
ペップセの連覇に期待する。昨年のこのレース以来勝ち星がないが、2着好走は多数。前走名港盃は9着だが、昨年も名港盃7着からこのレースを制した。ほかに重賞勝ちがある馬が、ここ2戦惨敗のネオアマゾネスに、3歳のゴーゴーバースデイだけというメンバーなら、実績的にも最上位。
エイシンコソンテは南関東B3から転入して、笠松・名古屋ではB級からA級の特別で5戦連続3着以内。転入後重賞初挑戦となった前走くろゆり賞は6着だが、勝ったイイネイイネイイネとはコンマ2秒差。しかも逃げてぴたりと直後でマークされる厳しい展開で、直線半ばまで先頭だったことでは、紅一点というメンバーでむしろ好走といえる。今回、牝馬同士のメンバーとなればチャンスは大きい。
キスリングは、2・3歳時は重賞で好走があったが、4歳となった今年はブルーリボンマイルで7着。ただそのときは遠征勢が強かった。今回は東海限定で相手はかなり楽になった。前走920メートルのA1特別は流れも厳しく見せ場をつくれなかったが、A2・A3特別で勝ち負けという実力なら通用する。
エイシンジョルトは兵庫B級から転入初戦の前走A4B3特別を楽に逃げ切った。今回、一気の相手強化でどこまでやれるか。
コトシロは昨年11月と今年2月に1400メートルのA級特別を勝利。その後、1600/1900メートルではやや差のある結果だが、1400メートルに戻って能力を発揮できれば。
◎6ペップセ
◯5エイシンコソンテ
▲8キスリング
△2エイシンジョルト
△3コトシロ
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アエノブライアンは大井から転入した昨年5月以降、12戦して連対を外したのは一度だけ。しかも中長距離の重賞では6戦2勝、2着4回。その2着4回の勝ち馬が今回いずれも不在ということでは、やはりこの馬が中心となる。
前走阿蘇山特別では、勝ったアエノブライアンの直後をコスモファルネーゼがぴたりとマークしたが、最後まで差を詰められず1馬身差2着。そして2馬身半差3着がダノンターキッシュ。2走前の佐賀王冠賞では、2着アエノブライアンに、1馬身差3着ダノンターキッシュ、5馬身離れて4着にコスモファルネーゼだったから、今回もアエノブライアンを中心に、この2頭の2、3着争いとなりそう。佐賀王冠賞でゴール前アエノブライアンに迫る脚を見せたダノンターキッシュを2番手にとった。
カシノブレンドは中央3勝クラスから今年春に転入。初戦こそ6着で、その後勝ちきれてはいないものの掲示板を外すことなくA1・A2の1400メートル戦で2着が3回。中央の3勝クラスでは1600〜1800メートルを中心に使われてきて、佐賀で初めての中距離戦となった前走・阿蘇山特別では上記3頭に次ぐ4着。ここでもやはり一角崩しの連下までか。
フレイムソードは阿蘇山特別は7着だったが、6月には1400メートルで2戦好走。昨年佐賀のC級からB級であはあるものの中距離で連勝していた経験があり、あらためて前走に続いて1750メートル戦でどうか。
◎5アエノブライアン
◯8ダノンターキッシュ
▲2コスモファルネーゼ
△6カシノブレンド
△3フレイムソード
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3・4歳の混合重賞で、一般的に年長の4歳有利と言われるが、過去10年のデータを見ると4歳馬6勝、3歳馬4勝。3着内では4歳馬18頭、3歳馬12頭と、やはり若干ではあるが4歳馬有利となっている。ただ、ここ2年は4歳馬が3着まで独占、3年前は3歳馬が3着まで独占。これは世代間の能力差といえるかもしれない。実際に、2022、23年は同じ3頭が順序を変えて3着以内に入っていた。その中の1頭、クリスタルコルドは昨年5歳で北斗賞、旭川記念を制し、今年も旭川記念勝利。同世代には、2歳シーズン二冠、3歳二冠、4歳シーズン三冠を制したキングフェスタもいるので、2年連続で3着以内を独占した現6歳世代は、やはりレベルが高い。
まず消去法でいくと、トップハンデ・ライジンサンは、今季初戦が柏林賞7着で、それ以来の2戦目ということでは、まだここではないだろう。となると4歳の主力はスマイルカナ、カフカだが、ともに牝馬で680キロを背負うのはいかにも厳しい。カフカは柏林賞を680キロで勝ったが、今回は670キロ以下が4頭もいることで、柏林賞とは違って流れが厳しくなる。
そうしたところで4歳馬では、柏林賞2着のあとも好調で、前走山鳩賞も2着だったショータイムの680キロが有利に映る。
3歳のキョウエイエースは、ライジンサンに次ぐ690キロだが、ばんえい大賞典2着時と同じで、前走オッズパーク杯・ばんえいスタートロフィーを制した実力なら勝利を狙える。
スーパーシンもばんえい大賞典と同じ670キロ。今回も20キロ差のキョウエイエースとは、そのばんえい大賞典では僅差の3着だったが、逆転まで可能。
ウンカイダイマオーもばんえい大賞典(5着)と同じ660キロなら馬券圏内を狙えそう。
ウルトラコタロウは、柏林賞3着で重賞3着がじつに7度目。臨戦過程の着順は悪くても重賞ではきっちり3着にもってくるので、ここも3着に押さえておきたい。
◎5ショータイム
◯8キョウエイエース
▲9スーパーシン
△10ウンカイダイマオー
△1ウルトラコタロウ
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10歳のゴールドギアはここにきて2連勝と復活した印象。4年も前になるが中央芝のオープン勝ちがあり、一昨年盛岡の芝で3戦好走。OROカップは3着だった。昨年盛岡の芝コースが使えなくなったのは、この馬にとっては残念だったと思われる。ただダートでも、すずらん賞、北上川大賞典でともに3着と好走していた。名古屋に移籍して笠松のA1特別を勝って再転入初戦となった前走せきれい賞は、道中縦長の中団から徐々に位置取りを上げると、手応え十分に4コーナーを回って直線突き抜けた。岩手では2023年のかきつばた賞以来、じつに2年ぶりの勝ち星となった。得意の盛岡芝コースで連勝を狙う。
浦和から遠征のリュウノアンは、3年前の3歳時に盛岡芝のはまなす賞を制した。今年春はC1で足踏みしていたが、ここ3戦、浦和2000メートルの特別戦で1、3、1着と上昇。その実力で、盛岡芝実績があれば勝ち負けまで狙える。
マンダリンヒーローはアメリカ遠征から帰国して以降、勝てそうで勝てないまま5歳になった。特にここ3戦は着外が続いて、人気を落とすなら狙ってみたい。芝初挑戦となるはずだった昨年のせきれい賞は、前述のとおりダート変更となって、それでも2着好走。ダートコースで予定されていたOROカップは悪天候で取止めになるなど運もない。1年越しとなる芝への初挑戦で変わり身を見せるかどうか。
中央で芝オープン勝ちの実績があったシャイニーロックは、今年岩手に転入して下級条件から連勝、前走いしがきマイラーズを6馬身差で圧勝した。しかしながら、11番人気で2着だったグレートキャンベラは続くせきれい賞で8着、3着だったカナオールウェイズもせきれい賞で5着と、いしがきマイラーズはレースレベルにやや疑問が残るだけに、シャイニーロックは相手候補まで。
一昨年のせきれい賞を制した大井のヴィゴーレ、南関東のA2B1特別で好走しているペルマナントらも軽視はできない。
◎6ゴールドギア
◯2リュウノアン
▲9マンダリンヒーロー
△3シャイニーロック
△7ヴィゴーレ
△4ペルマナント
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ブライトファントムは中央から転入して昨年は1500/1700メートルで好成績を残していたが、年明け2戦目からはこの超短距離を中心に使われるようになって920メートルで6戦4勝、3着2回。準重賞の湾岸スターカップを勝って、さらにA1特別も連勝して目下3連勝。前走の勝ちタイム54秒3はメンバー中最速。5歳になってこの舞台で素質開花といえそうだ。
ラヴラブクロフネは、ブライトファントムが3連勝とした琉金特別では序盤からハナに立ってレースを引っ張り、直線でも先頭でそのまま押し切るかに思えたが、最後はブライトファントムの瞬発力に屈して1馬身差2着。続く前走、習志野きらっとスプリントでも南関東の快速馬相手にハナを主張し、6着ではあったが勝ち馬と1秒1差は評価できるもの。厳しい相手とのレースを経験しての上積みがあれば逆転も。
中央2勝クラスから転入初戦となるのがマリブパイン。昨年春に昇級した2勝クラスでは9戦して6着が最高という成績だったが、1000〜1400メートルで常に勝ち馬とは1秒前後の差と、着順ほどは負けていない。いきなり勝ち負けになる可能性はある。
ベストリーガードはダート1700/1800メートルの中央オープンで上位実績。船橋を経由しての転入初戦となった920メートル戦でハナ差2着に好走し、転入3戦目で臨んだ昨年のこのレースを制した。連覇が期待される一戦だが、半年ぶりの休み明けでどうか。
ツキシロは1500/1700メートルのA級特別で好走を続け、今回初めての920メートルの舞台でどうか。
フィードバックはこれまで名古屋920メートル戦には5回出走して、いずれも勝ち馬とは1秒以内の差で掲示板は確保しているが、迫る場面まではない。湾岸スターカップでも、勝ったブライトファントムに0秒5差の4着だった。今回も連下争いまで。
◎11ブライトファントム
◯5ラヴラブクロフネ
▲1マリブパイン
△4ベストリーガード
△10ツキシロ
△6フィードバック
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