絶好調・鈴木圭一郎が連続優勝を狙う!
前回の浜松オートは、鈴木圭一郎が完全Vで締めくくった。それから一週間を空けての開催となる今節は、鈴木圭が勢いそのままに大活躍しそう。しかし、同期・中村友和や、飯塚から浦田信輔、荒尾聡など、鈴木圭の連続優勝にストップをかける選手は存在する。それ以外にも優勝に手が届く選手などもおり、注目の選手を挙げていきたい。
まずは優勝候補筆頭の鈴木圭。先述のとおり前回は全て1着で優勝を決めた。スタート、捌き、スピードのどれを取っても1級品で、死角は全く見当たらない。展開的に不利を受けるなどのことがない限り、優勝戦までは駒を進めてくるだろう。エンジンは完調の状態なので、これ以上評価のしようがない。
前節の浜松で準優勝だったのは中村友和。鈴木圭とは同期で、スピードに関しては同等のモノを持っている。前回の優勝戦でも鈴木圭の試走30に対し、中村は29と数字の上でも勝っていた。課題のスタートも一定の良化が見られており、枠順的にも内に置かれる事から、スタートで先に出て、抜け出してしまえば鈴木圭を食い止める対抗格として存在感を示せそう。
他に前節の浜松の優勝戦に乗っていたのは、今田真輔、柴田健治、野上史豪、笠木美孝。今田と柴田はハンデ位置を生かしての早めの抜け出しに期待できる。野上は3連勝で優出したように、エンジン面は好調そのもの。笠木も変わらずスタートの切れがあり、その後のイン攻めも冴えている。
外来では浦田信輔と荒尾聡が伊勢崎のSGで優出。浦田に関しては、その後の川口開催でも優出し3着入線。代名詞である安定感を遺憾なく発揮している。荒尾にしてもSG優出の上昇ムードに乗りたいところ。
川口からは若井友和と加賀谷建明がS級として参戦。若井はエンジンやや一息で、好結果を残せていないが、加賀谷は前走の地元開催で優出。いつものスピードが戻ってきている。その優勝戦に乗っていたのは伊勢崎の岩沼靖郎。成績がムラで狙いにくい面はあるが、ハンデが最重ハンの10M前に置かれるようなら快速を発揮できよう。
今回の地元浜松の金子大輔、佐藤貴也は近況イマイチ。金子は前走の地元開催で落車してしまった。今回、出場するようなら初日の試走には特に注目しておきたい。佐藤は、このところ優出がない。それでもエンジン大崩れしているわけではないので、ちょっとしたキッカケでリズムを取り戻してくるか。
33期新人は、花田一輝が前走の3、4日目を1着ゴールで連勝。このまま好リズムで行きたい。落合巧、金田悠伽、交川陽子らは苦戦中。しかし、金田は試走46が出るなど、タイム面での上昇が見られる。
______________________________
主な出場予定選手
______________________________
鈴木 圭一郎〔浜松 S-1(32期)〕
金子 大輔〔浜松 S-7(29期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-15(29期)〕
浦田 信輔〔飯塚 S-8(23期)〕
荒尾 聡〔飯塚 S-11(27期)〕
若井 友和〔川口 S-18(25期)〕
加賀谷 建明〔川口 S-43(27期)〕
中村 友和〔浜松 A-15(32期)〕