*30日(水)川崎 第11R『川崎記念』 2100m 16:10発走*
本命にしたのはケイティブレイブです。
実績断然だし、JRAの速い馬場に対応したJBCクラシックの走りは圧巻でした。
チャンピオンズCの負けはいまいち腑に落ちないのですが、10キロ、10キロと続けて増えていたことも大きかったのではないかと感じます。
前走の東京大賞典は3着ですが、直線でしっかり伸びて見せ場を作ったし、上位2頭の走りが勝っただけで、この馬自身はいい走りをしていました。
最近は前半抑える競馬を続けているので、どういう戦法でも自在に動けることが強み。
絶好枠を活かして久しぶりに先行するのか、それとも行かせていい位置につけるのか、いろいろな選択肢があると思いますが、昨年のこのレースと同じく圧倒的な走りを期待しています。
対抗は迷ったのですが、、一昨年のこのレースの勝ち馬オールブラッシュにしました。
そこからなかなか勝ち星が挙げられませんでしたが、
前走の浦和記念は途中からマクッて早め先頭に立つ積極的なレースで久しぶりの勝利。
スムーズに気持ちよく走れれば、やっぱり強いということを証明したし、田邊騎手の巧さも光ったレースでしたね。
JBCクラシックでは見せ場なく終わってしまいましたが、今回のメンバーならばスムーズに自分の競馬ができるのではないかと思っています。
最近結果が出ていないアポロケンタッキーですが、前走の東京大賞典では2番手から積極的な競馬を展開しました。
もともと能力のある馬だし、きっかけさえあれば浮上してもおかしくない馬です。
実力馬ミツバも「気分良く走れれば」の条件付きながら、その条件が整った時には相当強い馬。
前走も好位からいいレースをしていたし、スムーズに流れに乗れれば。
外目の枠に入りましたが、スピードのあるサルサディオーネまで。
◎2、ケイティブレイブ
○8、オールブラッシュ
▲5、アポロケンタッキー
△6、ミツバ
△9、サルサディオーネ
日曜日に東京競馬場で行われた根岸S。
フェブラリーSの前哨戦ということでかなりいいメンバーが集まりました。
昨年のNARGP年度代表馬であるキタサンミカヅキ、さらに岩手からの移籍初戦となるラブバレット、南関東から移籍2戦目となるクロスケも参戦し、地方競馬好きにとっても大注目のレースとなりました。
そんな中、勝ったのは2番人気コパノキッキング。
久しぶりの1400mをものともせず、直線素晴らしい伸び脚で突き抜けました。
オイシン・マーフィー騎手
「素晴らしいレースでした。いい位置に楽に付けられましたし、今後が本当に楽しみです。
1200mから1400mになるのであまり早く先頭に立たないようにしました。
もしかしたら1200mがベストなのかなと。(あと1ハロンの延長は)少し長い気がします」
1200mがベストでも、1400mで圧巻のパフォーマンスを見せたコパノキッキング。
次走のフェブラリーSではなんと藤田菜七子騎手とパートナーを組むということですから、どんなレースを見せてくれるか本当に楽しみです!!
2着はユラノトが好位から踏ん張りました。
クリストフ・ルメール騎手
「武さんの後ろに楽に付けることができて、ちょうどいいレースができました。
1400mも1600mも問題ないですが、勝った馬が強かったですね」
キタサンミカヅキは58キロを背負い、最後の直線で伸びて来るか?という雰囲気もあったものの、伸び切れずに9着という結果でした。
森泰斗騎手
「いつもよりも下げて終いを活かすことを心がけました。
勝ち馬の後ろにいたんですけど、最後は突き放されてしまいました。久しぶりの1400mの影響もあったのかもしれません」
移籍2戦目だったクロスケは11着、
JRA移籍初戦だったラブバレットは好位からよく粘っていましたが、最後は止まってしまって12着でした。
大野拓弥騎手
「スピードがあるし、年齢を感じさせない力強い動きでした。
コースが替わって先行力が活かせる舞台になれば、もっとやれるのではないかと思います」
次走は京都の1200mハンデ戦の予定だそうです。
8歳になっても体にハリがあって、力強い走りを見せてくれるラブバレット。次も期待しています!
20日に佐賀で行われた花吹雪賞を1番人気のスーパージンガが快勝。
渡辺博文調教師、松井伸也騎手という元福山コンビでの重賞制覇が実現しました!
渡辺調教師は10月に開業したばかり!
スーパージンガで11月に初勝利を挙げ、4連勝で初重賞制覇を果たしました。
赤見:初重賞制覇おめでとうございます!
渡辺:ありがとうございます。すごく嬉しいです。
赤見:レースは本当に強かったですね。
渡辺:強かったですね。これまでも強かったですけど、今までで一番強いレースをしたんじゃないかと。
メンバー的にも対戦経験のある馬が多かったし、能力の高い馬なので心配はしていませんでしたが、やはり重賞ですしプレッシャーもありました。アクシデントもなく強い勝ち方をしてくれて、本当に嬉しいです。
赤見:しかも松井騎手との福山コンビでの重賞制覇というのが感激しました。
渡辺:昔福山で一緒に乗っていた時は、まさか自分が佐賀で調教師として乗ってもらうことになるとは思わなかったですけどね。こうやって昔の仲間と一緒に重賞を勝てたというのは嬉しいですよね。僕が開業する前に北海道で修行させてもらったんですけど、その時に開業したら乗りに来てくれないかという話をしていて。たくさんの方々の協力を得て期間限定騎乗が実現して、本当に感謝しています。
赤見:本当に強い勝ち方でしたが、今後の予定というのは?
渡辺:レース後も馬は元気いっぱいなので安心しました。次は地元の重賞(2月17日飛燕賞)を予定しています。花吹雪で初の1800でしたけど、距離は自在にこなしてくれます。1400もまったく問題ないですね。その後はどうしようか考え中です。グランダムやJRA遠征など選択肢がたくさんあるので、馬の様子を見つつ、オーナーと相談して決めていきます。
赤見:渡辺厩舎に移籍して4連勝していますが、移籍当初のイメージというのは?
渡辺:いい馬だとは思いましたけど、実際に自分で跨って追い切りをした時、衝撃を受けたんです。「この馬、モノが違うな」って。速いところに行った時の走りが素晴らしくて。正直、「ジョッキーとして乗ってみたかった」って思いました。それくらいすごいなと。
ただね、うちに来てから30キロくらい体が減っているんですけど、実は食事の方法がちょっと難しいんです。普通の馬より食道が細いみたいで、食事は人間でいうおかゆのような状態のものをあげないといけない。詰まりやすいから食事中もずっと付きっきりだし、手はかかりますよね。その分、可愛くて可愛くて仕方ないんですけど。
赤見:食も細いんですか?
渡辺:いやそれが、食欲は旺盛なんです。食べさせ方を工夫してあげれば、たくさん食べてくれるので。今の状態でも強いですけど、まだまだ体は成長していくと思います。精神面でテンションが上がりやすいところがあるので、その辺りを一番気を付けています。
赤見:では今後の目標をお願いします。
渡辺:厩舎としては、開業してすぐに重賞を勝たせていただいて、順調すぎるくらい順調に来ています。オーナーの皆さん、スタッフ、ファンの皆さんに感謝しながら進んで行きます。せっかくこういう馬に出会えたので、少しでも長く日の当たる場所を歩かせてあげたいなと。そのために調教師としてできることを精いっぱいやっていきます。これからもよろしくお願いします。
*23日(水)大井 第11R『TCK女王盃』 1800m 16:10発走*
実績馬、上がり馬とかなりいいメンバーが集まって、印が足りないのですが、、、
本命ラビットランはすんなりと決まりました。
前走のJBCレディスクラシックは2着でしたが、負けて強しの競馬でした。
ブリーダーズゴールドCは強かったし、
何より久しぶりのダート、初の地方コースだったスパーキングレディCでも3着に頑張っているわけで、
今回も崩れる要素が見当たりません。
このメンバーならばある程度いい位置が取れるだろうし、競馬の上手な馬で、流れに乗って力を発揮してくれると思います。
対抗はアイアンテーラーにしました。
JBCレディスクラシックはいっぱいになってしまい、上位馬との力の差を見せてしまいましたが、
クイーン賞は強かった!
すんなりと先手を取って自分のペースで行ければ相当強い馬。
2着だったサルサディオーネも力のある馬ですが、最後突き放しましたから。
今回は同型のクレイジーアクセルが中枠、自身は大外ということで、2番手からの競馬になることもあり得るかと思いますが、
大外な分、揉まれることはないと思います。
スムーズな競馬ができれば、上位争い可能ではないでしょうか。
3番手評価はブランシェクール。
昨年のこのレースは大雪で特殊な馬場になった中で2着に頑張ったし、
レディスプレリュードもあわや1着か?という見せ場十分の競馬で2着。
この舞台はベスト条件だし、巻き返しは十分可能だと考えます。
末脚勝負のビスカリア、3連勝中のエイシンセラード、復活期待のワンミリオンスまで。
◎6、ラビットラン
○13、アイアンテーラー
▲10、ブランシェクール
△1、ビスカリア
△3、エイシンセラード
△4、ワンミリオンス
*20日(日)佐賀 第12R『花吹雪賞』 1800m 18:10発走*
四国・九州地区限定戦ですが今年は高知からの参戦がなく地元勢のみ10頭で戦います。
本命にしたのはスーパージンガ。
門別デビューで佐賀に移籍してから3連勝。
前走は3歳1組での戦いでしたが、中団からのロングスパートで4馬身突き抜けました。
今回初の重賞挑戦になりますが、10頭のうちの5頭が前走で負かした相手。
初重賞制覇のチャンスです。
しかも!
福山から移籍して、昨年の10月に調教師に転身した渡辺博文厩舎所属。
騎乗するのは同じく福山から北海道に移籍し、現在は期間限定騎乗で佐賀に来ている松井伸也騎手。
スーパージンガは渡辺厩舎にとって記念すべき初勝利を挙げた馬だし、バンブーエール産駒だし。
応援したい要素が次から次へと出て来る馬。
ぜひとも福山コンビでの重賞制覇を見たいです!!
対抗は九州ジュニアチャンピオンを勝っているローズカラー。
実績は断然だし、前走オープンの佐賀若駒賞を制覇。
距離が延びてから2戦続けて負けていたこともあってか4番人気でしたが、2番手から渋太く粘って7着までがコンマ3秒差という大接戦を制しました。
向正面から竹吉騎手が追い通しではありましたが、1800mを克服したことは大きいです。
しかも、競りかけられて控えて2番手からという競馬でも結果を出した。
レースの幅も広がったし、要注目の1頭ではないでしょうか。
ヤーラシカは門別からの移籍3戦目になります。
移籍初戦の3組は逃げて快勝、1組に昇級した前走は一気の距離延長もあり、3コーナー辺りでいっぱいになってしまいました。
ただ、血統的にも中距離がダメとは思わないし、一度経験したことで今回はスムーズに力が発揮できるのではないかと思っています。
南関東から移籍してきたスウォードクイーン、佐賀若駒賞3着だったモリデンベーまで。
◎8、スーパージンガ
○6、ローズカラー
▲10、ヤーラシカ
△7、スウォードクイーン
△2、モリデンベー