前回川口の優出者が多く参戦!
今回の川口オートは、直後に飯塚でSGが控えている関係でS級選手は不在。A級とB級による戦いになるが、前回の川口で優出していた選手が多く参戦するし、山陽GIで活躍していた選手も織り交じり激戦は必至。注目の選手を挙げていく。
出場する中で地元ランク最上位は阿部剛士。近況はエンジンが高位で保てている。前走の最終日も試走29、上がり377で快勝していた。確かなエンジン調整力で、今回も追い上げていける状態を保つはず。
前回の川口ナイトレースで優出していたのは菅野仁翔、深谷輝、山際真介、福田裕二、五十嵐一夫、北渡瀬充で、優勝した加賀谷建明以外は連続参戦。菅野は0ハン単騎から必死に逃げていたが、最後は加賀谷に捕まってしまい準優勝だった。ここ数節で走力はだいぶ増しており、いつ初優勝を迎えてもおかしくないぐらいのスピードが身に付いた。前走では最重ハンの40M前だったが、今回はハンデの変動があるのかどうか。据え置きならチャンスは倍増だ。
優勝戦3着だったのは深谷輝。シリーズ中に白星はなかったものの、エンジンの底上げができており、持ち味のスピードが出るようになってきた。しっかりと枠ナリのスタートが切れれば、レース序盤からペースを上げることができる。4着は山際真介。準決までの4走はオール連対で通過しており、エンジンが安定している。重走路も苦にしない点は大きな強み。5着は福田。優勝戦では試走タイムがやや劣勢だったが、シリーズ中は5走して3回の白星。特に重走路では好結果を残し続けている。6着は五十嵐。長らく最重ハンで走っていた五十嵐だが、今はその10M前からの競走になっている。展開は有利だし、変わらぬイン走法は健在。7着は北渡瀬。成績は散発傾向だが、最重ハンの30M前に置かれている今は一発が怖い。
前々回の川口で優勝したのは早津康介。優勝戦は0ハンに3車並んだ大外からダッシュを決めると、そのまま先頭を譲らずゴールを決めた。一人で走れる展開ならペースは上がる。今回からは最重ハンの10M前になりそうなので、今後は捌くレースでどこまで追って行けるかが課題。
広瀬勝光は前走の山陽GIで優出。結果は8着だったが、記念レースで優勝戦まで進めたので自信にはつながる。同じ山陽GIでは越智尚寿が安定していた。田方秀和はGIのシリーズ中に2回の白星。2着も1回あったので流れは悪くない。
B級では吉田幸司の健闘が光っている。前走の準決は5着だったが、それ以外の4走はオール連対。試走タイムはそこまで出なくても、レースではコースを守って粘り込むケースが多い。石井大志もエンジン上々。ハンデ位置も魅力で、一度リズムを掴むと大駆けを見せることも多い。
※4月19日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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阿部 剛士〔川口 A-11(27期)〕
五十嵐 一夫〔川口 A-54(21期)〕
山際 真介〔川口 A-58(26期)〕
広瀬 勝光〔川口 A-99(30期)〕
深谷 輝〔川口 A-100(26期)〕
早津 康介〔川口 A-142(34期)〕
吉田 幸司〔川口 B-35(21期)〕
菅野 仁翔〔伊勢崎 B-61(35期)〕