今年のダービーウイークも、各地それぞれ盛り上がりましたね!!
怒涛の一週間開催だったので、1つ1つのレースを落ち着いて振り返ることが出来ないでいましたが、
ダービーウイークが終わって一週間、ここでじっくりと振り返りたいと思います。
まず第1戦は、佐賀『九州ダービー・栄城賞』。
荒尾が廃止になってしまったし、唯一の遠征馬だった高知の【サンダーボーイ】が出走取り消しとなってしまい、今年は佐賀勢のみでの戦いとなりました。
レースは圧倒的な1番人気に支持された【エスワンプリンス】が圧勝☆
スタートはそれほど良くなくて遅れを取るも、すぐに上がって外2番手につけます。
押して上がったにもかかわらず、すぐに折り合いがつくところがさすがだと思いました。
2周目の向正面でハナに立つと、強気に後続を離しにかかります。
直線を向いたらもう独走。
最後さらに突き離して、8馬身差の勝利でした。
鮫島騎手が行けと言ったら行くし、待てといったら待つことも出来る。
鞍上の意図に素直に従うことは、大きな強みです。
馬体重が計量不能だったりと、まだまだ精神的な課題はありますが...
レース後も順調に調整を重ねて『JDD』を目指しているそうですから、九州代表として期待しています!!
そして第2戦は、盛岡『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』。
このレースは、【アスペクト】VS【ロッソコルサ】の人気2頭の一騎打ちになり、【アスペクト】が渋太く粘って逃げ切り勝ち☆
スタートして、【アスペクト】は外から押して押してハナへ、対照的に【ロッソコルサ】は持ったままで2番手に取り付きます。
道中は【アスペクト】が軽快に飛ばして逃げ、【ロッソコルサ】がマークして、後続馬たちは離される一方。
3,4コーナーで【ロッソコルサ】が持ったままで並びかけると、【アスペクト】は手が動いて苦しい展開に見えましたが...
直線2頭の叩き合いに、最後の最後【アスペクト】がグイっと伸びて2馬身差で勝利!
3着以下を大差で引き離す、2頭の激しい戦いでした。
勝った【アスペクト】は、圧倒的な力で岩手2歳チャンピオンに輝いた馬。
その後南関東に移籍しましたが、これで岩手に戻って2連勝。
名実ともに岩手を代表する馬になりましたね。
この後は、24日の水沢『みちのく大賞典』を目指す予定。
1月の水沢『金杯』で大敗したこともあり、右回り克服が課題。
このレースの様子を見て『JDD』も考えるということですから、まずは『みちのく大賞典』で好レースを期待したいですね。