さて、引き続き園田・姫路競馬の話題です。
今週の水曜日からは、いよいよ7年半ぶりの姫路開催がスタートします!
わたしが最後に行ったのは兵庫ダービーの時だから、2010年ハイパーフォルテが勝った時。
あれから10年が経ったとは...あっという間過ぎてちょっと信じられませんが。
当時は姫路城が修復工事中で幕に覆われていたのですが、今や立派に復元されて、姫路競馬場に行きつつ、美しい姫路城の姿も見られるとのこと。
近場の方はもちろん、遠くの方もぜひ遊びに行って見てくださいね。
と言っているわたしは水曜日に取材に行こうと思っていたのですが、息子の中耳炎が長引いているので今回は自粛...。
今の時代はネットの情報が充実していますから、家でしっかり楽しみたいと思います。
ではでは、先日の園田遠征の時に取材した関係者のお話を載せていきます。
まずはこの方!御年60歳の川原正一騎手。
オッズパークのロゴをチラ見せしつつ、笑顔でハイポーズ☆
本当に何年経ってもお変わりなくパワフルな騎乗を見せてくれますよね。
「いやいや、年取ったなとは思うけど。
でも騎乗スタイルは30年前と変わらないですよ。そこはこだわって行きたいですね。
今年も目の前の1鞍1鞍を大切に乗って行きます!」
と話してくださいました。
20代30代とバチバチで戦う60歳。
的場文男騎手もそうですが、本当に驚異の60代ジョッキーです。
続いてこの日(1月8日)が20歳の誕生日だった木本直騎手。
謎の木本ポーズでキメ☆
昨年4月にデビューし、ルーキーイヤーで22勝を挙げました。
ヤングジョッキーズシリーズ・ファイナルラウンドにも出場し、いきなり存在感を見せてくれましたね。
「デビュー当日に落馬して手首を骨折してしまい、どうなるだろう...と思っていましたが、たくさん乗せていただき、周りの方々に感謝しています」
ファイナルラウンド中山でお会いした時にも思ったのですが、落ち着き方が20歳とは思えないのですが??
「それ、他の人にも言われました。デビュー当日から落ち着いてるなって」
と、これまた落ち着いた受け答え。
しかしですね、
話すトーンは落ち着いているのに、謎の木本ポーズをしたり、「アタック!地方競馬」では(自主的に!)ウインクを披露したり...
まだ木本騎手の個性を掴めておりません(笑)。
今年はどんな姿を見せてくれるか楽しみです。
こちらは個性が際立っている、デビュー2年目の石堂響騎手。
正統派ガッツポーズでパチリ☆
しかし中身は全然正統派じゃない(いい意味で!)。
騎手になるか実況アナウンサーになるか迷ったという逸話の通り、とにかくレース実況が上手。
「競馬展望プラス」にも出演していただきましたし、あらゆるメディアで取り上げられましたよね。
上手いのは実況だけではなくて、レースでもしっかり結果を出しているところがさすが。
デビューイヤーは兵庫の新人最多勝を更新、昨年はヤングジョッキーズシリーズ・ファイナルラウンドに出場しました。
ラジオNIKKEIの実況アナウンサーの方々を崇拝している石堂騎手。
昨年はファイナルラウンド中山以外にもJRAで騎乗する機会がありました。
「どちらも小塚歩アナウンサーが担当で、名前を呼んでいただき感激しました。
ファイナルラウンドに出場出来て、思い残すことはないと思ったのですが、中野雷太アナウンサーにも名前を呼んでいただきたいので、
また今年も頑張ります!目標はキャリアハイです!!
...あともう一つの目標は競艇全場制覇!!!」
ということでした。
今年も唯一無二の存在感を見せてくれることでしょう。
久しぶりの園田遠征でまさかの開催中止となり、吉田勝彦アナウンサーの生実況聞き納めが出来なかったことを前回のブログに書きましたが、
1月9日のレース実況引退日は無事開催が行われ、吉田さんのラスト実況が場内に響き渡りました。
わたしはネット観戦でしたが、ゴール直後にファンの方々による拍手が聞こえ、とてもとても感動しました。
吉田さんがレース実況を引退した後は、この方々が後を受け継いでいきます。
竹之上次男アナウンサーと、三宅きみひとアナウンサー。
竹之上さんは、正統派なレース実況に、時々ポロリと吉田節を入れて来るイメージ。
直近では楠賞でジンギが並ばれた時の、「リンゾウチャネルが楽々抜けていきます...」の言い方が、
リンゾウチャネルの強さに脱帽!という雰囲気が出ていてとても好きです。
一番近くで吉田さんのレース実況を聞いて来た竹之上さんですから、いよいよ引退されるということで、淋しさ満載なのではないかしら?と思っていたら、
「まぁ吉田さんが消えてなくなるわけではないからね。
これからも展望番組には引き続き出ますし、イベントとか、講演とか、今まで以上に増えるんじゃないかなと思っています。
吉田さんのことだから...ひょっこり実況するかもしれないし(笑)」
レース実況引退で淋しいというよりも、これから先の吉田さんをとても楽しみにしているんだなと感じました。
さすが吉田さんの愛弟子!
もう一方、三宅アナウンサーは熱い男というイメージが強いです。
我流を極めて一流になった吉田さんと、正統派に吉田節を加える竹之上さんという個性の強い先輩二人に対して、
どんな風に個性を出してくるのかなぁと思っていたら。
この方、歌ってますよね?
レース中ではないですが、馬場入場の時に歌ってますよね?
最初に聞いた時には度肝を抜かれましたが、今や重賞で三宅さんが実況するとなると、
「どの馬で歌うのかな?」と楽しみにしています。
だいたい予想が外れて、「そう来たか!」ということの方が多いのですが。
せっかくなので、三宅さんに「なぜ歌い出したのか?」を伺ってみました。
「一番最初は2016年ののじぎく賞で、高知のイノセントワールドという馬が遠征に来て、その時初めて歌ってみました」
とのこと。
事前に竹之上さんに相談などはなかったらしく、
「今、歌ったな、と思った(笑)」と竹之上さん。
「何度かやらせてもらっているうちに、周りの方々から反響があって、それで重賞の時には恒例のような感じになりました」
ということでした。
吉田さんの背中を見て来た実況アナウンサーのお2人。
それぞれ独自のスタイルを持っているので、今後のレース実況をとても楽しみにしています!!!
本日園田競馬では、64年という長きに渡り、園田・姫路の実況を担当してきた吉田勝彦アナウンサーが、レース実況を引退します。
本日実況するレースは、1レース、2レース、5レース、6レース。
これで実況での吉田節が聞き納めになってしまうとは...本当に淋しいです。
今日は仕事で園田に行けないので、昨日行って来ました!
ご存知の通り、昨日は馬場整備不良のために4レース以降が中止に。
わたしは3レース終了直後に到着したため、レースを見ることは出来ませんでした。
直前の3レースには落馬がありましたが、吉村智洋騎手、鴨宮祥行騎手、長谷部駿弥騎手ともに大きな怪我はなく、ホッとしました。
人馬が安全に競馬に取り組めることが大前提。
競馬中止が決まり、次の日のレースに向けて馬場整備が急ピッチで行われました。
担当の方々が水を抜く作業をしていましたが、スポンジを使って手作業で丁寧に行われていて、その姿を見ているととても大変な作業で頭が下がる思いですが、
人馬が安心して競馬に向き合えるようしっかりと整備して欲しいと願います。
吉田さんの生実況は聞けなくなってしまい、とても残念だったのですが、逆に時間に余裕が出来て、ゆっくりお話を伺うことが出来ました。
「約9万回レース実況をしていても、満足いくレースなんて数えるほどしかないんです。
これは良かったかな、と思っても、後で聞いてみると『どこがいいの?』と感じることばかり。情けないです」
と言う吉田さん。
これだけ兵庫競馬の魅力を発信し続け、実況の神様と呼ばれ、ギネス世界記録にもなり、NARグランプリ特別賞にも選ばれて。
本当にすごい方なのに、この謙虚さ。
探究心、向上心が桁違いに高いからこそ、ここまでやってこれたんだな、と納得です。
レース実況は本日で聞き納めですが、展望番組やイベントなどには登場する予定と言うことですから、今後も吉田節を楽しみにしています。
*6日(月)水沢 第9R『トウケイニセイ記念』 1600m 15:15発走
ここは4歳になったパンプキンズに注目が集まりそうですが、、
オッズパーク地方競馬応援プロジェクトの我らがマリーグレイスに期待しています!
マリーグレイスは初勝利が芝重賞の若鮎賞ということで、芝の方が合うのかなと思っていたのですが、ここに来てダート3連勝と覚醒中!!!
B1組戦の時は直線を向いた時点で、後続に飲まれるだろう...という感じだったのに、そこから渋太く粘り込んでクビ差の勝利。
A2組への昇級戦だったもみの木賞では、外枠スタートからすんなりハナを奪い、最後は突き放すという強い競馬で勝利。
前走は一度交わされたように見えましたが、そこから差し返してのハナ差勝ち。
この3連勝はそれぞれ内容が濃いものだし、直線での粘り腰は本当にすごいです!
昨年デビューの塚本涼人騎手とも手が合うんでしょうね。
今回は久しぶりの重賞になりますが、いい枠に入ったし、53キロを活かして驚異の粘り込みを期待しています。
一番の強敵はパンプキンズでしょう。
実績的にも抜けているし、何より同型の逃げ馬です。
枠的にはマリーグレイスの方が有利ですが、パンプキンズが本気で逃げようと思ったら、相当厳しい展開になりそう。
前走の取り消しは残念でしたが、水沢マイルの強さは現在の岩手トップクラス。
桐花賞はヤマショウブラックが勝ち、この世代の強さを見せつけました。
4歳になってどんな競馬を見せてくれるか楽しみです。
南関東で7勝を挙げたブルージェットは今回が岩手移籍初戦。
前走はA2の1000m戦で5着、久しぶりに掲示板を確保しました。
これまでは1200~1400mが中心でしたが、1600mの経験もあって守備範囲でしょう。
力の比較が難しいところではありますが、ここに入ってもいきなり通用しそうです。
絆カップで4着だったセンティグレードは、続く冬至特別で後方から差し切り勝ち。
前走は差し脚届かず3着でしたが、ここはパンプキンズがいるので流れ的には向きそうです。
前走マリーグレイスのハナ差2着だったヤマニンボアソルチまで。
◎2、マリーグレイス
○7、パンプキンズ
▲8、ブルージェット
△3、センティグレード
△6、ヤマニンボアソルチ
明けましておめでとうございます。
今年も一年、どうぞよろしくお願い致します。
*1日(祝・水)名古屋 第10R『新春ペガサスカップ』 1600m 15:50発走*
元旦からしっかり当てて幸先のいいスタートにしたいところ。
本命にしたのはデビューから3戦3勝のインザフューチャー。
2走前のセレクトゴールドでは、ダッシュよくハナに立つと、勝負所からエムエスオープンに迫られましたが、最後は突き放して逃げ切り勝ち。
1600mに距離が延びたゴールドウィング賞では、直線に入って早々にエムエスオープンに並ばれましたが、そこから渋太く粘ってハナ差凌ぎ切りました。
着差はハナでしたが、あのタイミングで並ばれて、よく差されなかったなと。
勝負根性が相当あるし、二の脚が速くて楽に前に行けるので、最後まで粘り腰を見せてくれるのではないかと思っています。
少し間隔は開きましたが、ここもスピードを活かして粘り込みを期待しています。
対抗はゴールドウイング賞2着だったエムエスオープン。
セレクトゴールドでは1馬身あったインザフューチャーとの差をゴールドウィング賞ではハナ差まで詰めて来ました。
前走の若獅子賞は、内から追っ付けて先手を取る形。勝負所では後ろを突き放して楽勝して見せました。
スタートから出して行ったことで、これまで以上に楽に位置が取れるようになると思うし、インザフューチャーとの3度目の対決が楽しみです。
前走で2歳1組を勝ったツナグは、好位から差し切る王道の競馬で勝利。
2走前のセレクトゴールドでは、コーナーでフラフラしたり、いきなりやる気スイッチオフモードになったりと、子供っぽさ全開でしたが、
スムーズに気持ちよく走れると強いというところを見せてくれました。
今回も前走と同じ大外枠。揉まれずにスムーズに運べれば面白いと思います。
前走1組を逃げ切り化ししたムスターファ、安定感あるアニマーダまで。
◎5、インザフューチャー
○7、エムエスオープン
▲12、ツナグ
△11、ムスターファ
△3、アニマーダ