![オートレース情報局](/autoraceinfo/img/saito.jpg)
仕上がり上々の浜野淳が完全優勝を目論む!
今節、初日に2回乗りだった浜野は、ここまで4走してオール1着。シリーズリーダーとしての存在感を十分に示している。優勝戦は30線に3車並んだ大外だが、スタートでカマシ切ってしまう可能性もあるし、そうでなくても道中で余裕を持って捌いていきそうだ。当然の本命に挙げられる。
0ハン単騎の西崎は今節好調で、レース序盤は展開を有利に進められる。10メートル後ろの番田は西崎を捕えるまではいかないか。20線の福永は後続にスタートで叩かれる不安があるし、エンジンの仕上がり的にももう一つの感がある。永島と山本将はスピード豊かなのでレース後半には勝負圏内にまで上がってこれそう。枠ナリのスタートになれば永島には優勝のチャンスもある。
◎ 6 浜野淳
○ 4 永島潤太郎
△ 5 山本将之
△ 1 西崎洋一郎
▲ 3 福永貴史
おすすめの買い目
6-1345-1345
穴なら
1-3456
黒川京介が先手の攻めを見せる
総合力に実績、それに準決勝戦のタイム差も考え合わせると青山周平が優勢に見えるが、 序盤の展開づくりが決まれば黒川京介の逆転は可能。準決勝戦の2周ホーム線や中盤に青木治親を差した際の直線を見ると、先伸びは青山周より鋭いかも。ゴール前チョイ差しが決まったのも一瞬のキレがある証拠だ。ただ、この両者が競り合う展開になるとレースの様相が変わる。大幅にタイムを上げてきた佐藤摩弥が先に前団へ襲いかかる場面が見られるか。
牧野貴博がエンジンに手応えを得ているコメントを予選中から発しているが、今節の浅野浩幸は道中自在に立ち回れており牧野貴を捌いて粘り込むか。青山周が準決勝戦で10メートル前の列へ割って入ったように、早津康介が一気に先頭へ立つようだと一発あるかも。
◎ 7 黒川京介
○ 8 青山周平
△ 6 佐藤摩弥
▲ 2 浅野浩幸
穴 4 早津康介
おすすめの買い目
7=8-624
穴なら 0ハン勢の間を割るようなスタートが決まれば早津康介の逃走あり
4=8-721
文/鈴木
新井日和が速攻で勝負を決めた!
0ハン3車のスタート争いは最内の田中進が先行したが、2番手発進の新井日が1周3コーナーでインに突っ込んだ。そこからは新井日の逃走劇。10線は最内の石本が先行も、その一つ外の新井恵がすばやく交わす。長田稚は中村杏に抑え込まれる形で最後方からのレースになった。逃げる新井日は、コースを外すことなくマイペースの走り。後ろでは新井恵が竹谷と田中進を交わし2番手に立っていた。更に後ろでは長田稚が中村杏を逆転。やがて長田稚が新井恵をさばき、新井日を追う形を作れた。そこから差を詰めにかかったが、新井日がなんとか振り切りゴール。
新井日はこれで自身2度目の優勝。初優勝の時は2級車だったので、1級車になってからは初めての優勝となる。今回はレース展開も良かったが、上がりタイムも十分な数字をマークしているし、スピードに関してはS級選手と同等のモノを持っている。これからは交わす車が多くなるレースがメインになるが、さばきの技量が磨かれた時、また一つ選手としての総合力が増してくるだろう。
笑顔、のち感涙
2020年の落車事故により2年近くレースから遠ざかった池田政和が、復帰して最初に優勝したのが2022年の伊勢崎ナイター。事故の前、最後に優勝したのは伊勢崎デイレース『G1シルクカップ』。不思議と縁のある伊勢崎で皇帝・池田政がほぼ5年ぶりにグレードタイトルを獲得した。
0メートルのオープン戦でおこなわれた『G2レジェンドカップ』優勝戦は、最内1枠の有吉辰也がスタート先行して逃げたが、試走タイム3.33秒は8車の中で最も遅く、中盤の周回からコーナーで流れ始めた。
そこへ迫ってきたのは、2番手スタートから追走していた久門徹を捌いた三浦康平。地元代表のプライドと12年ぶりのグレード制覇へ燃える走りで首位に立った。
しかしドラマは終わっていなかった。スタートは立ち遅れて6番手あたりからの展開となった池田政が、浦田信輔や松尾啓史を捌きながら番手を次々と上げて、残り3周で3番手、残り2周で三浦の背後まで追いつくと、最終回8周目の1コーナーでついに三浦の逃げを捕まえた。これでグレード27度目、通算72度目の優勝となった。
ロッカーへ戻ると大勢の同期23期生や旧船橋所属の仲間に出迎えられて笑顔が満開。その後ウイニングランからスタンド前のヒーローインタビューでファンの祝福を受けると涙を何度もぬぐう姿があった。
長田稚也が巧腕を発揮しそうだ!
大会2日目は7Rから重走路になり、そこで走った選手のエンジン評価はしづらいところだが、初日の動きからみて長田稚と中村杏の仕上がりがズバ抜けている。0ハン3車は誰が逃げてもペース上がりそうだが、長田稚と中村杏の猛追を振り切るまではいかないか。その両者の比較は難しいが、内枠に置かれている分、長田稚を重視する。
0ハンのスタート想定は難しいが、田中進は以前より切れが良くなっており先行もある。ただ、竹谷は前節からエンジンは良く、道中で仕掛けにかかる。石本圭は0ハンを1車でも叩いて行ければ展開的に有利となる。
◎ 6 長田稚也
○ 7 中村杏亮
△ 2 竹谷隆
△ 1 田中進
▲ 4 石本圭耶
おすすめの買い目
6-1247-1247
穴なら
4-1267