まずは、『かきつばた記念』で中央馬たちを撃破したタガノジンガロ。
新子調教師にお話しを伺いました!
赤見:『かきつばた記念』制覇おめでとうございます!レース前からけっこう自信があったそうですね。
新子:ありがとうございます。かなり体調も良かったですし、ちょっと人気なさ過ぎるな...と。地元の記者の方には、「度胆抜きますよ」って言ったんですけど、笑われました(笑)。
赤見:その言葉通り、度胆抜きましたね。
新子:思っていた通りのレースをしてくれて、とても嬉しいです。この馬を預かるというお話を頂いた時からとても楽しみにしていましたし、ダートグレードも勝つことが出来て一安心しています。
赤見:レース後の様子はいかがですか?
新子:ケロっとしてますよ。
オーナー牧場さんと連携して調整しているんですけど、とても大人しくて、普段の調教からステッキを持ってちょうどいいくらいなんです。最終追い切りをすると、ちょうどいい感じで気合乗るんですけど、そういうオンオフもしっかりしていますね。
赤見:今後の予定というのは?
新子:明日(2日)、オーナー牧場さんと相談するんですけど、現状では2種類の希望を持っていて。ゆくゆくは、大井の帝王賞か、JBCスプリントを目指したいと思っているんです。距離が長いのも行けるし、短いのも大丈夫なので。
ただ、夏場はあまり無理をさせたくないですし、また別の選択肢になる可能性もありますけど。
次走の最有力は、『さきたま杯』ですね。着実にステップアップしていって、大きいところを獲れればと思っています!
続いては、名古屋のリーダーズボードについて、川西調教師に伺いました。
昨年の『兵庫ジュニアグランプリ』3着、名古屋では9戦無敗の強さを誇ります。
赤見:1月の『新春ペガサスカップ』からお休みしていますが、現在はどんな風に過ごしているんですか?
川西:4月2日に厩舎に帰って来ましたよ。
デビューからちょっと使い詰めだったので、メンタル面でイライラが溜まって来たみたいだったので、リフレッシュのために放牧に出したんです。
今はちょうどいい感じでリラックスしていて、体も成長して帰って来ました。
先週追い切りをした時には、まだちょっととぼけてましたけど。スイッチが入ったら早い馬だし、ここからまたローテーションを組んで使っていくので、今はこのくらいがちょうどいいと思います。
赤見:今後の予定は?
川西:次走は9日の『駿蹄賞』を使って、その後は『東海ダービー』(6月6日)を目指します。
そこを順調に越えてくれたら、その後の大目標は大井の『黒潮盃』(8月13日)ですね。
その間に『ジャパンダートダービー』(7月9日)に挑戦するのか、『金沢スプリントカップ』(7月15日)で古馬にぶつけるかは悩み所です。
まだ底を見せていないので、ここからまた頑張って欲しいですね。