特別GIプレミアムカップ開幕!
9月15日~19日まで飯塚で特別GIプレミアムカップが開催される。全国ランク上位96名が集結し、飯塚のナイター走路で覇が争われる。ちなみに、地元大将格・浦田信輔は、まだ療養中で欠場。地元のランクトップは荒尾聡となる。地区別に有力選手を挙げていく。
まずは地元。荒尾聡の前走は伊勢崎GIだったが、ここでは成績が振るわなかった。しかし、今回は地元開催。しかも地元のランクリーダーとあっては、エンジン立て直し必至だ。状態としては久門徹の方が良い。前走の地元4日間はオール連対の準優勝。今回に向けて弾みが付いた。その優勝戦に乗っていたのは同期の田中茂。優勝戦は5着だったが、シリーズ中に2勝を挙げており上向き加減。篠原睦と東小野正道は状態マズマズ。近況の成長が著しい鐘ヶ江将平が、台風の目的存在なるか。
鈴木圭一郎が移籍して活性化された感のある浜松。浜松のランクトップは金子大輔。前走の伊勢崎GIではしっかりと優出していた。優勝戦は5着だったが、予選道中は3勝を挙げるオール連対。エンジンに関しては不安はない。その優勝戦で優勝したのが鈴木圭一郎。更に準優勝は木村武之だ。鈴木は予選中からケタ違いの試走タイムを出しており、優勝戦は試走後の突然の降雨にも見事に対応していた。木村もエンジンはマズマズの推移。伊藤信夫は前走の飯塚一般開催で優出。昼間から夜の開催に移行するが、走路的なアドバンテージはあるハズ。
伊勢崎勢も近況は元気一杯だ。伊勢崎でランクトップの高橋貢は、前走の地元GIで珍しく反則を取られてしまった。エンジン的にもやや不安はあるが、整備力はあるので必ずや上昇させてくるだろう。次期の全国ランク1位が決まっている青山周平はエンジン絶好調。前走の地元GIでは4連勝を挙げて優出。優勝戦は突然の雨の難走路に対応できず苦しんだが、良走路に関しては自信を持って乗っている印象。早川清太郎もエンジンは良かったが、地元GIでは2日連続で不利を被るまさかの事態に泣いた。しかし、最終日は1着を決めており、今回巻き返しは必至。田村治郎も前走の地元GIで優出し3着。スピード戦では高いセンスを発揮している。新井恵匠、吉原恭佑あたりもエンジン的には十分戦えるレベルにある。
山陽勢は好調者が少ない。山陽でランクトップの浜野淳は、前走が伊勢崎GIだったが思うような結果が出なかった。ただし、エンジン悪い時は整備に積極的に取り組むので、近いうちに機力アップがあるかも。エンジン状態としては佐々木啓、前田淳の方が良い。前田は前走の伊勢崎GIで優出。予選道中は好ダッシュからの速攻が決まっていた。佐々木は前走の飯塚4日間開催で優出。優勝戦は4着だったが、予選道中は3連勝と安定感ある内容。岩崎亮一はレースが久々になるが、前走の伊勢崎SGでは久しぶりの優出を決めていた。その時のイメージで今回も走りたい。
最後に川口。川口は参加するS級選手が最も多い。ランクトップは中村雅人。前走は地元で優出するも、台風の影響により中止。ただ、シリーズ中はオール連対できていたし、前々走の伊勢崎SGではグランドスラムを決める優勝を決めていた。流れとしては良い方だろう。2番手の永井大介は、前走の伊勢崎GIで優出を逃していた。エンジン的に完調とは言えないものの、けっして悪い部類ではない。永井と同期の若井友和は、前走の飯塚でもマズマズの結果を残していたし、その前の地元では優勝していた。山田達也と大木光の28期コンビも近況は動き活発。特に、大木は差しが冴えまくっており、前走の地元4日間開催でもオール連対の準優勝だった。
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主な出場予定選手
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中村 雅人〔川口 S-1(28期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-2(22期)〕
青山 周平〔伊勢崎 S-3(31期)〕
永井 大介〔川口 S-5(25期)〕
金子 大輔〔浜松 S-6(29期)〕
鈴木 圭一郎〔浜松 S-7(32期)〕
荒尾 聡〔飯塚 S-8(27期)〕
篠原 睦〔飯塚 S-9(26期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-10(29期)〕
浜野 淳〔山陽 S-11(24期)〕