オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。 片野利沙が自身2度目の優勝を決めた!
レースは0ハンの鈴木景がマイペースで逃げる展開だった。片野は今田を早めに交わし2番手に立つと、後は鈴木景を捕えるだけだったが、インに入れそうで入れない状況が続いていた。しかし、執念の走りでついに鈴木景を差し切ってみせた。後ろからは小原がプレッシャーを与え続けていたが、ゴールまで先頭を守り切ってレースを終えることができた。準優勝は小原。3着には道中で踏ん張りを見せた仲口が入線した。
2級車の鈴木景が良い走りをしていたので楽な勝利ではなかったが、片野は諦めないで走ることができた。優勝への執着が栄冠を手繰り寄せたと言えよう。デビューして12年が経過したが、まだまだオートレーサーとしての成長はありそう。次は山陽でG2若獅子杯争奪戦が待っている。そこでの飛躍にも期待したい。
タイム上昇してきた小原望
前節ナイトレースと今節ナイターの初日いずれも本走タイム3.43秒で勝利した小原望。前節は準決勝戦も決勝戦も雨に見舞われたが、良走路の今節準決勝戦は3.424秒まで時計を上げてきた。最終日も良走路で迎えられそうな今節の決勝戦は40線の最内枠から山際真介を突っ張り先手を奪い前団へ攻め込み進出する。
山際真介は外枠時に良いスタートを切ることが多く、トップ旋回する可能性も考えておきたい。片野利沙が日ごとに本走タイムを上げていて、出足がムラなタイプの今田真輔を叩いて出られれば絶好の展開となろう。逆に今田真輔が準決勝戦のように後続への防戦に重点を置いて走ると、鈴木景斗の初優出・初優勝へと風向きが変わる。
◎ 4 小原望
○ 6 山際真介
△ 3 片野利沙
▲ 2 今田真輔
穴 1 鈴木景斗
おすすめの買い目
4-6=321
穴なら
1-2=346
文/鈴木
落合巧が初日から4連勝で完全V!
0ハン単騎から逃げていた占部は軽快に走っていたが、徐々にペースが落ちてきた。2番手に付けていた青山文がインから突破したが、後方から追い上げていた落合巧が両者をまとめ差し。そのまま後続を引き離して優勝を決めた。米里崇が落車するアクシデントはあったが、深谷俊などは精彩を欠き、番手を上げることができなかった。
前節から調子を上げていた落合巧は、今節の初日は2回乗りで連勝。準決も1着で通過し完全優勝となった。優勝は今年2度目で、通算では5V。以前からスピード面では良いモノを持っていたが、人を抜いていくレースがやや課題とされていた時期があった。それもレース経験を重ねるごとに技術が上がり、今ではしっかりと追い込む走りができている。まだまだ成長の余地が大いにある33期生。今後はグレードレースでも活躍する姿を見せてくれるだろう。
追い込み決まっている落合巧
1日2回乗りの初日から今節3戦全勝で優出した落合巧が、相手関係の一段と強化された決勝戦でも最重ハンから6車抜きしよう。準決勝戦では10m前の村瀬月乃丞と石貝武之を叩いて出る早仕掛けに成功。決勝戦では深谷俊太を叩くことは難しそうだが、阿部仁志と米里崇徳を叩く可能性まで考えられる。
深谷俊は今節の2戦とも速攻から大差で圧勝した。落合巧が来る前に前団を攻略してレース中盤までに先頭へ立つ展開を作れれば、三たびの独走シーンを披露して優勝までありうる。同様に新村嘉之も青山文敏に道中で張られたりせず逃げ展開に持ち込むとペースを上げられるエンジン状態だ。
初日は深谷俊が道智亮介との同期対決に気合い満点の走りを見せた。ここでは米里崇徳が同期の深谷俊に闘志を燃やして激走するか。
◎ 7 落合巧
○ 5 深谷俊太
△ 3 新村嘉之
▲ 2 青山文敏
穴 4 米里崇徳
おすすめの買い目
7=5-324
穴なら
4=7-532
文/鈴木
鈴木聡太が久しぶりに優勝を決めた!
0ハンのスタート争いは内枠の北爪が先行し生方が続く形。10線は高橋絵が先行し、大外の渋沢が続いていった。木村享はスタートダッシュが付かず、岩沼は後ろの鈴木聡に叩かれてしまった。
レースは北爪と生方の0ハン両者が軽快に逃げていたが、スタートで岩沼と木村享を叩いた鈴木聡が徐々に浮上し3番手に立った。そして、4周目に入るあたりで鈴木聡が北爪と生方をまとめ差し。追い足鋭く先頭に立つことができた。後ろでは生方が北爪を交わし準優勝。渋沢はなんとか車を押し上げ3着入線となった。
鈴木聡は2022年1月以来、通算8度目となる優勝。今節は初日から良い走りを見せており、優勝戦は展開こそ厳しかったが、見事に克服してみせた。さばきの技術自体はしっかりしているので、今のエンジン状態を持続できれば好成績を残し続けられるだろう。