法出走馬が9頭以下の場合)】
→10コースに最後の番号の馬が入るように使用(詳細はこちら

 9月21日(土)のメイン第10レースは、オッズパーク杯(B1級-1組・20:10発走予定)
 決め手上位のキタノストロングに期待。前走フォーマルハウト特別(B1・B2級決勝混合)ではトップハンデを課せられながらも、離れた障害クリアからしっかり末脚を伸ばして3着を確保しました。それぞれ30キロ差、45キロ差があった1、2着馬とはタイム差がありましたが、両馬はここには不在。引き続きトップハンデですが、最大5キロ差しかないので戦いやすいはずです。8月には今回と同条件のデネブ特別や、A1・A2級との混合特別も制している実績を考えれば、巻き返して当然でしょう。
 勢いではレインボーライデンに注目。4走前に今季初勝利を挙げると、それまで勝ち切れなかったのが嘘のように4連勝。B1昇級初戦だった前走のB1級-2組特別では、スギノファントム、ワールドピサ、トカチタカラといったB1級の安定勢力を下しており、このクラスでも十分通用する力をアピールしています。
 デネブ特別で僅差3着をはじめB1級で善戦を続けるテルシゲや、スギノファントムも、展開さえ向けば首位まで望める存在といえます。

 9月22日(日)のメイン第10レースは、野分特別(A1級混合・20:10発走予定)。オープン2頭、A1級7頭が争います。
 本来であれば、今季、旭川記念と北斗賞で3着があるホリセンショウが大本命という一戦。しかし、北斗賞のあと3開催空けての前走A1級混合では、30キロ以上も体重を減らしており7着でした。もともとは障害力で勝負するタイプなので巻き返してくる可能性はありそうですが、全幅の信頼は置きにくいものはあります。
 シベチャタイガーは障害巧者で、8月のばんえいグランプリで僅差5着の実績があります。近5走では、降雨のなかでのレースとなった3走前以外は大きく崩れていません。展開待ちという面はありますが、安定感にかけてみるのも手でしょう。
 アオノレクサスもばんえいグランプリに出走して7着でしたが、障害はひと腰でまとめていました。障害力を生かした積極策で、ここもどこまで踏ん張れるでしょうか。
 前述の3頭とは対照的に、グランドペガサスは末脚勝負型。前半で流れに乗れれば、追う者の強みで、先行勢をまとめて差し切るシーンも考えられます。

 この日の第9レースには、青雲賞(2歳牡馬オープン・19:30発走予定)が組まれています。2歳牡馬にとっては今季最初の特別戦です。
 デビューから8戦して6勝、2、3着各1回というハクタイホウの相手探しといえます。前走の2歳A級-1組(9月8日)では2着と不覚を取りましたが、コンマ9秒先着されたホクショウマックスのほうが5キロ軽かったということもあるでしょう。同馬が回避した今回は負けられません。
 同じ前走で3着だったブラックニセイは、ハクタイホウが3着に敗れたレース(5月5日)の勝ち馬。このところ馬体重の変動が激しいのは気になりますが、障害巧者だけに崩れはないでしょう。

  9月23日(祝・月)のメイン第10レースは、秋分特別(B2級-1組・20:10発走予定)。B2級では抜けた存在だった3歳馬コウシュハウンカイがB1へ昇級したため、混戦模様となりました。同馬に苦杯を舐めてきた馬たちの巻き返しがありそうです。
 なかでも注目は切れる末脚が自慢のベニコマ。近2走ともコウシュハウンカイの2着に好走し、3着には5秒以上の差をつけていました。前走フォーマルハウト特別(B1・B2級決勝混合)では第2障害で両膝をつく大きなロスがありながらも、追い込んで最終的に連対は確保。負担重量へ慣れも見込め、強敵が抜けた今回は負けられないところでしょう。
 スーパートップヒメもコウシュハウンカイ、ベニコマと一緒の近2走を使われ3、7着。フォーマルハウト特別では天板に脚をかけたところで体勢を崩してしまいましたが、もともとは障害巧者だけに立て直しが見込めます。
 障害力と先行力が武器のサカノテツワン、末脚がハマると一発がありそうなダイコクパワーや、今回がB2昇級初戦でも、ばんえい大賞典ではコウシュハウンカイに先着していた実績があるオレノココロも争覇圏でしょう。

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