伊勢崎勢が地元勢に襲いかかる!
今回の飯塚は3日間のナイター開催。地元のS級は若手がメインで、外来S級は伊勢崎と山陽から参戦。伊勢崎勢が強力で、地元勢の抵抗に圧力をかけられそう。優勝争いに名乗りを挙げそうな選手をピックアップ。
1月9日に行われた伊勢崎GI優勝戦には松本やすしと西原智昭が乗っていた。松本は3着。その後は一般開催を走っていたが、準決では7着だった。GIの時の動きが戻れば面白い。西原は7着。その後の一般開催では準決3着だったが、その前後の日は共に連対。好調の流れは続いている。他にも田村治郎が好調。前走の地元一般開催で優出。優勝戦は7着だったが、予選準決の感じだと気配は悪くない。吉原恭佑は前走の地元で準決5着。初日は白星を挙げていたし、最終日も3着ながらそこまで悪くはなかった。新井恵匠は昨年11月の飯塚GIで落車して以来のレース。まずは初日の試走タイムをチェックしておきたい。
対する地元S級で、今回出場する中のランクトップは森本優佑。最近は遠征が4節続いていて、どれもイマイチな結果に終わったが、その前までの地元では好成績を残せていた。走り慣れた地元走路なら本人の実力を出せるか。同期の鐘ヶ江将平も遠征回りが続いていた。遠征先でもまずまず走れていたが、その前までの地元の方が車券に絡むケースは多かったので、やはり地元でのレースの方が好結果を出せるかも。滝下隼平はエンジンが散発傾向。折り合った時は爆発力ある走りを披露できるが、試走からイマイチの時は凡走も多い。まずは試走タイムに注意したい。
山陽からS級としての参戦は浜野淳と前田淳。浜野は最近は出走が少なく、今年に入ってからは川口で1節走っただけ。ここでは初日に白星を挙げたものの、その後は失速してしまった。前田も近況は連対が少なく、中間着が多くなっている。どちらもエンジンの底上げは必要な状態。
地元A級で好調なのは長田稚也。前走の山陽で優勝してきた。試走26の上がり342。ミッドナイトレースではあったが十分な数字。この流れを持続させたい。桝崎陽介は連続優出中。近況は試走タイムがしっかり出ており、エンジンの良さがうかがえる。S級並みの実力があるのは岩見貴史。前走の伊勢崎では準決5着以外は全て1着。好スタートからの速攻に期待できる。
1月16日の伊勢崎優勝戦で準優勝だったのは吉田恵輔。いったんは逃げに入っていたが、高橋貢にやられ悲願の初優勝はならなかった。しかし、抜かれた後も離されずに付いていけたのでエンジンは良さそう。その優勝戦には渋沢憲司、仲田恵一朗、三浦康平なども乗っていた。この3者も気配は良さそうだ。
※1月20日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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森本 優佑〔飯塚 S-26(31期)〕
滝下 隼平〔飯塚 S-31(28期)〕
鐘ヶ江 将平〔飯塚 S-44(31期)〕
西原 智昭〔伊勢崎 S-25(28期)〕
吉原 恭佑〔伊勢崎 S-29(32期)〕
田村 治郎〔伊勢崎 S-41(30期)〕
浜野 淳〔山陽 S-40(24期)〕
長田 稚也〔飯塚 A-43(34期)〕