今日は高知競馬場にて、『黒船賞』が行われます!
*18日高知 第4R 『黒船賞』 1400m 16:45発走*
本命にしたのはドリームバレンチノ。
初のダート挑戦だった昨年の『JBCスプリント』はエスポワールシチーの2着。
続く『兵庫ゴールドトロフィー』は4馬身差の完勝と、ダート&小回りに高い適性を見せてくれました。
ここ2戦はJRA場所で負けが続いていますが、『フェブラリーステークス』は強豪相手に初めてのマイルだったし、『根岸ステークス』はゴール板直前まで踏ん張っていて、8着という着順から受ける印象ほど負けていません。
今回のメンバーは『兵庫ゴールドトロフィー』で負かしている馬がほとんど。
地方小回りなら、この馬の力が発揮できるのでは。
対抗は、地元高知のエプソムアーロンを推します。
『兵庫ゴールドトロフィー』では、ドリームバレンチノの2着に頑張りました。
3着以降4馬身離しての2着で、この馬の強さが証明された形。
今年10歳になりましたが、前走の『オッズパークグランプリ』のレースぶりを見ても、全く衰えを感じません。
現在、地方の短距離ナンバー1と言っても過言ではないと思ってます。
同じく高知のファイアーフロートにも注目。
もともとは中央で重賞を勝った実力の持ち主。
『兵庫ゴールドトロフィー』のレースぶりを見ると、前とはちょっと差があるのかな...という感じもしますが。
『園田FCスプリント』では、出遅れながらゴール前強襲でエプソムアーロンに迫る脚を見せてくれたし、地元開催の今回は、チャンスも大きいと思います。
◎7、ドリームバレンチノ
〇10、エプソムアーロン
▲6、ファイアーフロート
△5、セイクリムズン
△3、ダイショウジェット
明日は高知競馬場で、『黒船賞』が行われます。
地方中央から強豪が集まったこのレースに、土佐の妖精・別府真衣騎手が初挑戦します!
【阪神競馬場チューリップ賞のパドックにて】
赤見:黒船賞は初騎乗なんですね。
別府:そうなんです。ずっと乗りたいレースだったので、今年乗れて嬉しいですね。しかも、黒船賞選定競走である『だるま夕日賞』を勝って挑めるので、より嬉しいです。今年はとにかく重賞を勝ちたい!って言ってましたけど、早々に目標を達成出来たので、今年中にもう一つ重賞を勝ちたいです。
赤見:先日は初のJRA騎乗も果たしましたね。
別府:本当に楽しかったです!もっと緊張するかなと思ったんですけど、意外とリラックスしてました。検量室に行った時には、何をどうしていいのかわからなかったんですけど、元高知のジョッキーだった鷹野宏史さん(現調教助手)が色々と教えてくれたので助かりました。「あんまり緊張するなよ」って言われたんですけど、緊張はしてなかったですね(笑)
赤見:初めての阪神、しかも重賞ですよ!
別府:そうですよね。デビューした頃はいつかJRAで乗ってみたいなっていう希望はあったんですけど、実際には高知には認定競走もないし、行くチャンスがほとんどないじゃないですか。だから、諦めの気持ちもありつつ、でもいつか行けたら...という気持ちだったんです。今回、乗せてもらった馬主さんにも、別府先生にも、クロスオーバーにも本当に感謝してます。
赤見:レースはどうでしたか?
別府:一生に一度かもしれないと思ったので、思い切って行きました。それが馬の持ち味だし、前に行ったら何度か馬の名前を(実況で)呼んでもらえるかなと思ったので。スタートして、「いけー!」って追って行って、3コーナーの辺りはまだ大丈夫な手応えだったんですけど、4コーナーでぶわ~っと抜かれてしまいました。でも、最後まで頑張りたかったので、ゴールまで必死に追いました。馬は芝が初めてだったし、初めての場所だったので、わたしがしっかりしなくちゃ!という気持ちでした。いい経験をさせていただいて、本当に感謝しています。
【ターフィーくんのポーズでキメ☆】
赤見:では、今後の抱負をお願いします。
別府:阪神に遠征したことで、少しは高知競馬場をアピール出来たんじゃないかなと思ってます。これからも高知で頑張るので、ぜひ高知競馬場にも注目して欲しいです!
3月10日付けで、新しい厩舎に所属変更した岩永千明騎手。
2004年4月のデビューからちょうど丸10年。心機一転、新たな道を歩み始めた岩永騎手にインタビューしました。
赤見:幣旗吉昭調教師の引退に伴って、所属を山下定文厩舎に変更したんですね。
岩永:そうなんです。幣旗吉昭先生は、荒尾の時に所属していた幣旗吉治先生の弟さんで、荒尾時代からずっと乗せてもらってました。佐賀に移籍する時に所属にしてもらったので、なんていうか、幣旗厩舎というのは本当に特別な存在で。
だから、先生が引退するっていうのはわたしにとっても大きな区切りなのかなと思って、引退しようかとも考えたんです。もともと、女性騎手はなかなか所属厩舎が見つからないじゃないですか。その上、これだけ地方競馬が厳しい時代になると、余計に見つからないかなという思いもあって。
騎手を所属にするというのは、調教師側にとっても大きなことですから、実際なかなか新しい厩舎が決まらなかったんです。でも、山下先生が所属にしてくれるということになって、新しい道で頑張っていこうって思いました。
赤見:所属先が変わって、今はどうですか?
岩永:もともと山下厩舎の馬には乗せてもらっていたので、変わらず良くしていただいてます。他の厩舎の調教も手伝っていいって言ってもらっているので、今は1時に起きて1時半から他所の厩舎を手伝って、その後に山下厩舎の攻め馬をしています。コースに出る調教だけじゃなくて、ウォーミングアップからクールダウンまでしているので、1頭1頭時間が掛かります。今は仕事に全力投球しているので、朝の攻め馬が終わると、外出したりする余裕はないですね。
赤見:休みの日はどうですか?
岩永:ずっと家にいます(笑)。プライベートで何かする気になれないというか...。レースのビデオを見たり、家でまったり過ごしてます。あ、たまに恋愛ドラマ見て胸キュンしてるくらいですね(笑)。
赤見:デビューから丸10年経ちますけど、振り返ってみると長かったですか?
岩永:10年ていう響きを聞くと、「長っ!」て思いますけど、実際はあっという間でしたね。 振り返ってみると...色々なことを想い出しますけど、やっぱり荒尾の最後の日が一番辛かったです。佐賀に移籍させてもらってから、最初はなかなか馴染むことが出来なかったですし。2年経って、今はみんなと仲良くなれましたけど。
赤見:騎乗に関しては、変化はありますか?
岩永:具体的にこうっていうのはないですけど、前よりも分析するようにはなったと思います。マメにレースビデオを見て、この馬はこうなのかな、こんなこと考えてるのかなとか、色々考えますね。前は感覚で乗ってた面もあるんですけど、佐賀に来てからはより分析するようになりました。
赤見:今年はすでに11勝を挙げて絶好調ですね!
岩永:応援してくれるオーナーさんや厩舎の方々のお蔭ですし、何より馬たちに恵まれているので。リリーにも乗せてもらっているんですけど、荒尾の最後のダービーを勝った馬なので、その馬に乗せてもらって、勝たせてもらえたことは本当に嬉しかったですね。重賞も狙える馬だと思うので、一緒に頑張りたいです。
赤見:先日行われたなでしこカップでは、1レース目をキッチリ勝利して第1位に輝きました。
岩永:あの時は、自分でも冷静に乗れたかなと思います。勝てるところでちゃんと勝つことが大事なので。それに、久しぶりに女性騎手4人が集まって楽しかったですね。売り上げも良かったみたいなので、たくさんの方に注目していただけて、嬉しかったです。今後、佐賀だけじゃなくて他の競馬場でも開催出来たらいいなと思ってます。
赤見:では、ファンの方にメッセージをお願いします!
岩永:去年はケガがあったので、今年は一年ケガなく、人馬ともに順調に行けるように頑張ります。佐賀競馬を盛り上げていけるような騎手になれるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!!
一つの区切りを迎えて、新たな一歩を踏み出した岩永騎手。
今年はどんな活躍を見せてくれるのか...楽しみですね♪
さてさて。
明日は佐賀競馬場にて、地方全国交流戦『はがくれ大賞典』が行われます!
*16日佐賀 第11R 『はがくれ大賞典』 2000m 18:10発走*
まず注目したのは、前走『鏡山賞』でデュナメスを破ったドリームゴスペル。
エスワンプリンスと共に佐賀のツートップに君臨しているデュナメスを5馬身千切ったレースぶりは圧巻でした。
中央4勝の実績を引っ下げて、佐賀に移籍してからは2連勝。
佐賀の新たな帝王として君臨するのか、エスワンプリンスとの対決に注目しています。
対抗はそのエスワンプリンス。
『中島記念』ではデュナメスに差し切られたものの、今年初戦の前走『鶴見岳賞』は、逃げて6馬身差の圧勝劇。
デュナメスがいないレースでは、地元勢では相手になる馬がいない印象です。
今回は遠征勢も手薄なので、地元王者の底力を見せて欲しいです。
◎2、ドリームゴスペル
〇6、エスワンプリンス
▲11、エーシンクリアー
△9、マイネルパルフェ
本日は川崎競馬場にて、牝馬たちの戦い『エンプレス杯』が行われます!
*5日川崎 第11R 『エンプレス杯』 2100m 16:30発走*
メーデイアの引退により、新たな女王探しとなるこのレース。
前走で地方初挑戦ながら2着と健闘した、ワイルドフラッパーを本命にします。
前走『TCK女王盃』では、好スタートからハナを奪い、後半はメーデイアとの一騎打ちに。
メーデイアと直線に入って体を併せて叩き合ったのは、牝馬交流重賞において初めて。
最後は力尽きて2着に負けたとはいえ、次世代の女王になれる能力を見せつけてくれました。
前に行くスピードがあるし、レースが上手な馬。
不良馬場でも勝ち鞍があるように、道悪もこなす器用さがあります。
今後はこの馬が牝馬路線を引っ張って行くのではないでしょうか。
ただし、唯一気になるのが左回り。
左回りは一度だけ走ったことがありますが、その時は中京競馬場の1000万条件で、1番人気12着と惨敗...
レースぶりを見ていると、向正面の時点ですでにハミを取っておらず、左回りが苦手というよりは、砂を被って嫌がっている...という印象です。
今回は前に行って競馬が出来るだろうし、新女王襲名に向けて頑張って欲しいです。
ワイルドフラッパーにとって強力なライバルになりそうなのが、今回初の地方挑戦となるサンビスタ。
前走準オープン戦を好位から王道の競馬で勝利しました。
初めて地方交流重賞に挑戦して来る馬の能力比較として、現在の牝馬路線では、2つのポイントがあります。
まず一つ目は、準オープンで勝負になること。
メーデイアが準オープン2着から参戦していきなり勝利、ワイルドフラッパーが準オープン勝利後にオープン2着から参戦して2着と、きっちり結果を出しています。
そしてもう一つ大切なのが、先行出来ること。
いくら準オープンで勝負になる能力を持っていても、初めての地方小回りで差しの競馬になれば、力を出し切ることは難しい。
ということで、今回のサンビスタも、メーデイアやワイルドフラッパーのようにいきなり勝負になると考えてます。
こちらは初の左回り。
川崎のキツイコーナーを器用にこなせるかがポイントになりそうです。
アクティビューティは、常に安定して上位争いを演じてくれる馬。
メーデイアには敵いませんでしたが、小回りでも必ず伸びて来る末脚は素晴らしいものを持っています。
不良馬場は、『JBCレディスクラシック』で2着に頑張っているように、こなせない馬場ではありません。
ただ今回相手関係を考えると、前走『TCK女王盃』でワイルドフラッパーには差を付けられてしまいました。
ということでここは三番手評価にとどめました。
◎7、ワイルドフラッパー
〇5、サンビスタ
▲10、アクティビューティ
△2、エミーズパラダイス
△13、ビタースウィート
明日は佐賀競馬場にて、なでしこチャレンジカップが開催されます!!!
なでしこチャレンジカップとは、国内の女性騎手が集結して、2戦に騎乗するのです。
残念ながら、名古屋の山本茜騎手と木之前葵騎手は、ケガのため参戦出来ないのですが...。
女性騎手が集まる場がなかなかないので、とても楽しみな戦いです♪
参加ジョッキーは、
佐賀所属の岩永千明騎手と小山紗知伽騎手、そして高知所属の別府真衣騎手と下村瑠衣騎手。
まずは、女性騎手の中で一番のベテランとなった、岩永千明騎手。
2004年4月デビューですから、キャリア10年!
荒尾廃止後に佐賀に移籍して、着実に勝ち星を重ねて来ました。
今年はすでに10勝の活躍ですし、リリーとのコンビで重賞制覇にも期待がかかります。
2012年にデビューした小山紗知伽騎手は、この中では一番の新人です。
小山騎手の写真が、教養センター時代の競馬場実習のものしか見つからず...すみません。
実習は荒尾でしたものの、その後廃止となってしまい、佐賀に移籍してデビューを果たしました。
お休みしていた時期もありましたが、これからさらに活躍してくれそうです☆
現役最多勝利を誇る、別府真衣騎手。
レディースジョッキーズシリーズでは2度の総合優勝に輝き、毎年上位争いに食い込んでいました。
今年の目標と語っていた重賞制覇も早々に成し遂げて、来週は初のJRA遠征を控えています。
下村瑠衣騎手は、2011年4月に門別競馬場でデビュー。
門別で頑張ったあと、福山競馬場へ移籍し、福山の廃止と共に高知に移籍して来ました。
昨年は初の重賞制覇、さらに年間40勝と大活躍。
今年はどんな活躍を見せてくれるでしょうか。
この4名の女性騎手と共に、佐賀の若手騎手が参戦して、腕を競い合います。
*2日佐賀 第8R 『なでしこチャレンジカップ 第1戦』 1400m 16:15発走*
ここは中央再転入から移籍して来た、サンマルグロワールが中心。
移籍してからの3戦は、前に行って王道の競馬で3連勝。
今回は昇級戦といっても強敵はいないし、ここも通過点でしょう。
騎乗するのは田中純騎手。
なでしこではないですが、、、荒尾廃止と共に一度免許を返上し、葛藤の末に再び騎手試験を受けた苦労人。
なでしこではないですが、、、ぜひとも頑張って欲しいジョッキーです!
対抗はサンダーバード。
中央未勝利から移籍して来て、佐賀での9戦はすべて馬券圏内という超堅実馬です。
騎乗するのは、小山紗知伽騎手。
今年はまだ初勝利を挙げていないので、ぜひともここでアピールして欲しいです!
◎6、田中純騎手 サンマルグロワール
〇7、小山紗知伽騎手 サンダーバード
▲1、岩永千明騎手 カシノアイリス
△9、下村瑠衣騎手 ダイワロージー
*2日佐賀 第10R 『なでしこチャレンジカップ 第2戦』 1400m 17:25発走*
ここは、別府真衣騎手騎乗のクリノロブソンに注目。
佐賀への移籍初戦こそ6着に負けましたが、今年に入ってからの3戦は安定して力を発揮しています。
前走で下しているメンバーが多いここは、上位争い必至でしょう。
騎乗するのは、NARグランプリ優秀女性騎手賞を受賞したばかりの別府真衣騎手。
現役女性騎手最多の450勝超えをしているし、実力・経験共にナンバー1☆
来週は、阪神競馬場で行われるチューリップ賞に参戦予定ですから、今まで以上に注目を集めそうですね。
対抗はトウカイレックス。
こちらも、常に上位争いに絡んで来る安定株です。
騎乗するのは南谷圭哉騎手。
なでしこではないですが、、、現在佐賀のナンバー1ホースと呼んでも過言ではない、デュナメスとのコンビで大活躍中。
強い馬と大きな舞台を経験して、今年さらなる飛躍が期待されるジョッキーです。
◎3、別府真衣騎手 クリノロブソン
〇6、南谷圭哉騎手 トウカイレックス
▲9、小松丈二騎手 タッテハンジョウ
△7、下村瑠衣騎手 コウギョウボーラー
久しぶりに集結する女性騎手たち。
明日の佐賀競馬はより華やかな雰囲気になりそうですね☆
オリジナルグッズプレゼントもありますから、レースと合わせてお楽しみください!