マーキュリーカップが行われた15日には、全国からトップジョッキーが集結したジョッキーズチームマッチがありました!!
トップジョッキーたちが戦うレースは数あれど、チーム対抗戦は、日本では唯一の試み。
今年もすごいジョッキーたちが顔を揃えました。
出場メンバーはこちら↓
【Team:JRA】
福永祐一騎手、内田博幸騎手、岩田康誠騎手、戸崎圭太騎手
【Team:JAPAN】
山口勲騎手(佐賀)、岡部誠騎手(愛知)、真島大輔騎手(大井)、桑村真明騎手(北海道)
【Team:IWATE】
村上忍騎手、小林俊彦騎手、齋藤雄一騎手、山本聡哉騎手
そして応援団は、岩手のアイドルふじポンと、旅打ちライター井上オークス氏。
今年は岩手競馬の浴衣姿で登場し、華を添えてくれました☆
たっくさんのファンが待つパドックで行われた紹介式は、本当に盛り上がりました!!
そして始まったジョッキーズチームマッチ。
第一戦の『絆』から、各ジョッキーともに魅せてくれました~
岩田騎手がジワっとハナに行くと、すぐに隊列が決まってとにかく馬群がバラけない!!!
先頭からシンガリまでギュギュっと詰まっていて、開いている間隔がありません。
ここまで密集した中で馬をコントロールするのは難しいことですが、そこはさすがトップジョッキーたち。
最初から最後まで団子状態で、ゴールした後も後ろのジョッキーから声が掛かるほどの密集ぶり。
一流の技術を見せつけてくれました。
直線では、中団から上がって来た小林俊彦騎手と、2番手から粘り込む山口勲騎手の叩き合い。
最後は小林騎手【シルクタイタン】がアタマ差抜け出して勝利を掴みました。
小林俊彦騎手
「もっとペース速くなるかなと思ってたけど遅かったんで、自分から動いて行きました。
最後は余力はあったんだけど、山口さんの馬が粘っててなかなか抜けられなかったですね。
こういうメンバーでのレースは、やっぱり面白いです。
一瞬も油断できないですね」
2着は10番人気の低評価を覆した、山口騎手&【ウェイアウトバジー】。
【ウェイアウトバジー】の姿を撮り損ねてしまったので、笑顔の山口さんをどうぞ☆
山口勲騎手
「いや~よく辛抱してくれました。ゆっくりのペースで行けたのが良かったですね。
まさか後ろがあんなに渋滞しているとは思わなかったですよ。
Teamジャパンのキャプテンなんでね、ポイントが取れて良かったです」
そして3着は内から突っ込んできた、桑村真明騎手&【バルパライソトート】。
26歳と若手の桑村騎手が、ベテラン勢相手に素晴らしい追い込みを見せてくれました!
残念ながら第2戦の騎乗馬が回避になってしまい、ジョッキーズチームマッチは1戦のみの参加でしたが...十分存在感を放っていましたよ。
第1戦の結果はこちら↓
1着小林俊彦騎手 Team岩手
2着山口勲騎手 Teamジャパン
3着桑村真明騎手 Teamジャパン
4着真島大輔騎手 Teamジャパン
5着岩田康誠騎手 TeamJRA
ということで、第1戦はTeamジャパン優勢の結果となりました。
普段と違ってチーム対抗戦ですから、レース後のジョッキーたちの表情もいつもと違います。
「何着だった?」
「ごめん!俺、着外...」
などなど、和気あいあいとした雰囲気なのでした☆