
そして明日はもう1つ重賞レースがあります!
佐賀競馬場で行なわれる、3歳重賞『飛燕賞』
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まず本命は【オヤビン】。前走はJRAに挑戦して、いつもよりかなり厳しいレースを経験して来ました。
若馬は、 [JRA挑戦→地元で結果出す] というのが私のセオリーなので、成長力を期待しています。それに前走であの流れを経験したら、今回はかなりラクに感じると思うんですよね。そうすると最後の伸びにも繋がるし。
騎乗するのは昨年【ヴァンクルタテヤマ】で『サマーチャンピオン』を制した倉富騎手!
先日の『佐賀記念』では地元の【ワンパクメロ】に騎乗して、地元最先着の6着でした!今度は【オヤビン】とともに、佐賀に新しい風を吹き込んでほしいですね♪
対抗は【パスカル】。九州の2歳チャンピオンで、前走は古馬とも対決!佐賀に来てから初めて連対を外しましたが、それでも3着に頑張りました。この世代ではやはり能力上位でしょう。
気になるのが【クラガリレイ】。北海道でデビューして、たくさんのレースを経験して佐賀にやってきました。前走は転厩戦なので、一度使った今回が狙い目ではないでしょうか♪
鞍上は「佐賀のガクト」こと下條騎手!倉富騎手とともに、これからの佐賀を背負って立つ存在です!
◎11、オヤビン
○2、パスカル
▲5、クラガリレイ
△8、グレートトップガン
△6、カゲワフマセナイ
明日、福山競馬場で新たな歴史が刻まれます!
中央競馬で行なわれる、G?『ヴィクトリアマイル』のステップレースに出走するための権利をかけて、『福山牝馬特別』が開催されるのです。
これまでは園田で行なわれていたこのレース、今年から福山で開催されることになりました。2005年にサラブレッドを導入して、昨年は初の全国交流『オッズパークグランプリ』を開催。進化し続けている福山競馬場で、どんなドラマが生まれるんでしょうか♪
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メンバーを見てみると・・・んん〜・・なかなか難しいですねぇ〜
その中で本命は名古屋の【サチコゴージャス】。名古屋に来てから、ものすごく優秀な成績です。テンのスピードが速いので、展開に左右されずらいこともありますし、常に1〜2番手からのレースで結果を残しています。
夏場の時は、1400mがベストというお話でしたが、1600mでも充分結果を出しているし、今回は小回りの福山競馬場!
初めてコースを見た時に思ったのが・・・
「だから福山のジョッキーは上手なのか。」ということ。
それくらい、コーナーが小回りで難しいコースだと思いますね。
それに名古屋の1600mと、福山の1600mでは馬にとっても騎手にとってもだいぶ違ってきます。テンのスピードを生かして、初代クイーンに輝いてほしいですね☆
対抗は地元・福山の【トミノプラネット】。この馬も前に行く馬ですね。昨年は【ユキチャン】が勝った『関東オークス』にも出走していて実績は充分。前走逃げ切り勝ちをしているし、地元の利もあるでしょう。
騎乗するのは嬉勝則騎手!
福山が誇るリーディングジョッキーです。現在1800勝を越える勝ち星ですから、2000勝達成して『ゴールデンジョッキーC』に出場する日も近いでしょう♪
そして、再び園田に帰って来た【エンタノメガミ】!ここ2走は【ベストタイザン】や【バンバンバンク】といった、牡馬バリバリのOP馬と戦って来ています。このメンバーに入ったら、ラクに好位に付けられるだろうし、怖い存在です!
◎3、サチコゴージャス
○5、トミノプラネット
▲4、エンタノメガミ
△8、キーポケット
△9、サンディナナ
明日は荒尾競馬場で3歳戦の『たんぽぽ賞九州産馬』が行なわれます!たんぽぽ・・と聞くと、なんだか春が近づいて来た気分になりますね♪
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明日のメンバーを見てみると・・JRA勢vs平山厩舎といった感じ。地元4頭はすべてリーディングである平山厩舎の所属馬です。昨年のLJSの時、平山先生に色々なお話を伺ったのですが、本当にポテンシャルが高い!どうしたら荒尾競馬が盛り上がるのか、自分に出来る事は何か、真剣に考えて行動していました。
【左:平山調教師 右:長岡一也アナウンサー】
一番印象的だったのは、平山先生が厩舎に来ると、馬たちがみんな顔を覗かせること!そして1頭1頭を撫でていって、朝の調教が終わる。たくさんの管理馬がいるために、いくつもの厩舎に分かれているんですが、すべての厩舎を回っていらっしゃいました。
そのほのぼのとした光景・・先生の愛情と、馬たちの信頼が伝わって来て、とても清々しい気持ちになりましたね。
今回、その平山厩舎からエントリーした4頭の中でも大将格なのが【テイエムヒッカテ】。前走の『ノカイドウ特別』では、1番人気に推されながらも4着に敗れてしまいましたが、好位追走で最後までよく頑張っていました。今回はメンバー的にも再戦ムードで、ぜひともリベンジしてほしいところです!
その『ノカイドウ特別』を8番人気で制したのが、同じく平山厩舎の【テイエムビビッド】。なんとこのレースが初勝利☆ここまで時間はかかりましたが、前走の追い込みは凄かったですね!前走から100m距離が伸びる今回は、展開も味方しそう。ここでいいところを見せて、前走の走りがフロックじゃなかったことを証明です!
JRA勢では、やはり『ノカイドウ特別』2着・3着の【カシノチェスト】と【カシノレオン】が有力ですね。前走の『ミヤマキリシマ特別』では、2頭の着順がひっくり返っているように、力差はないと思うんです。ただ気になるのが使い詰めなこと。特に【カシノレオン】はここのところ使うたびに体重が減っている。当日の馬体重に注意したいです。
そして初の地方挑戦となる、【フォーシーズンゴー】と【サイレントビート】の2頭も侮れません。特に先行力のある【サイレントビート】の脚質は、小回りに合うはずですから!
◎3、テイエムビビッド
○6、カシノチェスト
▲11、テイエムヒッカテ
△4、サイレントビート
△2、フォーシーズンゴー
今年の『佐賀記念』は、昨年のように雪の影響もなく、無事にメンバー通り開催できそうですね♪
思えば昨年は、【マコトスパルビエロ】vs【ミツアキタービン】vs【キクノアロー】の三つ巴先行争いにより、相当速い展開になりましたよね!
でも【チャンストウライ】が、3コーナー手前からひとマクリで、直線も強かったなぁ〜。
今年はここまでの歴戦を考えても、【スマートファルコン】が断然の本命でしょう!
前走の『兵庫GT』から距離が600メートル伸びますが、今までの走りから考えても全くもって問題ナシ!2000メートルの今回は、前走のように出遅れて後方からになるとさすがにキツイでしょうが、展開もそれほど問わないので死角はないと考えます。
対抗は、前年チャンピオンの【チャンストウライ】。昨年は『佐賀記念』以外に勝ち星はないといっても、一年間すべてダートグレードレースに挑戦して、強い相手と厳しいレースを経験して来ました。長くいい脚を使う馬で、今回も期待してます♪
◎6、スマートファルコン
○9、チャンストウライ
▲10、サカラート
△5、ワンパクメロ
△8、クリーン
明日、高知競馬場で行なわれる『新人王争覇戦競走』。全国からフレッシュな新人たちが集まって、熱い戦いを見せてくれそう♪
新人王争覇戦競走出走表
これは昨年の新人王争覇戦競走の写真。年末の『シンデレラマイル』で初重賞制覇を成し遂げた本橋孝太騎手や、JRAの田中博康騎手、北村友一騎手の姿がありますね〜。
今年の騎乗馬のメンバーを見てみると・・・・とにもかくにも行く馬ばかり。もともと行け行けになることが多い新人王戦において、このメンバーは相当の先行争いになると思われます。
その中でも、外目の枠に入った川島正太郎騎手騎乗【スリーマインド】。逃げて渋太く粘るのですが、なかなか勝ち切れないレースが続いています。
川島騎手は今年デビューしたばかり。異例の速さで勝ち星を重ね、すでに交流重賞『クラスターC』で勝利☆どんな大きなレースでも冷静に騎乗する様は、新人の域を越えています。川島騎手&【スリーマインド】の華麗な逃げ切りが見られるかも。
対抗は黒澤愛斗騎手騎乗の【ケイエスブーケ】。こちらも外枠を利用して、いいポジショニングが取れそうです。川島騎手と同期の黒澤騎手が、どんな手綱捌きを見せてくれるでしょうか♪
ちなみに・・・茨城生まれである黒澤騎手ですが、「1歳馬の乗りならしがしたい!」ということで北海道競馬に志願。1歳馬の乗りならしというのは・・・まだ何も知らない赤ちゃんサラブレッドに、人が乗ることを教えるという、技術と勇気が必要なものなのですよ。ちなみに今の日本で、競馬場単位でこれをやっているのは北海道以外にありません。まさに馬産地ならではのお仕事です!そしてこのお仕事は、相当腕が磨かれるんですよ!
レースの方は先ほども書きましたが、どにかく行け行けドンドンになる予感なので、いつものレースよりもさらに「何が起こるかわからない・・」感たっぷりです☆
ちなみに・・・何年前か忘れましたが(笑)、私も出場したんですよ!新人王に!
その時は同期の繁田健一騎手や、1期下の御神本訓史騎手、JRAの北村宏司騎手たちと一緒に競ったんです。今考えると、なんかすごいメンバーだったな・・・
◎10、川島正太郎騎手
○11、黒澤愛斗騎手
▲6、丸田恭介騎手
△2、藤岡康太騎手
△4、郷間勇太騎手