前回の好調車が今回も活躍か!
浜松オートは24日にアーリーレースが終わったばかりだが、今度は昼間の通常開催が行われる。アーリーで活躍した選手の多くが参戦するが、飯塚から好調車が多く来場。また、B級選手でも優勝争いに参加してきそうな気配もあり、優勝争いは難解なものになる。
前回のアーリーレースで優出したA級は斎藤正悟、落合巧、山脇孝志、木村直幸など。斎藤正は今年2月の始めから長期欠場していたが、6月に戦線復帰。その後もなかなか調子が上がらないでいたが、ようやく前走で優出の結果を出してきた。これまでの分もこれから巻き返していきたい。
落合は今年2度目の優出だった。前回は優勝だったが、今回は4着。それでも着実に走力を増しており、上位陣を脅かす存在になりつつある。山脇は初日から連勝で優出。優勝戦も2着に入り準優勝だった。昔からスピードには一定の高評価があり、特に独走に入れる展開になると番狂わせが頻発する。エンジン状態は良さそうなので、今節も期待できる。木村直も初日から連勝で優出し6着。今年の序盤は苦しんでいた時期もあったが、5月あたりから良化のムードが出ていた。それが前走で優出という結果を生み出した。
他に地元A級では鈴木健吾、岩科鮮太、岡谷美由紀などが好調。鈴木健は前走でも追い込むレースができていた。スピード面なら今回も上位級で、最後方からの競走でもレース終盤には1着争いに加わってくるだろう。岩科は前々走の山陽GIIで優勝したが、前走もまずまずの動きを見せていた。イン一本の走りで混戦を切り裂く。岡谷も前走では車速に乗った捲りが決まっていた。今回もメンバーは手薄なので、アウトから攻め上げていける。
飯塚勢では中村杏亮と青山文敏が優勝しての参戦。中村杏は前走の伊勢崎で完全優勝を達成した。今年に入ってからは5回の優出中、3回の優勝がある。記念レースでも通用する技量を身に付けており、今がまさに成長期。この勢いは当分続きそう。青山文は約17年ぶりの優勝。鋭いスタートからの速攻は健在で、まだまだ見せ場を作れる。
丹村司は前々走の浜松で優勝。その後は地元で1節を消化。再び浜松での競走なので、前回の動きが出れば期待できる。竹中修二と吉松優輝は前走の地元で優出しての参戦。流れとしては悪くない。
B級では鈴木章夫と米里崇徳に注目。鈴木章は前走の地元で優出し3着。好スタートを見せ、3周目までは先頭を走っていた。後続の展開によっては優勝も感じさせた。もし、優勝となれば公営競技最高齢記録になるのは間違いない。米里も前走で優出し5着。優出回数が増えているので、自身初優勝を迎える日もそう遠くはない。
※7月24日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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斎藤 正悟〔浜松 A-70(24期)〕
落合 巧〔浜松 A-75(33期)〕
山脇 孝志〔浜松 A-194(28期)〕
木村 直幸〔浜松 A-223(27期)〕
中村 杏亮〔飯塚 A-86(33期)〕
青山 文敏〔飯塚 A-126(16期)〕
鈴木 章夫〔浜松 B-22(2期)〕
米里 崇徳〔浜松 B-87(34期)〕