
第3戦は、門別『北海優駿』です!
ここは1番人気【ニシノファイター】が、3/4馬身押し切って勝利☆
好スタートを決めた【ニシノファイター】でしたが、外から【ハイタッチ】が行くのを待って、外2,3番手につける展開。
3コーナーでは他の馬たちの手が動くも、【ニシノファイター】はもったままでジワッと先頭に並びかけます。
直線入り口で先頭に立つと、ゴール前は粘る馬追い込んで来る馬が押し寄せて大接戦になりましたが、【ニシノファイター】は終始先頭を譲らずに、着差以上に強い印象でした。
これで堂山調教師は『北海優駿』4連覇!!
これはものすごい記録ですね。
「いやいや、まぐれですよ(照)
ニシノファイターはレース後の疲れもなく、すごく元気ですよ。
昔はやんちゃなところがあったし、ムキになって走ってたけど、今回はだいぶ大人になって落ち着いていましたね。
この後のローテーションは、いろいろ考えているところです。
8月23日の門別『王冠賞』と、11月25日の水沢『ダービーグランプリ』を目指したいですね。
ちょっと間隔が空くので、『王冠賞』の前に地元OPを使うかもしれません。
狙ったレースはきっちり獲って行きたいです!!」
『JDD』には向かわない予定だそうですが、真夏の『王冠賞』、そして秋の『ダービーグランプリ』と、すでに先を見据えている堂山調教師。
大人になった【ニシノファイター】が、どんなレースを見せてくれるか楽しみです♪
第4戦は、大井『東京ダービー』でした。
ここは6番人気【プレティオラス】が、直線豪快に差し切って勝利☆
2着も同厩舎・同馬主の【プーラヴィーダ】が頑張ったため、口取りは珍しく2頭で行われました!
こういう光景は、微笑ましいですね。
それにしても...
鞍上の本橋孝太騎手は23歳、管理する森下淳平調教師は32歳という、実に若いコンビでのダービー制覇。
これからの地方競馬をリードしてくれるであろう、強烈なパワーと勢いを感じました!!
今年のダービーウイークも、各地それぞれ盛り上がりましたね!!
怒涛の一週間開催だったので、1つ1つのレースを落ち着いて振り返ることが出来ないでいましたが、
ダービーウイークが終わって一週間、ここでじっくりと振り返りたいと思います。
まず第1戦は、佐賀『九州ダービー・栄城賞』。
荒尾が廃止になってしまったし、唯一の遠征馬だった高知の【サンダーボーイ】が出走取り消しとなってしまい、今年は佐賀勢のみでの戦いとなりました。
レースは圧倒的な1番人気に支持された【エスワンプリンス】が圧勝☆
スタートはそれほど良くなくて遅れを取るも、すぐに上がって外2番手につけます。
押して上がったにもかかわらず、すぐに折り合いがつくところがさすがだと思いました。
2周目の向正面でハナに立つと、強気に後続を離しにかかります。
直線を向いたらもう独走。
最後さらに突き離して、8馬身差の勝利でした。
鮫島騎手が行けと言ったら行くし、待てといったら待つことも出来る。
鞍上の意図に素直に従うことは、大きな強みです。
馬体重が計量不能だったりと、まだまだ精神的な課題はありますが...
レース後も順調に調整を重ねて『JDD』を目指しているそうですから、九州代表として期待しています!!
そして第2戦は、盛岡『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』。
このレースは、【アスペクト】VS【ロッソコルサ】の人気2頭の一騎打ちになり、【アスペクト】が渋太く粘って逃げ切り勝ち☆
スタートして、【アスペクト】は外から押して押してハナへ、対照的に【ロッソコルサ】は持ったままで2番手に取り付きます。
道中は【アスペクト】が軽快に飛ばして逃げ、【ロッソコルサ】がマークして、後続馬たちは離される一方。
3,4コーナーで【ロッソコルサ】が持ったままで並びかけると、【アスペクト】は手が動いて苦しい展開に見えましたが...
直線2頭の叩き合いに、最後の最後【アスペクト】がグイっと伸びて2馬身差で勝利!
3着以下を大差で引き離す、2頭の激しい戦いでした。
勝った【アスペクト】は、圧倒的な力で岩手2歳チャンピオンに輝いた馬。
その後南関東に移籍しましたが、これで岩手に戻って2連勝。
名実ともに岩手を代表する馬になりましたね。
この後は、24日の水沢『みちのく大賞典』を目指す予定。
1月の水沢『金杯』で大敗したこともあり、右回り克服が課題。
このレースの様子を見て『JDD』も考えるということですから、まずは『みちのく大賞典』で好レースを期待したいですね。
今日18:00から、新馬券『7重勝単勝式』の発売が開始されます!!
当初は12日からの発売を予定していましたが延期となり、ついに今日から発売が実現します。
7重勝単勝式についての詳細はこちら → 7重勝単勝式発売開始
発売競馬場は佐賀のみ、そして発売はオッズパークのみの新馬券。
佐賀の後半7レースの1着を当てるということで、最大2億円のチャンスです☆
これまで競馬を楽しんで来た人もそうでない人も、ぜひチャレンジしていただきたいですね。
今日の18:00から発売されるのは、明日の開催の前売りです。
明日の対象レースは、第6R~第12R。
早速予想してみたいと思います。
*第6R C1-5組C1 1400m 13:30発走*
本命は【シルキーカレント】。現在佐賀で4連勝中、その前の笠松も合わせると5連勝中。
タイムも優秀だし、ここも通過点でしょう。
◎5、シルキーカレント
*第7R 3歳―4組3歳 1400m 14:00発走*
1枠に入った【ロングストライド】。好位から競馬が出来る馬だし、内を利用してハナを主張することも出来そう。
終いがちょっと甘いけれど、このクラスなら力上位。
【ロクイチグローリー】は中団から競馬する馬で、道中楽に追走出来るといい脚を発揮してくれる馬。
50キロで騎乗出来る、小山騎手の【シゲルノイチゴ】も気になる存在。
◎1、ロングストライド
〇6、ロクイチグローリー
▲9、シゲルノイチゴ
*第8R C2-10組C2 1400m 14:30発走*
前走1番人気ながら伸びきれなかった【イサミスマイル】の巻き返しに期待。
快勝した【サマーパステル】、引き続き好勝負してくれるのでは。
◎3、イサミスマイル
〇7、サマーパステル
*第9R 3歳-2組3歳 1400m 15:30発走*
中央からの転入初戦を快勝した【リバーデュランダル】、このメンバーに入っても十分通用するはず。
相手は【ライムフレーバー】。佐賀ではまだ底を見せていません。
◎6、リバーデュランダル
〇7、ライムフレーバー
*第10R C2-8組C2 1400m 16:05*
大崩なく安定して走れる【トウショウエルスト】が本命。
なかなか勝ち切れないけれど、【タイガープリンセス】の一発も警戒。
◎9、トウショウエルスト
〇8、タイガープリンセス
*第11R あやめ特別B1-1組 1750m 16:40発走*
佐賀初戦となる【アティロン】に期待。
これまで戦って来た相手を考えると、いきなりでも即通用出来そう。
相手は【マイネルサンリット】。このクラスはいつ勝ってもおかしくない存在です。
◎7、アティロン
〇8、マイネルサンリット
*第12R B2-2組B2 1400m 17:15発走*
本命は【メイショウブリッジ】。長期休養明けから佐賀へ転厩、2戦戦って走り頃。
対抗は【カシノアベベ】。あと一歩足りず勝ち星を逃しているけれど、ここでは能力上位の存在。
◎3、メイショウブリッジ
〇2、カシノアベベ
ということで48通りとなりました。
さぁ7重勝初日はどんな結果になるでしょうか♪
昨日笠松競馬場で行われた、地方全国交流戦『オグリキャップ記念』。
金沢から遠征した【ジャングルスマイル】が逃げ切り勝ちでした☆
写真は今お願いしているので、送っていただいたら追加掲載しますね。
【ジャングルスマイル】にとっては、遠征での初重賞V。
気性的な面から、遠征で結果を出すのがなかなか難しかったわけですが、今回はあまり強い追い切りはかけず、少し大きめのキャンターで仕上げたことが良かったようです。
金田一昌調教師
「いつもは追い切りをかけてきっちりと仕上げて行くんですが、そうすると馬も競馬だってわかるからカリカリしてしまって、それで結果が出なかったんです。
今回はそういう面を考えて強い負荷をかけなかったので、馬運車に乗っても競馬だということを感じなかったみたいですね。
大人しかったし、ずっと落ち着いていました。
笠松までの輸送時間が短かったこともプラスでしたね。
今まではなかなか遠征で結果が出せなかったけど、この馬に合う調整方法を見つけられたので、これからも色々と挑戦したいです。
まずは少し休ませて、6月の『百万石賞』3連覇を目指します。
僕自身も地元以外の競馬場で重賞を勝ったのは初めてだったので、すごく嬉しいですね。
地元とはまた違って、アウェーで勝つのはさらに大変なことだし、輸送が苦手だった馬で結果を出せたことも大きいです。
金沢に帰ってきたら、周りから「おめでとう」って声かけてもらって。
なんか気恥ずかしいですね。
これからさらに頑張って行きますので、金沢競馬をよろしくお願いします!」
中央の未勝利から移籍して来て、金沢で結果を出し続けて来た【ジャングルスマイル】。
その能力は全国区だと思っていましたが、輸送という課題を克服した今、さらなる飛躍を期待したいです。
4月20日(金)に、帯広競馬場で2歳馬たちの能力試験が行われました。
そして、ばんえい競馬史上初の白毛馬【ハクバビューティー】も見事合格し、晴れて競走馬の仲間入りを果たしました!!
やはり、真白ですね!
私自身、白毛馬には乗ったことがなく、実際に会ったのは【ユキチャン】のみ。
本当に真っ白で感動したことをよく覚えています。
しかも、汗をかくとうっすらとピンク色に変化して、さらに幻想的な雰囲気になるんですよ。
現在は【ユキチャン】の妹の【マシュマロ】が、すでに2勝を挙げる活躍を見せてくれていますね☆
日本では、サラブレッドや軽種に属する馬たちの毛色は、栗毛・栃栗毛・鹿毛・黒鹿毛・青鹿毛・青毛・芦毛・白毛の8種類。
その中でも白毛は突然変異に近い存在で、本当に稀。
【シラユキヒメ】のように、子供たちに遺伝していくのはさらに珍しいと聞きます。
ばんえいは重種で、サラブレッドのように同じ品種を掛け合わせるというよりも、ペルシュロンやブルトンなどを掛け合わせて半血となり、現在は半血同士を掛け合わせることが多いようです。
その毛色は軽種よりも増えて、粕毛やぶち毛などさらにバリエーションが多くなります。
それでもこれまで白毛のばん馬が誕生してないわけですから、どれだけ稀で貴重な存在かわかりますよね。
【ハクバビューティー】の両親である、【キタノコウテイ】と【第二富士姫】は鹿毛ということですから、突然変異での白毛誕生☆
早く実際に会ってみたいです♪
能力試験ですが、7頭中5着でゴールイン。
西謙一騎手に曳かれ、道中はカメラ目線を送る余裕もアリ...
勝負所の第2障害を無事クリアすると...
再びカメラ目線☆
天性のアイドル性を兼ね備え、大物に育ってくれる予感がします。
管理する西弘美調教師は、
「能力検査をまずは合格できてよかったです。馬体がまだ小さく、これからですね。
デビューは5月半ばくらいかな。
普段はやんちゃなところがあって、新馬の頃はみんなそうなんだけど、特にこの馬はちゃかつくところがあるね。
キタノコウテイの仔は、血統的に元気がよすぎてうるさいので、これから調教してならしていきたい。
たくさんの方に応援されてますし、いい馬に成長させていきたいね」
昨シーズンで、【フクイズミ】【ニシキダイジン】【トモエパワー】といったスターホースが引退してしまいましたから、【ハクバビューティー】にはぜひ頑張って欲しいです。
...でも、デビュー前からあんまり期待しちゃうと可哀想なので、まずは無事にデビューしてくれる日を待ちたいと思います。
頑張れ!【ハクバビューティー】!!