
岩見貴史が約一年ぶりに優勝を決めた!
0ハン単騎の岩沼が逃げ粘り、田中正がマークする展開で3番手に付けた押田和は攻略の糸口が見つからないでいたが、岩見がイン切り込み3番手を奪取。そこからは前を走る田中正と岩沼を交わし先頭に踊り出た。結果的にそのままゴールを迎えた。伊藤正真は好スタートを切った後、車を押し上げられないでいたが、最終周回で押田和と田中正を交わして3着入線。実力者・高橋貢は中団の車群にはまり、そこから抜け出せないままだった。
岩見は2024年4月以来、約一年ぶりとなる優勝で通算16Vとなった。試走タイムがあまり出ないことが多い岩見だが、この優勝戦では2番時計タイをマーク。勝負どころを逃さない差しの鋭さで久々に栄冠を勝ち取った。この後は浜松でG1ゴールデンレース、川口でG2川口記念とグレードレースでの出場が連続するが、最高の形で乗り込めるのではないだろうか。