NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
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今年最初に行われたウィナーズチャレンジ(6月7日)を勝ったエムティアンは、JRA函館2歳ステークスの出走権を獲得し、ここは不在。そのエムティアンが好位3番手追走から直線先頭に立って押し切ったのに対して、2着のステッペンウルフは、中団うしろから早めに差を詰めたが、とらえるところまではいかなかった。最後にいい脚を使ったのはステッペンウルフのほうで、1馬身差は道中の位置取りの差。ここであらためて能力の差を見せてくれそう。鞍上の山本咲希到騎手は、19日に行われたヤングジョッキーズシリーズ・トライアルラウンド船橋の第1戦を制し、さらにその2日後にはディナスティーアでヒダカソウカップを制して重賞初制覇を果たすなど絶好調。その勢いに乗ってみる手はある。
ハッピーエマーブルは、フレッシュチャレンジこそ惜しくもアタマ差2着だったが、続く前走アタックチャレンジは抜群のスタートからハナを奪うと、直線では後続を突き放し、まったく危なげのないレースぶりで完勝。強いレースをしていた。
シェリーアモールのフレッシュチャレンジ勝ちは、3コーナーまでにじわじわと先頭に立つと、直線では軽く追われただけで2着に4馬身差をつける楽勝。素質の高さを感じさせるレースぶりだった。
今シーズン開幕日のスーパーフレッシュチャレンジは濃霧のため取止めとなってしまい、仕切り直しとなった5月2日のスーパーフレッシュを勝ったのがイグナシオドーロ。新種牡馬ヴィットリオドーロの産駒として期待がかかる。
6月7日のウィナーズチャレンジで4着だったダイキンボシ、同3着のエアースピーダー、さらに1200メートルのフレッシュチャレンジを勝ったホワイトヘッドらにはまだまだ上積みがありそう。
◎5ステッペンウルフ
○3ハッピーエマーブル
▲13シェリーアモール
△8イグナシオドーロ
△2ダイキンボシ
△4エアースピーダー
△14ホワイトヘッド
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ウォーターループは、東海ダービーこそ3着だったが、その前には東海クイーンカップから新設のぎふ清流カップを連勝。そのぎふ清流カップでハナ差2着にしりぞけたクルセイズスピリツは、大井に移籍して26日の優駿スプリントを11番人気ながら制して見せた。東海ダービーで残念ながら連勝が途切れたサムライドライブが不在となれば、ウォーターループは同世代の牝馬同士では一歩抜けた存在といえそう。
サラヒメは、北海道所属の2歳時に園田プリンセスカップを制したが、その後は勝ち馬から1秒以上の差をつけられての敗戦が続いていた。ところが前走古馬A3特別ではコンマ2秒差3着と久々の好走。3歳のこの時期にこのクラスで互角の勝負ができるなら見直す手はある。
名古屋の若草賞を制したレコパンハロウィーだが、後方から直線一気という脚質ゆえ、展開次第の他力本願という面は否めず、勝ちきれないレースが続いている。今回初めての笠松コースでやはり展開頼みとなりそう。
菊水賞2着など重賞で常に上位争いのフセノラン、3歳1組特別を2連勝して充実ぶりを感じさせるマーメイドモアナらも能力的にそれほど差はない。
目下4連勝中のマッシヴアクトレスだが、いきなりの相手強化となるため今回は様子見。
◎4ウォーターループ
○6サラヒメ
▲8レコパンハロウィー
△2フセノラン
△5マーメイドモアナ
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スターギアは昨秋門別から転入後、8戦して7連対。唯一連対を外したのは昨年11月のプリンセスカップだが、先着された3頭はすべて北海道からの遠征馬。正月の金杯では、先日の岩手ダービーダイヤモンドカップを制したチャイヤプーンの2着があり、留守杯日高賞の2着も勝ったのは北海道からの遠征馬だった。地元馬で先着されているのは、チャイヤプーンと前走のアップバングだけ。メンバーが軽くなったここは負けられない一戦だ。
サンエイスターダムは冬季の川崎一時移籍から戻っての今シーズンは、勝ち星こそないものの3歳の上級クラスで常に掲示板の好走。2歳時に挙げている3勝は水沢1300/1400メートル戦だけに、ここでも好走が期待できそう。
ダンストンラソは浦和から移籍後、盛岡の短距離で2連勝。ただデビューした門別では1000メートル戦のみを使われ、南関東では4回出走した1400メートル戦ではいずれも惨敗という成績だけに、今回の1400メートルも不安ではある。能力の高さでどこまでカバーできるか。
中央未勝利から転入して3歳C級で2連勝のタイセイターゲット、門別でアタックチャレンジ勝ちの実績も前走が岩手初勝利のシグラップアモーレ、中央未勝利から転入初戦となるビーチキャンドルらが上位争いに食い込めるかどうか。
◎2スターギア
○6サンエイスターダム
▲9ダンストンラソ
△10タイセイターゲット
△4シグラップアモーレ
△8ビーチキャンドル
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このレース3連覇のかかるジュエルクイーンには、牝馬同士なら負けられない一線だ。昨年のこのレースでは2着に9馬身差をつけ、しかもオヤコダカのコースレコードを更新する文句のつけようのない圧勝だった。得意の内回りコースなら、なお他馬に対して優位に立つ。
ディナスティーアは今シーズン転入後1200メートル戦のみを使われ、2走前には5馬身差の圧勝があるなど高いレベルで好走している。門別1600メートルは初めてだが、中央時代はダート1400-1700メートルを使われていただけに対応できると見る。
アップトゥユーが北海道に戻っての初戦となった1800メートル戦は、ジュエルクイーンに1秒5離されての5着。今回、強力な相手が得意の内回りになってということでは逆転までは難しいが、2走目の上積みがあれば前走以上の走りも期待できる。
中央1000万条件から転入初戦のアルティマウェポン、中央500万条件から転入して条件戦を3連勝中のクオリティスタートは、ともにここが試金石となりそうな一戦。
◎8ジュエルクイーン
○6ディナスティーア
▲2アップトゥユー
△9アルティマウェポン
△11クオリティスタート
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ナチュラリーは、3走前の名古屋遠征、さらに2走前の地元戦、ともに10着と惨敗だったが、前走1230メートル戦ではクビ、クビ、アタマ差という大接戦の2着に巻き返した。この超短距離は初めての挑戦だが、園田1230メートル戦は4戦して1勝、2着3回という成績だけにここでも期待できそう。2歳時以来の重賞勝ちとなるかどうか。
サンライズトークは中央1000万条件から転入し、ここまで園田1230メートル戦のみを使われて5戦3勝、2着1回。8歳だがまだまだやれそう。目下全国リーディングの鞍上の勢いも後押しになりそう。
チェリーサマーは中央準オープンから転入初戦となった前走1400メートル戦がやや差のある5着。中央時代は6勝をマークし、1200メートルで4勝、1000メートル戦でも2勝。さらに短い今回の距離でも期待できそうだ。
高知勢はこのレース過去に2勝を挙げているばかりでなく、昨年まで7回のうち馬券にからめなかったのは2012年の第2回だけと大活躍。今年も2頭が遠征してきた。これまでよりもやや小粒なメンバーだが、カイロスは昨年4着も勝ち馬からはコンマ3秒差。今年はまだ勝ち星はなく、8歳になるがそのスピードはあなどれない。
兵庫ダービーを制しているインディウムだが、最近はすっかり短距離路線を使われるようになり、さらに短いここで新たな一面をアピールできるかどうか。
◎9ナチュラリー
○4サンライズトーク
▲10チェリーサマー
△2カイロス
△7インディウム
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