
吉林直都が快速を見せつけ1級車で初V!
10線のスタート争いは鈴木辰が出だしは良かったが、チェンジを入れてからは吉林が伸びた。そのまま2周1コーナーで木部を捲ると、後続を引き離しにかかった。後ろでは栗原佳が石貝を交わし、吉林を追う態勢を整えたが、差を詰める前に鈴木圭にやられてしまう。鈴木圭は2番手に立てたものの、前を走る吉林との差は大きく2着が一杯だった。
吉林はハンデチャンスをしっかりとモノにした。上がりタイムも3・370をマークし、同期の栗原佳よりも数字が良かった。前節では栗原佳が完全優勝したが、今回は吉林。これからハンデは重くなっていくが、そうなったとしても十分通用しそうなセンスは感じられた。現在、浜松で不動のエースは鈴木圭だが、吉林や栗原佳が頭角を現してきているのでエースの座を脅かす存在になりそう。