早い時間から始まるアーリーレース!
13日から川口オートでナイターGIが行われているが、その2日目、14日からは浜松オートでアーリーレースが始まる。出場する選手はA級とB級のみ。普段はS級の中から優勝者が現れやすいが、今回は必ずA級かB級の中から優勝者が決まる。
出場する中で地元浜松のランクトップは柴田健治。前走の地元ではイマイチだったが、今回のメンバーの中では総合力が上の方。エンジンが並以上になれば上位争いに参加できる。長谷晴久は前走の地元で優出3着。ただし、スタートで後ろの選手に叩かれながらも、道中で逆転する動きを見せていたように、今のエンジン状態は仕上がっていると言ってもいい。捌きの方も問題ないし、未だに優勝の経験がないのが不思議なくらい。今回は初の栄冠へ向け大チャンス。
エンジン状態は良いのは西川頼臣も同じ。長谷と同様にスタートにはやや不安を残しているが、2~3周目で軌道に乗るとスピードを増してくるタイプ。どちらかと言うとコース取りは大きい方なので、同じ所を通る選手がいないようなイン混戦のレースで活躍の場が広がる。柴田紘志も全く同じタイプ。外のコースが空いていれば、スタートの遅れを巻き返してこれるスピードがある。和田健吾は成績にムラがある方だが、ツボに入った時はパワーある走りを披露できる。今回のメンバーの中でも攻撃力は高い。
外来A級は伊勢崎からのみ。その中でランクトップは田中賢。近況の動きはまずまずで、持ち味のスピードはそれなりに出ている。直前の優勝戦に乗っていたのは浅香潤と伊藤正真。浅香はスタート行けずに展開が苦しくなり6着だった。ただし、準決の動きはかなり良かったので、その状態になれば今回も楽しみ。伊藤正真は優勝戦で7着だった。1周目の展開がうまくいかなかったが、試走タイムはそこそこ出ていたし、その前の節では優勝も決めている。前回から最重ハンになったが、それでも優勝戦まで進めたのだから技量は確実に増している。戸塚尚起はここ数節、好成績が続いている。最重ハンの30前に置かれているが、戸塚の実力を考えればかなり魅力な位置。押田和也、山中充智といったあたりも車券に貢献できている。
B級では地元35期に注目。1級車に乗り換わったが、兵頭寛和も角貝拓海も前走で1回白星を挙げている。2級車時代は苦しい期間が長かったので、1級車乗りを機に良い流れに乗りたい。
外来B級は川口から。丸山浩信は浜松連続参戦。前走では後半の2走で白星を挙げていた。今は直線の伸びが良く、簡単には抜かれない状態にある。石井大志はB級ながらA級に匹敵するスピードを持っている。深沢隆はエンジンを高い位置で保てている。地元での動きはかなり良かった。小椋華恋は前走から1級車に乗り換わり。4走して1着はなかったが、車券には絡めており、今節で1級車初白星を挙げるかも。
※7月11日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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柴田 健治〔浜松 A-35(27期)〕
長谷 晴久〔浜松 A-72(23期)〕
和田 健吾〔浜松 A-127(28期)〕
西川 頼臣〔浜松 A-176(26期)〕
田中 賢〔伊勢崎 A-1(29期)〕
浅香 潤〔伊勢崎 A-19(23期)〕
伊藤 正真〔伊勢崎 A-57(33期)〕
戸塚 尚起〔伊勢崎 A-160(24期)〕