
エイシンハリアーは、デビューした北海道ではデビュー戦のフレッシュチャレンジを勝ったのみだが、その後も崩れることなく2歳オープン特別で善戦を続けた。門別では一度だけ3着以内を外したが、それも勝ったのが、のちに全日本2歳優駿JpnIで5着に好走するジュゲムーンでコンマ9秒差の4着。兵庫に移籍して兵庫ユースカップを制し、佐賀に遠征したネクストスター西日本は、またもジュゲムーンに阻まれ、今度は2馬身差で2着。兵庫チャンピオンシップJpnIIは、地方馬では5着エイズレーヴに次ぐ6着だったが、3〜4コーナーで前の中央勢を積極的にとらえに行ったぶん、最後が甘くなった。ここは地方馬同士で兵庫チャンピオンシップJpnIIほど流れが厳しくはならず、積極的に勝負に行っても粘りきれるとみる。
ケイズレーヴはカワテンマックスやページェントなど強敵相手に4戦連続重賞で2着・3着と勝ちきれなかったが、ネクストスター中日本で重賞初勝利。兵庫チャンピオンシップJpnIIでは前述のとおり5着だが、上位勢と同じような脚色でしっかり伸びていた。厳しいペースを経験しての上積みに期待。
デビューから無敗のまま5連勝で駿蹄賞を制したカワテンマックスだが、東海優駿で初の敗戦を喫した。4コーナー手前から追い通しとなって直線半ばで失速して6着。今回はそこから中7日での出走。前回の負け方から精神的なところが気になっての3番手評価まで。
ドライブアウェイは、2歳時のネクストスター高知を古馬並みのタイムで制したときは世代ナンバーワンかと思われたが、その後は勝ったり負けたり。出遅れなど自分の形にもちこめないとさっぱりだが、遠征した兵庫クイーンセレクションは大差で圧勝した。逃げたル・プランタン賞でも勝ちきれなかったところを見ると、精神面だけでなく成長力も課題かもしれない。
ベラジオドリームもここまで3着以内を外したのはJpnIIの兵庫ジュニアグランプリ(6着)だけ。兵庫若駒賞、菊水賞は、無敵のオケマルに真っ向勝負を挑んで、それぞれ3着、2着。ただ大きな差をつけられているだけに、このメンバーに入ってどうか。
◎10エイシンハリアー
◯12ケイズレーヴ
▲9カワテンマックス
△8ドライブアウェイ
△3ベラジオドリーム
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