この日の第3レースは、中央交流『桂浜盃』。
1番人気は福永祐一騎手が騎乗したアグネスチャンスでしたが、スタートで大きくバランスを崩し後ろからのレースになってしまいました。
対照的に、好スタートから先手を奪ってスイスイと逃げ、そのまま6馬身千切って勝利したのがヒミノオオタカ。
騎乗したのは、高知初見参の中谷雄太騎手でした。
「初めての高知でしたが、思っていた以上に乗りやすかったです。馬も強かったですし、勝てて嬉しいですね」
初の高知でも落ち着いた騎乗ぶりで、堂々の逃げ切り勝ち。
レース後は満面の笑顔を見せてくれました☆
続く第4レースは、オーストラリアから期間限定騎乗でやって来た、賀谷祥平騎手が高知初勝利!
「やっと勝てました。ホッとしましたね。
オーストラリアとはレースが全然違いますし、道中の乗り方も違って戸惑う面もありましたけど、だいぶ慣れて来ました。これからもっともっと勝てるように頑張ります!」
賀谷騎手が勝った瞬間には、検量室の中のジョッキーたちから拍手が起こりました。
全国のジョッキーたちを期間限定騎乗で受け入れている高知は、いつも温かい雰囲気に包まれています。
一つ勝てたことは本当に大きいでしょうから、6月30日までの騎乗で、さらに活躍してくれそうですね♪
続いては、『福永洋一記念』をエプソムアーロンと共に連覇した、赤い彗星・永森大智騎手。
「あれだけの馬ですから、ここは勝って当たり前。無事に勝つことが出来て、嬉しいというよりもホッとしました。
表彰式の時に、洋一さんに握手していただいたんですけど、ものすごく握力が強かったです。ああ、これが洋一さんの手なんだ...と思って、感激しました」
この日も『福永洋一記念』を含めて3勝の大活躍。
先月は笠松『オグリキャップ記念』で、9番人気リワードレブロンに騎乗して、見事な差し切り勝ち。
全国のファンの度肝を抜きました!!
「けっこう自信はあったんですよ。ちょっと人気なさ過ぎだなって思ってました。
確かに、地元でなかなか勝てないんですけど、今高知はかなりメンバーが強いんです。その中で揉まれているし、力のある馬ですから。
最後はいい脚を使う馬なので、展開も向きましたね。笠松で勝てて、全国の方に高知をアピール出来たかなと思います。
今年は序盤でなかなか勝てなかったんですけど、ここに来ていいリズムなので、打倒・赤岡さんで頑張ります!」