GWダートグレード戦線のトリを飾ったのは、例年以上に超豪華メンバーが集結したかしわ記念。
ソルテが逃げる形になり、2番手を追走したコパノリッキーが、2014年に続く勝利を挙げました!
1着コパノリッキー。
武豊騎手
「今日は僕が乗った中で一番落ち着きがありました。メンコを着けていたのもあるかもしれないけど、レース前は心配になるくらい落ち着いていましたね。
スタートして揉まれるポジションになることを心配していましたが、1コーナーで上手く外に出せたので、そこが大きかったです。
道中もいい感じで走ってくれたし、終始手応えがよかったです。
ここ3走は本来の走りができなくて、なんとか巻き返したいと思っていました。だから、勝ててとても嬉しいです。
本当に力のある馬で、スピードもあるし2000前後も問題ないけどマイルもいいですね」
村山明調教師
「タルマエが出ていたら完全にベストメンバーと言えるくらい、すごく強いメンバーが揃った中でよくがんばってくれました。
スタートして包まれるかと思ったけれど、上手く外に出して砂を被らない位置が取れました。
この後は馬の様子を見てですが、夏はお休みして、南部杯に行くかアメリカのブリーダーズカップに行くかオーナーと相談します」
2着は南関東で破竹の7連勝を飾っていたソルテ。
古馬になって初のダートグレード挑戦でしたが、逃げてマイペースで進み、コパノリッキーに抜かれてからもよく粘りました。
吉原寛人騎手
「ハナに行くかどうかはリッキー次第と思っていましたが、スタートが決まったので行きました。
いいペースで行けたし、絡んで来る馬もいませんでしたね。
欲を言えば、もう少しリッキーを閉じ込められていればなと思います。
でも、抜かれてからももうひと踏ん張りしてくれたし、ダートグレードでも通用するレベルだということがわかりました。
本当に力を付けているし、負けはしたけれど次に繋がるレースができたと思います」
寺田新太郎調教師
「このメンバー相手に、本当によくがんばってくれましたね。
この後は馬の様子を見ながらですが、京成盃グランドマイラーズを予定しています。
今後の最大目標は川崎のJBC(1400m)です」
3着は3番手を進んだベストウォーリアが踏ん張りました。
戸崎圭太騎手
「この馬自身よくがんばってくれましたが、前残りの展開になって、前2頭に行かれてしまいました」
4着は追い込んで来たノンコノユメ。
加藤征弘調教師
「今日は小回りということもあって、この馬本来の脚を使うことができませんでした。
レースから戻って来て、ケロっとした顔してるんだから...
次は帝王賞の予定なので、巻き返したいと思います!」
5着はサウンドトゥルー。
大野拓弥騎手
「久々のマイルでしたが、道中は感じよく進めました。
ただ、時計の掛かる馬場が少し堪えたのか、脚を取られてました...。
その中でよくがんばってくれたと思います」
1番人気に支持されたモーニンは8着という結果に。
ミルコ・デムーロ騎手
「スタートはまぁまぁだったし、砂を被っても大丈夫でした。
ただ、3コーナーで手前を変えてからフワフワしていました。初めて4つのコーナーのコースを経験したので、戸惑ったのかもしれません」