オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。
オッズパークで発売しているオートレースの各開催(川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、飯塚オート、山陽オート)の展望や、グレードレース(SG、GI、GII)決勝の直前予想情報とレース結果を提供します。北爪勝義の大逃げを狙う
渋沢憲司と鈴木聡太の29期2名が今節の準決勝戦で速い本走タイム出ているので両者の追い上げは十分ありそうだが、ハンデ差や枠の内・外の差を加味すると0ハン2名や10線の内枠勢が振り切れる可能性も大いにある。
準決勝戦で直線の先伸びを示して野本佳章の追撃を封じ込めた北爪勝義の大逃げを狙いたい。まず、出たナリの1-2流し車券は押さえたいところ。大外枠でスタートを思いきり切りやすい渋沢憲司が10線からトップ旋回すれば0ハンを射程に入れられるし、準決勝戦を走り終えてエンジン(ほぼ)完調宣言の出た鈴木聡太も素早い追い上げ見せるケースある。
初日から鋭い飛び出しを連発している高橋絵莉子が0ハン両車を叩いていきなり先頭に立つようだと、道中は後続をブロックして粘り込むか。
◎ 1 北爪勝義
○ 6 渋沢憲司
△ 7 鈴木聡太
▲ 2 生方将人
穴 4 高橋絵莉子
おすすめの買い目
1-6=724
穴なら
4=7-162
文/鈴木
黒川京介が大会初制覇
黒川京介が今年のキューポラ杯ぶりとなる4度目のG1優勝
濡れ走路で始まった最終日は第9レース頃に雨が上がり、決勝戦12レースは完全には乾かなかったがスピードの出るコンディションでおこなわれた。
青山周平との全勝対決となった黒川京介は、4枠から鋭く飛び出して1枠の青山周をはじめとする内枠の3名を包んでトップスタート。そこへ乗って出るように5枠の佐藤摩弥がアウト伸びて2番手へ付け、さらに6枠の荒尾聡も足を伸ばしてきたが、青山周は前へ出させず3番手からの展開に。
3周回1コーナーで青山周が同期佐藤摩の内へ攻め込んで2番手へ上昇したが、黒川のスピードは周回を重ねるごとに増していき、レース後半は一人旅の様相。本走3.341秒の好タイムで独走ゴールとなった。
2枠と有利な位置を得ながら5番手発進になってしまった佐藤励だが、道中は荒尾聡や佐藤摩をイン戦で捌いて3着まで押し上げたから、車の状態は良かった。対して鈴木圭一郎は離れた後方のまま終わり、気候・不安定な走路状態に車がマッチしなかったのかも。
今期ランキングS3、10月から適用される次期S2の若武者は、今期のS1とS2に完勝して、今年7度目、デビュー通算14度目のグレード制覇。次は地元川口で1節走ったあと、来月上旬には『G2若獅子杯争奪戦』2度目の優勝をめざして、ここ山陽レース場へ戻ってくる。
文/鈴木
青山周平の完全優勝で幕を閉じそうだ!
4日間の予選、準決を戦い終え、ついに優出8人が出揃った。シリーズ中、無敗で優出となったのは青山周平と黒川京介。佐藤励は初日こそ3着だったが、そこからは3連勝で上り調子。鈴木圭一郎は初日、2日目と苦しんだが、3日目からは調子を取り戻し連勝で優出。佐藤摩弥はオール連対での優出となった。
スタート巧者がずらりと並んだので、レース直後の展開予想は難しい。1枠から6枠までは誰がトップスタートを切ってもおかしくない状況だ。それでも切り慣れたオープン戦の1枠に入った青山が先行しそう。青山が先頭を走れば強烈なブロック力を発揮し、後続を最後まで抑え切れる。ここは青山が完全優勝するとみた。
相手候補に指名したいのは黒川。4枠に入ったが、ここ一番での爆発力には定評があるので先行も十分。黒川が先頭を走るとハイペースの流れになり、誰も付いてこれない。黒川も完全優勝がかかっており気合は満点のはず。3連勝中の佐藤励にしてもトップスタートを決めるようなら優勝十分。鈴木圭、佐藤摩も序盤で好位置につけることができれば上位争いに参加できる。
◎ 1 青山周平
○ 4 黒川京介
△ 2 佐藤励
△ 3 鈴木圭一郎
▲ 5 佐藤摩弥
おすすめの買い目
1-2345-2345
別線は佐藤摩弥のスタート一気
5-1234

広瀬勝光が約8年半ぶりに栄冠をゲット!
0ハンから先行したのは広瀬勝。そこへ牛沢と谷島が続いていった。いきなり逃げに入った広瀬勝は、自分のコースを丁寧に回り、ペースを落とすことなく最後まで走り切り先頭ゴール。後ろでは、牛沢が離れ追走で谷島も付いていくのが一杯。前の3車は最後まで態勢が変わることなくレースを終えた。20線から単独の競走となった青木治は、10線3車を交わすまでで4着入線となった。
川口最終日のこの日は第5レースの試走後から降雨で重走路になった。雨を苦にしない広瀬勝にとって、トップスタートを切れたことは優勝の最大の要因。自分の好きなコースを回って走ることができた。広瀬勝は今年4回目の優出にして、今年の初優勝。通算では5度目の優勝となった。スタートの切れの良さは良走路でも示している。目下の課題はレース中盤から後半にかけてのペース配分か。レース序盤で自分の展開を作れることは多いので、その辺の課題が克服されればもっと優勝回数は増えていくことだろう。当分、地元での競走が続くので、エンジンのセッティング面でのアドバンテージはある。次の開催でも期待したところだ。
9R...鈴木圭一郎と永井大介が先行しそうだ
鈴木圭一郎と永井大介が3日目のように中央付近の枠からスタート先行する。この両者へ新井日和もカマシ気味に出て続きそう。丸山智史は道中に外コースを進む。中村雅人と早川清太郎は発走時に内へ包まれると展開が悪くなる。
◎ 4 鈴木圭一郎
○ 5 永井大介
△ 7 新井日和
▲ 6 丸山智史
穴 2 中村雅人
おすすめの買い目
4-5=762
穴なら
2=4-567
10R...先手の篠原睦を川口2名と伊藤信夫が追う
篠原睦は先行力があり、道中のスピードを上げつつ後続を防御する力もある。だが今やSGウイナーである佐藤励なら捌くシーンを見せられるかも。この夏ずっと平田雅崇のエンジンが充実している。伊藤信夫も最近の中では今節の仕上がり度が高い。
◎ 1 篠原睦
○ 2 佐藤励
△ 6 平田雅崇
▲ 7 伊藤信夫
穴 3 新井恵匠
おすすめの買い目
1=2-673
穴なら
3=1-267
11R...現状は荒尾聡よりも伸び優っている黒川京介
荒尾聡が枠番抽選で最内枠を得て大チャンスだが機力は前節の山陽から今ひとつ。黒川京介がスタート伸びていった勢いで捲って一気に先頭まで奪えそうだ。高橋貢が3日目のあとにクランク交換を決断。試走から気配に注目したい。加賀谷建明も上向きだと語っており、スタート包まれる・挟まれる危険のない大外枠はプラス材料にできるかも。
◎ 4 黒川京介
○ 1 荒尾聡
△ 5 森本優佑
▲ 6 高橋貢
穴 8 加賀谷建明
おすすめの買い目
4-1=568
穴なら
8=1-456
12R...ダッシュする青山周平に長田稚也が挑戦状
安定してスタート切れている青山周平が内寄り2枠ならスンナリ先手を奪おう。佐藤貴也と佐藤摩弥が飛び出して先行を狙ってくる。長田稚也はスタート包まれて番手を下げると苦戦もあるが、3日目に1枠で包まれたが盛り返した浦田信輔のように長田稚も上位争いへ加わるか。
◎ 2 青山周平
○ 1 長田稚也
△ 5 佐藤貴也
▲ 4 浦田信輔
穴 8 佐藤摩弥
おすすめの買い目
2-1=548
穴なら
8=2-154
文/鈴木