まずは、2300勝を達成した東川騎手から♪
赤見:2300勝おめでとうございます!
東川:ありがとうございます。まぁ数字的には、あんまり意識していなかったというか、通過点という感じですね。
ただ、ここまであっという間だった気がします。
気持ちの中ではいつまでも若い気でいますけど、気づいたらこの年になってて(笑)。
ここまで振り返ってみると、やっぱりケガをしたことが一番辛かったですね。
大きなケガをしたのは、ちょっと前のことですけど。
こうやって後遺症なく復帰できて、本当に良かったと思います。
赤見:長く続ける上で、大切にしていることはなんですか?
東川:やっぱり、メンテナンスですよね。今まで腰痛とかもなかったんですけど、最近は少し感じるようになって来て。やっぱり年ですよね(苦笑)。
赤見:東川さんは、笠松の休みの日に名古屋へ行って攻め馬を手伝っているんですよね?
東川:そうですね。ちょこちょこ行ってます。
実はね、2年前に短期限定免許で浦和に行かせてもらったんですけど、南関東は毎日競馬があるじゃないですか。そうすると、今までとリズムが違うし、自分が思っていた以上に体が疲れたんですよ。
その経験があって、またいつか南関東へ行きたいという気持ちもありましたから、普段から馴らしておこうと思って、毎日乗りたくて休みの日も名古屋に行ってるんです。
今年も7月から南関東での騎乗が出来ることになって、今度は大井所属として行くので頑張りたいですね。
不安も多いですし、もちろん簡単に結果が出せるとは思っていないですけど、やれるうちはもっともっと冒険したいんですよ。
今回の経験も、また先々のためになると思います。笠松でまたトップを獲りたいし、まだまだ騎手を続けて行きたいですから。目標は、3000勝です!!
続いては、600勝を達成した筒井勇介騎手です☆
赤見:600勝、おめでとうございます!
筒井:ありがとうございます。ここまで勝つことが出来たのは、頑張ってくれた馬たちをはじめ、馬主さん、調教師さん、厩務員さんたちのお蔭ですね。本当に感謝してます。
赤見:今年はここまで34勝と、去年の54勝を上回るペースで来てますね。
筒井:そうですね。今年はいいペースで来てます。
実は一昨年から乗り方を研究したり、見てもらったりして試行錯誤を続けてて、それがここに来て上手くかみ合いだしたのかなと。
赤見:どんな風に研究しているんですか?
筒井:栗東の方が開いてるセミナーみたいな感じの会に顔を出させてもらっているんです。他の騎手とか、あとJRAの持ち乗りさんとかも来てて。
馬とのタイミングの取り方とか、攻め馬での意識の仕方とかを勉強させてもらってます。
自分一人で考えてた時にはわからなかったことが、けっこう見えて来た気がします。
どこが、というよりも、一番は意識が変わったことが大きいんじゃないかな。
まだまだ研究して、成長していきたいですね。
赤見:では、今後の目標を教えて下さい。
筒井:一つ一つのレースを大切に乗ることが一番です。その結果として勝ち星を重ねて、数字としては次は1000勝ですね。
あと、エレーヌの妹がデビューしたんですよ!カツゲキグロリアという名前で、デビュー戦は2着に負けちゃったんですけど、でも力はありそうなのでこの先楽しみです。
顔はエレーヌに似てて、すごく可愛いんですよ。流星の感じとか。
体は妹の方が馬っぷりがいいですね。このまま順調に行ってくれれば、重賞戦線を賑わせる存在になれるんじゃないかな。