青山周平がイン速攻で決着を図る!
浜松オートで行われている特別GIプレミアムカップは優勝戦のメンバーが出揃った。台風15号の影響が心配された大会4日目だが、第1Rから良走路で行われた。準決は浜松のエース・鈴木圭一郎をはじめ、荒尾聡などの実力者が敗れる波乱はあったが、優勝戦はそうそうたる顔ぶれ。白熱の決戦になりそうだ。
優勝戦は0Mオープンで内から青山周平、木村武之、若井友和、伊藤信夫、西原智昭、佐藤摩弥、三浦康平、金子大輔となった。
肝心のスタート争いだが、単純なスタート力で言えば青山がトップ。次いで佐藤摩か。木村武、伊藤信、西原が3番手グループ。他は差のない争い。
枠番を加味してのスタート想定は、最内の青山が先行しそう。これに佐藤摩が乗って出る。そうでなければ木村武や伊藤信が2番手争い。若井が内寄りの利を生かしそう。これに西原、三浦、金子と続く序盤の展開か。
いきなり逃げに入りそうな青山は序盤からペースを上げる。今の青山が一人で走ったら、追って行ける選手は皆無。スタート決める青山が最初から最後まで先頭を譲らずゴールしそう。そこで当ブログでの本命には青山を挙げる。一昨年、昨年に続き今年もプレミアムカップのタイトルを奪取するか。もしも敗れるとしたらスタートでアクシデントがあった場合。準決では鈴木圭が1枠からスタートへこみ、苦しい展開になっていた。同じようにスタートで後手を踏んだり、外枠勢にかぶされてしまうようだと展開は大きく変わる。
対抗は木村武。今節は初日から高いレベルの走りを見せている。こういった時の木村武はスタートも切れる。青山より先に出て先頭を奪取し、インコースを抑えつつペースを上げる走りができれば優勝も十分ある。次に伊藤信。準決では8枠からの競争で厳しい展開になるかと思われたが、好スタートを決めて序盤で有利な展開を作ることができた。優勝戦でもトップスタートに近いものが切れれば、今のエンジンパワーを生かして押し切りもあるか。そして若井。好枠とはいえ、スタート争いは微妙な感じするが、先行、もしくは1周バックで好位置に潜り込めるようなら勝負圏内に入ってこれる。最後に佐藤摩。今節も武器のスタートは切れに切れている。6枠と、遠い位置ではあるがダッシュ先行を決めるとコースを守っての力走がある。
◎青山周平
○木村武之
△伊藤信夫
△若井友和
▲佐藤摩弥