NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
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門別でデビューしたスターサンドビーチは2戦して勝てなかったものの、フレッシュチャレンジの勝ち馬ナンパセンはその後2歳オープンを2勝、アタックチャレンジの勝ち馬ミランミランは鎌倉記念2着と、ともにレベルが高かった。そして笠松に移籍して3連勝。前走ジュニアクラウンでは、逃げたセンゴクブショウをぴたりとマークしての一騎打ち。直線で競り落とすと2馬身半差をつけ、ゴール前は余裕があった。笠松では負けなしで重賞制覇の期待だ。
ゴーゴーバースデイはここまで6戦してすべて3着以内。スターサンドビーチには2度先着されているが、8馬身差で圧勝した8月2日の小紋特別でマークした勝ちタイム、良馬場1分28秒9は、今年の笠松1400メートルの2歳戦では最速のタイム。重賞の舞台で逆転の可能性はおおいにありそう。
センゴクブショウもここまで4戦してすべて3着以内。しかし、ゴーゴーバースデイ、メイプルギン、そしてスターサンドビーチと、今回の出走馬にことごとく先着されている。ここも上位争いまでか。
メイプルギンも好走を続け、世代最初の準重賞・秋風ジュニアでセンゴクブショウ、ゴーゴーバースデイをしりぞけて初勝利。ただ続く前走ジュニアクラウンで中団まま見せ場なく6着に敗れたのが気になるところ。能力的にはそれほど差はないはず。
2走前の新月特別を圧勝したリョーマにも一発を期待。
◎1スターサンドビーチ
○4ゴーゴーバースデイ
▲9センゴクブショウ
△2メイプルギン
△7リョーマ
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テイエムフォンテは中央2勝クラスから障害戦を使われて転入。佐賀では6戦4勝、2着1回。大敗はサマーチャンピオンJpnIIIだけで底を見せていない。吉野ヶ里記念は2着だったが、勝ったテイエムフェローが不在となれば、重賞制覇のチャンスが巡ってきたといえそう。
ダートグレード5勝の実績で転入したテイエムサウスダンは、移籍後は姫路への遠征も含めてここまで7戦1勝、2着2回と期待ほどの成績は収められていない。とはいえ佐賀1400メートルで良馬場1分29秒0、重馬場1分27秒5という持ちタイムがあり、地元同士の重賞なら勝ち負けになる能力はある。
グローリーは勝ち切れないレースが多いものの、崩れることもない。ここ1年ほどは中距離を中心に使われているが、佐賀1400メートルでは11戦4勝、2着3回と成績は悪くない。ただ昨年のこのレースでは6着だったように、トップクラスとの対戦では、この距離がベストではないのかもしれない。2番枠から好位がとれるか、展開がカギになりそう。
サトノスライヴは中央時代から1700、1800メートルを中心に使われ、今年5月のスプリングカップ(1800メートル)ではテイエムフェローの3着。能力的には重賞でも通用するが、初めての1400メートルでその能力が発揮できるかどうか。
中央時代から短距離に特化して使われ重賞初挑戦となるテイエムヒマラヤ、中央2勝クラスから高知を経由して転入初戦となるロードミッドナイトらも連下争いなら。
◎4テイエムフォンテ
◯10テイエムサウスダン
▲2グローリー
△9サトノスライヴ
△8テイエムヒマラヤ
△7ロードミッドナイト
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トライアルとして行われた石川テレビ杯1〜3着馬の再戦といえるメンバー。その石川テレビ杯は、ビバロジータが単騎マイペースで逃げると、3コーナー過ぎではショウガマッタナシ、エムティパルが追ってきて3頭の勝負。直線を向いてビバロジータの吉原寛人騎手が気合を入れると差を広げ、直線半ばからビジョンで後続の脚色を確認しながら余裕をもってのゴールとなった。2着争いは、ショウガマッタナシをエムティパルがとらえ2着でゴール。ビバロジータとは3馬身差がついていた。
ビバロジータは続く前走もマイペースで逃げ、後続が迫ればそのぶんだけ離してという楽な勝ち方で金沢転入後2連勝。直線単独で先頭に立つと頭を上げて遊ぶような面があり、直線で吉原騎手がムチを入れているのはそのためだろう。そのレース内容からも、石川テレビ杯での着差以上に能力差はあると見る。
相手はエムティパルかショウガマッタナシか。この2頭は前走竜胆特別でも再戦。ショウガマッタナシが3コーナー過ぎで先頭に立って直線を向くと、追ってきたエムティパルがゴール前でとらえ3/4馬身差で勝利。前にビバロジータがいたかいなかったかの違いだけで、石川テレビ杯と同じようなレース内容だった。そのレースぶりからエムティパルに分がありそうだが、エムティパルがビバロジータに真っ向勝負を挑めば、ショウガマッタナシの逆転というシーンも可能性としてありそう。
9月の準重賞・くろゆり賞は向正面から2頭の一騎打ちとなって、ショウガマッタナシを3/4馬身差でしりぞけたのがエムザックドリーム。その後の竜胆特別では4着に負けているが、展開次第では再度の逆転で3着に食い込む可能性はある。
ミヤギロードは2連勝中だが、ここで割って入るにはさらなる上積みが必要。
◎7ビバロジータ
◯2エムティパル
▲10ショウガマッタナシ
△1エムザックドリーム
△5ミヤギロード
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ミヤギヴォイジャーはここまで6戦2勝、2着2回。先手がとれないともろいこともありジュニアグランプリでは大敗したが、前走岩手デビュー限定戦では3番手から逃げ馬を4コーナーで競り落とし、競り合って強いところを見せた。今回、ネクストスター盛岡の1、2着馬不在のメンバーなら能力上位とみる。あとはまだ勝ち星のない盛岡コースがどうか。
相手には、その岩手デビュー限定戦で2着だったマルケイロジャー。3コーナー手前からミヤギヴォイジャーを追いかけて、直線ではじわじわと離されたものの、食い下がったのはこの馬だけだった。
ネクストスター盛岡は、1、2着馬こそ人気上位馬だったが、3着は10番人気ユウユウコラソン、4着が8番人気マツリダマスラオと、連下には人気薄が入った。マツリダマスラオが勝ち馬を追って直線やや脚が上がったのに対し、ユウユウコラソンは中団で脚を溜めて直線伸びてきた。レースぶりとしては前を追いかけて厳しいレースをしたマツリダマスラオを評価する。
コニパはネクストスター盛岡で8着だったが、4着マツリダマスラオとはコンマ3秒差。盛岡1000メートルのデビュー戦を1分0秒9の好タイムで大差圧勝していただけに、巻き返す余地はありそう。
◎5ミヤギヴォイジャー
◯4マルケイロジャー
▲2マツリダマスラオ
△1ユウユウコラソン
△9コニパ
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過去3年連続で遠征馬が勝っているこのレースだが、今回は地元のイナズマテーラーに期待する。昨年のこのレースでは6着だったが、その後1230メートル戦で7戦3勝、2着2回、3着1回。特に3走前の良馬場1分18秒2は、昨年10月以降1年間に行われた1230メートル戦で2番目に速い勝ちタイム。園田が白い砂に変わった2020年以降、このレースの勝ちタイムは1分16〜17秒台で決着していたが、昨年のダノンジャスティスが1分18秒6で、それ以降はやや時計がかかるようになったようだ。近走1230メートルに特化して使われているレースぶりから6歳での重賞初制覇に期待する。
高知のイモータルスモークは、園田チャレンジカップで3番手から直線で抜け出し快勝。大山龍太郎騎手はそれが重賞初制覇で、引き続き手綱を任された。820メートルの園田FCスプリントで2着、船橋1000メートルの習志野きらっとスプリントでも5着とまずまずの好走を見せており、距離短縮は歓迎で、内の3番枠もこの距離ではプラスになりそう。
大井のローウェルは前走アフター5スター賞こそ大敗したが、大井移籍後の1000〜1200メートルの特別戦では崩れたことがなく、このメンバーなら勝負になる。初めての園田の小回りコースをこなせるかがカギをなりそうだが、そこは経験豊富な吉原寛人騎手だけに心強い。
ベストマッチョは昨年のこのレースで直線抜け出して完全に勝ったかと思ったところ、ダノンジャスティスの強襲で惜しくもクビ差2着。ただ今年は前走の3着が最高着順でやや差も開いていた。11歳となって昨年ほどのパフォーマンスができるかどうか。
地元勢では今年3着以内を外したのが笠松遠征のくろゆり賞だけというヒメツルイチモンジ、前走に続いて小牧太騎手が手綱のエコロクラージュらも上位食い込みが期待できそう。
◎5イナズマテーラー
◯3イモータルスモーク
▲12ローウェル
△9ベストマッチョ
△6ヒメツルイチモンジ
△8エコロクラージュ
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