*20日(木)姫路 第11R『兵庫クイーンセレクション』 1400m 15:55発走*
ここは重賞で2度の好走歴があるアンサンを中心に考えます。
デビュー2連勝で挑んだ園田プリンセスカップは地元馬最先着の3着、兵庫若駒賞は逃げて失速して6着となりましたが、そこからは逃げにこだわり過ぎない競馬にチェンジ。
園田ジュニアカップでは好位から粘って2着と、牡馬に混じっても高い能力を見せています。
スタートも速くて番手でもOK。展開は問わないですし、重賞で揉まれて来た経験値も上位。
今回は初タイトルのチャンスです。
対抗はニフティスマイルにしました。
まだデビュー2戦とキャリアが浅いですが、新馬戦を快勝すると、前走のJRA認定競走アッパートライでは1番人気に支持されて2着。
中団の追走から、向正面で上がって来た勝ち馬エイシンクレモナと一騎打ちになりました。途中被されそうになったり、馬体を併せてのマッチレースと、厳しい展開の中、最後までよく粘ったと思います。
今回初めての重賞挑戦になりますが、いきなり通用する力があるのではないかと期待しています。
3番手評価にしたのはニネンビーグミ。
ここまで4戦2勝2着2回とすべて連対している堅実派です。
前走は初の1700m戦で、JRA認定競走アッパートライリミテッドを逃げ切り勝ち。ロケットスタートを決めて、道中並ばれそうになる場面もありましたが、しぶとく粘り切りました。
1400mは勝ち星がないとはいえ、どちらも僅差の2着。
特に距離に心配はないと感じます。
北海道からの移籍初戦を快勝したサラヘレン、1400mのJRA認定アッパートライリミテッドを勝っているダイヤモンドダストまで。
◎5、アンサン
〇2、ニフティスマイル
▲6、ニネンビーグミ
△7、サラヘレン
△1、ダイヤモンドダスト
*18日(火)名古屋 第10R『新春ペガサスカップ』 1600m 16:10発走*
ここは2歳馬のレベルが高い門別で揉まれて来たアマクミナイデヨを本命にします。
フルールカップで3着に入り、エーデルワイス賞では8着とはいえ大きく負けていないので、これまで戦って来た相手が違います。
愛知移籍初戦は8馬身千切る圧勝劇で能力の高さを示しました。
今回は除外明け、初のマイル戦となりますが、力の違いで勝ち切ってくれるのではないかと期待しています。
対抗はアップテンペストにしました。
岩手からの移籍初戦だったライデンリーダー記念は、先行して早めにエムティアンジェに交わされたものの、そこからよく粘って2着。
大崩れなく堅実に走る馬。盛岡の1400mをこなしているので名古屋のマイルはまったく問題ないでしょう。
先行してしぶとさが活きる流れになれば。
レイジーウォリアーはここに来てグングン力を付けている印象です。
ゴールドウィング賞は3着でしたが、前走の若獅子盃ではゴールドウィング賞2着だったシノジマニヨラサイを3馬身離して快勝。
しかも前半はパピタとの激しい先行争いになって、それでも直線突き放すんですから、以前と比べると相当強くなっていると思います。
大外枠からハナを切っていくのか、どういう競馬を見せてくれるか楽しみです。
シノジマニヨラサイはゴールドウィング賞であわやの2着。
この時は10番人気と人気薄でしたが、前走でも長くいい脚を使って2着とフロックではないことを証明しました。
2度目の名古屋となるイイネイイネイイネまで。
◎11、アマクミナイデヨ
〇7、アップテンペスト
▲12、レイジーウォリアー
△8、シノジマニヨラサイ
△3、イイネイイネイイネ
*10日(月)佐賀 第8R『ゴールドスプリント』 1300m 18:15発走*
第1回ゴールドスプリント。
地元のドラゴンゲートと兵庫の快速娘ステラモナークというスピード馬が2頭いるので、どちらが主導権を取るのか、先行争いはある程度激しくなると見ています。
佐賀は基本的に前有利のコース形態で、特に1300mは逃げ馬有利のコースですが、あまり前がやり合うとキツくなりますから、末脚のしっかりしている馬から行きたいです。
本命にしたのは高知のダノングッド。
名古屋、笠松と遠征で全国交流戦を連勝して来ました。
以前は強烈な末脚が武器の馬でしたが、多田羅騎手とのコンビになって、いつの間にか好スタートから楽に位置が取れる馬に変貌。
前走の笠松グランプリでは、アザワク、コパノフィーリングという全国トップクラスのスピード馬が引っ張る展開で、楽々3番手を追走し、危なげないレース運びで差し切り勝ち。
立ち回りが上手くなった今、初めての佐賀でも不安は感じません。
対抗は地元期待の1頭、ミスカゴシマ。
一時期勝ち切れない時期もありましたが、ここに来て2連勝。
すっかり差す競馬が板につきましたし、使いつつ体も増えてもう一段階パワーアップ。
遠征馬相手にどんなレースを見せてくれるでしょうか。
3番手評価にしたのは高知のダノンジャスティス。
最近は目立たない成績が続いていますが、昨春の頃の走りが戻れば今回のメンバーでも十分好勝負出来る実力の持ち主です。
同厩舎のダノングッドと差がついてしまいましたが、どこかのタイミングで巻き返して来るのではないか、といつも狙いたくなる馬です。
兵庫のステラモナークは先行争いがどこまで激しくなるかがポイント。
自分のリズムで行ければあっさりもありそうです。
地元のドラゴンゲートも先行争いがカギでしょう。
◎2、ダノングッド
〇3、ミスカゴシマ
▲9、ダノンジャスティス
△5、ステラモナーク
△7、ドラゴンゲート
*4日(火)名古屋 第10R『名古屋記念』 1400m 15:50発走*
ここはナムラマホーホVSメイソンジュニアの戦いだと思いますが、今の充実ぶりを考えるとナムラマホーホでしょう。
JRA未勝利から愛知に移籍すると、破竹の勢いで勝ち進んで来ました。
3歳時はまだ重賞では今一歩の印象でしたが、昨年さらに成長して、名港盃、ベイスプリント、東海菊花賞と、距離の違う重賞で3勝を挙げる活躍ぶり。
先行タイプではないものの、この馬のロングスパートは本当に強烈で、展開関係なく自分で上がって行ける脚は素晴らしい武器です。
今回は先行したい馬が複数いる上にスピード馬エイシンエンジョイがいますから、スローにはならないと思います。
そうなれば、よりこの馬に向く展開になるのではないでしょうか。
対抗はメイソンジュニア。
この馬も末脚、決め手が武器。
なにげに重賞勝ちはないのですが、名古屋1400mは合っている舞台。
メンバー的にも上位争いでしょう。
3番手評価は兵庫からの移籍初戦となるエイシンエンジョイ。
昨年こそ重賞勝ちがないものの、その前は1400mでスピードを活かして重賞を勝ちまくっていた馬です。
今回のメンバーであれば、この馬の持ち味を活かせると思います。
JRAからの移籍初戦となるクイックファイアは初の1400mのペースに対応出来るかがカギ。
明け10歳でも底力のあるサンデンバロンまで。
◎1、ナムラマホーホ
〇3、メイソンジュニア
▲2、エイシンエンジョイ
△4、クイックファイア
△7、サンデンバロン
*3日(月)園田 第11R『新春賞』 1870m 16:10発走*
揺るぎない中心はエイシンニシパでしょう。
2017年に初制覇して、2018年こそ5着だったものの、2019年からは3連覇中。
新春賞の絶対王者ですね。
前走の園田金盃は唯一ジンギに食い下がっての2着。他の馬たちが勝負所から置いていかれる中で、しっかりついて行って最後までしぶとく伸びましたから、改めてこの馬の力を見せつけられる内容でした。
このレースぶりを見た橋本忠明調教師は、「まだ一年やれると確信しました」と仰っていました。今年は明けて9歳になりますが、衰えは感じません。
今回のメンバー、近走の成績を見ると強敵と言える馬も見当たりませんので、ここは4連覇、新春賞5勝目という偉業達成に期待しています。
コスモバレットは3走前の逃げ切り勝ちがびっくりするくらい強かったです。
先行争いを制してハナに立つと、気持ち良くグイグイ逃げて後続を大差離しての圧勝劇。
もともと力のある馬でしたが、こういうレースが出来るとは...。また新たな一面を見せていただきました。
続くスポニチなにわ賞も同じようなレースぶりで圧勝。こういうレースをしたら本当に強いですね!
ただ自分の形に持ち込めないと前走の東海菊花賞のような感じになってしまうので、スムーズに行けるかがカギでしょう。
スタートから前半どんな流れを作るのか注目しています。
3番手評価はエイシンデジタルにしました。
昨年の摂津盃で初重賞制覇。
不良馬場で速い流れになったとはいえ、短い直線で「もう届かないか...」と思ったところから差し切ったのはさすがです。
そこから結果は出ていませんが、コスモバレットが速い流れを作るようならばこの馬の末脚が活きるのではないでしょうか。
同じく差し脚に見どころのあるアワジノサクラ、休み明けでもエイシンガネーシャまで。
◎1、エイシンニシパ
〇9、コスモバレット
▲7、エイシンデジタル
△8、アワジノサクラ
△6、エイシンガネーシャ