
*8日(火)名古屋 第11R『中京ぺガスターカップ』 1600m 16:30発走*
ここは圧倒的な存在が不在で混戦模様。難しい戦いになりそうです。
本命にしたのはシノジマニヨラサイ。
昨年のゴールドウィング賞では長くいい脚を使って2着に追い上げました。
その後重賞では惨敗が続いていますが、前走のハヤブサ特別では中団からしぶとく伸びて差し切り勝ち。
先行争いがある程度激しくなって欲しいのですが、末脚は確かな馬です。
対抗はプライムデュークにしました。
前走のハヤブサ特別では先行争いに巻き込まれた上に包まれてしまい、終始苦しい展開になりました。
早め失速で6着でしたが、これは流れが大きかったように思います。
スプリングカップで3着に来ているように地力はある馬。
今回は外枠ですから、揉まれずスムーズに流れに乗れれば巻き返しもあるのでは。
パピタは最内枠をゲットして、他にどうしても逃げたい馬がいないため、展開は向きそうです。
今の名古屋は逃げるとしぶとく粘れる馬場ですから、展開を味方に付けられれば上位争いも可能でしょう。
先行してしぶといタイプのゴールドスノー、距離短縮でエムエスムーンの巻き返しもあるかもしれません。
◎7、シノジマニヨラサイ
〇8、プライムデューク
▲1、パピタ
△2、ゴールドスノー
△3、エムエスムーン
*6日(日)佐賀 第9R『飛燕賞』 1400m 18:15発走*
1400m戦というところが大きなポイントでしょう。
本命にしたのはブルーデイジー。
前走の花吹雪賞では逃げて3着。
ゴール前までしっかり粘り込んで、2着のザビッグレディーとはタイム差なしでした。
しばらく勝ち切れていないのですが、逃げて自分の競馬が出来れば安定感は抜群。
外枠に入ったものの、強力な同型不在でここも自分の競馬が出来そうです。
対抗は九州ジュニアチャンピオンを制しているムーンオブザクイン。
その後距離が延びてちょっと苦戦していましたが、1400mになるとレースぶりがまったく違っていて、前走の勝ちっぷりも強かったですね。
ここも前走のように早め先頭で押し切る競馬をして来ると思いますが、前にブルーデイジー、後ろにザビッグレディーがいるので仕掛けどころが難しいのではないかと考え、自分の競馬に徹することが出来るブルーデイジーを本命にしたわけですが、能力で言えば相当強いと思っています。
今年に入って一気にレベルアップしたのがザビッグレディー。
道中の行きっぷりがいまいちなのに、エンジンが掛かってからの脚は素晴らしいですね。
ブルーデイジーも含めてですが、花吹雪賞でアンティキティラにあそこまで迫れたのは力の証明だと思います。
ただ今回は久しぶりの1400m戦。中距離戦とは違う速い流れに対応出来るかがカギでしょう。
グリーンジェイドは佐賀移籍4戦目、まだ勝ち星はないですが、この舞台は合いそうです。
移籍2戦目となるマーミンラブまで。
◎10、ブルーデイジー
〇6、ムーンオブザクイン
▲8、ザビッグレディー
△2、グリーンジェイド
△5、マーミンラブ
*1日(火)名古屋 第11R『若草賞』 1400m 16:25発走*
グランダム・ジャパン3歳シーズンの初戦・若草賞。
今年は例年以上に強力な遠征馬が揃った印象です。
本命にしたのは高知からの遠征馬アンティキティラ。
前走は佐賀への遠征で花吹雪賞を制しました。
この時期の3歳牝馬には珍しいくらい、砂を被ることも間を割ることも可能なレース上手です。
いかつい馬具を着けているので難しい部分もあるのでしょうが、その精神力の強さに惚れ惚れします。
現在の名古屋は普段以上に前残りの馬場ですから、先行してきっちりと差し切れるこの馬の持ち味を発揮しやすいのではないでしょうか。
対抗は地元のレイジーウォリアー。
前走は外から先手を主張して逃げ切り圧勝。
2着はその後重賞2連勝するアップテンペストですから、レベルの高い戦いでした。
今の名古屋は逃げが圧倒的有利なので、前走のように思い切った逃げが出来れば頭まであると思っています。
ただ先行馬が多い1400m戦ということで、よっぽど好スタート好ダッシュを決めない限りは先行争いが激しくなりそう。
グレタはJRA未勝利戦を逃げ切って、愛知移籍後も逃げて連勝。
ただ、番手でも競馬が出来る馬ですし、鞍上は岡部誠騎手なので、先行争いの様相によっては好位差しの競馬をする可能性もありますね。
ガルボ産駒ということもあり、ぜひタイトルを獲って欲しい馬です。
兵庫から参戦のアンサンもいつ重賞を勝ってもおかしくない逸材。
前走は自分の競馬をさせてもらえなかった印象で、力負けではないと思います。
川崎から参戦するヤマイチリリーは強烈な末脚が武器の馬。今回は展開がハマりそう。
船橋から参戦するラッキーミーティアは初勝利を挙げるまでに時間が掛かったものの、着実に力を付けているので、このメンバーに入ってどんな競馬をするか気になります。
◎7、アンティキティラ
〇4、レイジーウォリアー
▲3、グレタ
△2、アンサン
△5、ヤマイチリリー
△10、ラッキーミーティア
*23日(水)姫路 第11R『兵庫ウインターカップ』 1400m 15:55発走*
ここはかなりの混戦模様と考えます。
スピード馬がひしめき合っている上に、直近で対戦している馬が少なく、力の比較が難しいところ。
こういう場合は信頼出来る騎手から...ということで、吉村智洋騎手騎乗のサンロアノークを本命にします。
大井からの移籍初戦こそ2着だったものの、負けた相手は斤量49キロのステラモナークだったのでこれは仕方のないところでしょう。
続く2戦はきっちり勝ち切っていて、姫路コースも経験済み。
相手は一気に強くなりますが、もともとは南関東のオープンで戦って来た馬です。
ハナに行きたい馬が多いので先行争いは激化されそうですが、展開次第で先行でも中団からでもレースが出来るというのは大きな武器です。
対抗は実績馬ベストマッチョにしました。
一昨年の兵庫ゴールドトロフィーではあわやの2着、この舞台とは相性バツグンです。
以前の成績に比べると最近の走りに物足りなさは感じるものの、前走は1000m戦で参考外、前々走先着を許したのはティーズダンクとモジアナフレイバーですから、今でも十分な力があると考えます。
3番手評価にしたのは昨年2着だったトーセンレビュー。
長くいい脚が使える馬ですから、先行馬が揃って速い流れになるのは合いそうです。
エイシンエンジョイは長らく兵庫で活躍していましたが、前走から笠松に移籍。
初戦の名古屋記念はナムラマホーホとタイム差なしの2着でした。
先行争いが相当厳しくなりそうですが、揉まれなければ力を発揮してくれるのでは。
JRAオープン勝ちのあるドリームキラリは、長期休養から復帰後なかなからしさが戻りませんが、2走前は0.6差の4着、前走は逃げる競馬と、徐々に内容に良化が見られます。
このレースで2勝しているナチュラリーまで。
◎8、サンロアノーク
〇9、ベストマッチョ
▲2、トーセンレビュー
△4、エイシンエンジョイ
△7、ドリームキラリ
△6、ナチュラリー
いよいよレディスジョッキーズシリーズ最終戦です!
ちょっと間が開いてしまったので、改めてここまでの戦いをおさらいしておきましょう。
第1ステージは11月23日盛岡競馬場。
みぞれが降る過酷なお天気の中で行われ、第1戦は1番人気馬に騎乗した神尾香澄騎手(川崎)が逃げ切り勝ち。
第2戦は佐々木世麗騎手(兵庫)と濱尚美騎手(高知)との激しい追い比べの末、ハナ差で佐々木騎手が勝利しました。
第2ステージは11月27日高知競馬場。
こちらは一転、とてもいいお天気の中で行われました。
第1戦は濱騎手が早め先頭から押し切って勝利。第2戦も濱騎手が勝利して地元で2連勝を決めました!
【高知ラウンドでの集合写真】
現在の総合ポイントは、
1位 濱尚美騎手 95P
2位 神尾香澄騎手 66P
3位 佐々木世麗騎手 61P
4位 深澤杏花騎手 53P
5位 関本玲花騎手 49P
6位 宮下瞳騎手 46P
7位 別府真衣騎手 34P
8位 木之前葵騎手 0P
ということで、2勝2着1回の濱尚美騎手が断然のトップとなっています。
第3ステージの名古屋では、すでに調教師となった宮川真衣調教師が不参加、佐々木世麗騎手と関本玲花騎手も参加出来ないのはとても残念です。
しかし怪我のため盛岡と高知を欠場していた木之前葵騎手が参戦!地元での戦いですから、活躍を期待しています。
そしてもちろん、女王・宮下瞳騎手も、地元での巻き返しに注目しています。
*18日(金)名古屋 第9R『LJS第1戦』 1400m 15:25発走*
ここは1枠1番トーホウグロリアス木之前騎手を本命にします。
昨年末のレースではB4組で逃げ切り勝ち。その後は除外があったり、前走は9着と惨敗していますが、これはB1でのもの。
今回のメンバーに入れば巻き返し可能だと考えます。
対抗は名古屋移籍後好調なテイエムクイーン深澤騎手。逃げてしぶといニシノステラ神尾騎手も気になります。
◎1、トーホウグロリアス 木之前葵騎手
〇2、テイエムクイーン 深澤杏花騎手
▲5、ニシノステラ 神尾香澄騎手
*18日(金)名古屋 第11R『LJS第2戦』 1400m 16:35発走*
最終戦はパワースカイ宮下騎手が本命。前走は2番手から僅差の2着。叩き3戦目でさらなる良化に期待しています。
対抗は逃げられそうなピラミデ濱騎手。今の名古屋の馬場はかなりの逃げ有利ですから、シリーズ3勝目もあるかもしれません。
安定感のあるマテラシオン木之前騎手にも注目です。
◎1、パワースカイ 宮下瞳騎手
〇5、ピラミデ 濱尚美騎手
▲4、マテラシオン 木之前葵騎手