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斎藤修NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。

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【7/13盛岡・岩鷲賞】転入2連勝のスプラウティング
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 スプラウティングは、中央3勝クラスで頭打ちとなっての転入で2連勝。ただその2戦とも2着馬とは接戦で、前走盛岡1200メートルの勝ちタイムが1分12秒2。盛岡のダートコースは開催によってかなりタイムが変わるのでそのあたりがどうかだが、このレースが盛岡1200メートルとなった過去9回で1分12秒台の決着は1回だけでそれ以外は10秒台か11秒台。あくまでも連軸としての本命。
 エメラルドビーチも中央3勝クラスからの転入。初戦の栗駒賞はスプラウティングの3着に敗れたが、続く前走盛岡1000メートルのスプリント特別ではコースレコードにコンマ4秒差と迫る58秒5という好タイムで完勝。中央のダートでは1200メートルでの勝ち星もあり、この距離なら逆転の可能性もある。
 昨年、同じ盛岡1200メートルの絆カップを制したのがウラヤ。こちらも元は中央3勝クラス。ただウラヤは中央時代も含めて1200メートルを使ったのはそれが唯一。あらためて1200メートルの適性が問われる。
 印の順番はつけたが、この3頭は差はなさそう。馬券的には人気がない馬から狙ってみてもおもしろそう。
 ロードオブザチェコも中央3勝クラスからの転入で、前走水沢850メートルの早池峰スーパースプリントで2着。2走前のスプリント特別ではスプラウティングの4着で、南関東時代は1000メートル未満の超短距離で好走していただけに、距離は短いほうがよさそう。
 栗駒賞でスプラウティングと一騎打ちを演じたのがマツリダワールド。最後は3/4馬身差で振り切られたが、能力的に差はなさそう。ただ続く盛岡1200メートルのスプリント特別ではスプラウティングの5着に敗れており、デビュー以来1400/1600メートルを中心に使われてきただけに、この距離では割引か。
 エイシントルペードは兵庫からの転入初戦となった早池峰スーパースプリントを制した。やはり実績は1200メートル以下だが、今回は相手強化の一戦。
 ◎1スプラウティング
 ◯4エメラルドビーチ
 ▲2ウラヤ
 △12ロードオブザチェコ
 △9マツリダワールド
 △7エイシントルペード
 
 岩鷲賞の出走表はこちら


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2025/07/12
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