いよいよ明日から、ダービーウイークが開幕します☆
今年の日程は以下の通り↓
・1日(金) 佐賀 『九州ダービー・栄城賞』
・4日(月) 盛岡 『岩手ダービー・ダイヤモンドカップ』
・5日(火) 門別 『北海優駿』
・6日(水) 大井 『東京ダービー』
・7日(木) 園田 『兵庫ダービー』
・8日(金) 名古屋 『東海ダービー』
全国各地で連日行われるダービー、この一週間は目が離せませんね!!
*6月1日佐賀 12R『九州ダービー・栄城賞』 2000m 16:40発走*
本命は【エスワンプリンス】です!
前走『新緑賞』はロケットスタートを決めてハナに行くかと思いきや、外から行く馬がいたので2番手の位置取り。
外から抜かれてもすぐに落ち着く辺り、強い精神力を持っているし、クビをぐいぐい使ってダイナミックに脚を掻き込む走法から、かなりの迫力を感じます。
ここまで7戦6勝、2着1回とパーフェクト。
圧倒的な強さでダービー馬に輝き、ぜひ他地区遠征をして欲しい器です。
対抗は【レコパン】。
唯一【エスワンプリンス】に土をつけた馬です。
前走名古屋に遠征して『東海クインカップ』に挑戦しましたが、前半は外を回り、道中はずっと砂を被りっぱなしで最後はズルズル後退...という結果に。
体重も減っていたし、長距離輸送で試練の一戦となりましたね。
ただ、この時期の若馬は厳しいレースを経験してパワーアップしていくもの。
体重さえ戻って来ていれば、さらなるパフォーマンスを見せてくれると思います。
【ダイリンウィーク】もこの世代の上位馬で、中央挑戦以外は全く崩れていません。
好位で競馬が出来るスピードとセンスがあるし、安定感も信頼出来ます。
◎4、エスワンプリンス
〇9、レコパン
▲10、ダイリンウィーク
△1、アマクサボーイ
『さきたま杯』は、【セイクリムズン】の圧勝劇でした。
好スタートからすんなり先手を奪うと、自分でレースを引っ張って直線突き放すという、かなり強い内容。
人馬共に、自信に満ち溢れているように見えました。
これで交流重賞4連勝☆
ちょっと敵は見当たりませんね。
2着には船橋の【ナイキマドリード】が頑張りました。
好位につけて、早い段階から【セイクリムズン】を追いかけに行きましたが、最後までよく粘りましたね。
連覇は出来ませんでしたが、強豪が揃った中での好走で、改めてこの馬の力を見せてもらいました。
さて、明日は門別競馬場で『星雲賞』です!!
*31日門別 12R『星雲賞』 2000m 20:35*
本命は【ショウリダバンザイ】。
前走『コスモバルク記念』では、後方から馬群を縫って進出し、最後は素晴らしい末脚を見せてくれましたが、外から伸びた【ジョーモルデュー】の決め手に屈し2着。
それでも、やはり強敵と戦って来た実績は健在。
今回も上位争い必至と見ます。
対抗は【ジョーモルデュー】。
移籍初戦の前走で、目の覚めるような末脚を繰り出して重賞制覇。
今回は1ハロン距離が伸びますが、脚質的にも全く問題ないでしょう。
ただ、前走強かったことで、今回は各ジョッキーが警戒して乗るでしょうから、展開的には厳しくなりそう。
そういう意味で対抗にしました。
注目は、昨年の覇者【クラキンコ】。
近走一息の内容ですが、『コスモバルク記念』の上位馬が後方からの馬たちのため、後ろでけん制し合うようだと好位につけられるこの馬にとっては向く展開になりそう。
実力はある馬なので、ぜひとも復活して欲しいです。
◎4、ショウリダバンザイ
〇7、ジョーモルデュー
▲1、クラキンコ
△8、ウェザーサイド
日曜日に行われた『第79回日本ダービー』、本当に感動的でしたね。
ゴール後、岩田ジョッキーの涙を見て、改めて競馬の素晴らしさを実感しました。
当日は朝から一日検量室前でレポートを担当したのですが、岩田騎手は新人騎手に次ぐ2番乗りで検量室にやって来て、体をほぐしたり過去のダービー映像を見たりしていました。
1Rには騎乗がなく2Rからでしたから、かなり早めに検量室に来たことになります。
その辺りからも、ダービーに賭ける熱い想いを感じました。
『さつき賞』から大きな成長を見せてくれた【ディープブリランテ】。
パドックに登場した姿は、筋肉が内側から張り出していて、タテガミもびっくりするくらいサラサラ。
鋭い目つきで周りを見渡していましたが、感情が高ぶることなく、落ち着いて歩いていました。
管理する矢作芳人調教師は大井出身。
安藤貴英調教助手は、名古屋の元ジョッキー。
そして園田が生んだ天才、岩田康誠騎手。
地方競馬に縁の深い方たちが、日本の最高峰のレースを勝ったこと、とても嬉しく想いました。
この後は特にレースを決めずに、馬の成長に合わせて様子を見るということですから、順調に夏を過ごしてまたパワフルな走りを見せて欲しいですね。
さて、明日は浦和競馬場で『さきたま杯』が行われます!!
ここはダービージョッキーとなった岩田騎手騎乗の【セイクリムズン】の4連勝に期待しています。
*浦和11R 『さきたま杯』 1400m 17:45発走*
ここ3戦は本当に強い内容だし、岩田騎手が自信を持って騎乗していますね。
斤量も56キロだし、今回も強いレースを期待しています。
◎6、セイクリムズン
〇4、トウショウカズン
▲10、スターボード
△12、ダイショウジェット
☆5、ナイキマドリード
今日18:00から、新馬券『7重勝単勝式』の発売が開始されます!!
当初は12日からの発売を予定していましたが延期となり、ついに今日から発売が実現します。
7重勝単勝式についての詳細はこちら → 7重勝単勝式発売開始
発売競馬場は佐賀のみ、そして発売はオッズパークのみの新馬券。
佐賀の後半7レースの1着を当てるということで、最大2億円のチャンスです☆
これまで競馬を楽しんで来た人もそうでない人も、ぜひチャレンジしていただきたいですね。
今日の18:00から発売されるのは、明日の開催の前売りです。
明日の対象レースは、第6R~第12R。
早速予想してみたいと思います。
*第6R C1-5組C1 1400m 13:30発走*
本命は【シルキーカレント】。現在佐賀で4連勝中、その前の笠松も合わせると5連勝中。
タイムも優秀だし、ここも通過点でしょう。
◎5、シルキーカレント
*第7R 3歳―4組3歳 1400m 14:00発走*
1枠に入った【ロングストライド】。好位から競馬が出来る馬だし、内を利用してハナを主張することも出来そう。
終いがちょっと甘いけれど、このクラスなら力上位。
【ロクイチグローリー】は中団から競馬する馬で、道中楽に追走出来るといい脚を発揮してくれる馬。
50キロで騎乗出来る、小山騎手の【シゲルノイチゴ】も気になる存在。
◎1、ロングストライド
〇6、ロクイチグローリー
▲9、シゲルノイチゴ
*第8R C2-10組C2 1400m 14:30発走*
前走1番人気ながら伸びきれなかった【イサミスマイル】の巻き返しに期待。
快勝した【サマーパステル】、引き続き好勝負してくれるのでは。
◎3、イサミスマイル
〇7、サマーパステル
*第9R 3歳-2組3歳 1400m 15:30発走*
中央からの転入初戦を快勝した【リバーデュランダル】、このメンバーに入っても十分通用するはず。
相手は【ライムフレーバー】。佐賀ではまだ底を見せていません。
◎6、リバーデュランダル
〇7、ライムフレーバー
*第10R C2-8組C2 1400m 16:05*
大崩なく安定して走れる【トウショウエルスト】が本命。
なかなか勝ち切れないけれど、【タイガープリンセス】の一発も警戒。
◎9、トウショウエルスト
〇8、タイガープリンセス
*第11R あやめ特別B1-1組 1750m 16:40発走*
佐賀初戦となる【アティロン】に期待。
これまで戦って来た相手を考えると、いきなりでも即通用出来そう。
相手は【マイネルサンリット】。このクラスはいつ勝ってもおかしくない存在です。
◎7、アティロン
〇8、マイネルサンリット
*第12R B2-2組B2 1400m 17:15発走*
本命は【メイショウブリッジ】。長期休養明けから佐賀へ転厩、2戦戦って走り頃。
対抗は【カシノアベベ】。あと一歩足りず勝ち星を逃しているけれど、ここでは能力上位の存在。
◎3、メイショウブリッジ
〇2、カシノアベベ
ということで48通りとなりました。
さぁ7重勝初日はどんな結果になるでしょうか♪
そして、第3回福永洋一記念のお話。
第10Rに組まれているため、すでに日が沈んで完全なナイターに。
パドックではたくさんのファンの皆さんが馬たちを見つめました。
1番人気は赤岡修次騎手騎乗の【シーアクロス】、2番人気は中西達也騎手騎乗の【チュニジアンブルー】。
レースは中西【チュニジアンブルー】が好スタートを切りますが、内枠を利用して宮川実騎手騎乗【コスモワッツミー】がハナを主張。
道中は半馬身差で先頭をキープし、【チュニジアンブルー】【シーアクロス】と人気馬が続きます。
勝負所の3コーナーでは、逃げる【コスモワッツミー】の宮川実騎手の手が盛んに動いていましたが、4コーナーでは引きつける余裕もあり、直線は後続を突き離しての勝利☆
ゴール手前で宮川実騎手のガッツポーズが炸裂する完勝劇でした。
宮川実騎手
「本当に勝ちたかったんで、最後まで頑張りました。
すごく行きっぷりもよかったし、これしかないかなと思って逃げる形になりました。
並ばれてからまた反応してくれて...本当に馬に感謝です。
怪我から復帰する前に第一回の福永洋一記念があって、自分がまだ復帰する勇気もなかった時で。
あの時TVで洋一さんの姿を拝見して、本当に感動と共に涙が溢れてきました。
僕の背中を押してくれたのは洋一さんです。
感謝の気持ちでいっぱいで...今日このレースを勝てて本当に嬉しいです。
(福永洋一さん・祐一さんへ)
上手くしゃべれないんですけど...
本当に復帰する、復帰してからもなんですけど、常に自分の気持ちを奮い立たせてくれる存在で、毎年こうやって競馬場に足を運んでいただき、さらに洋一さんと祐一さんの前で勝てたことが本当に嬉しいです。
感謝の気持ちでいっぱいです。
(ファンのみなさんへ)
今日は一日中、遅くまで本当にありがとうございました。
今日、2回もこの場に立てたのは、本当に温かい声援のお陰です。
これからももっと面白いレースをします。
応援よろしくお願いします」
2010年6月2日の記事『宮川実騎手復活!!!』で書かせていただきましたが、左目失明という大きな怪我を乗り越えてジョッキーとして復帰する時、力をくれたのが『福永洋一記念』であり、洋一さんの姿だったそうです。
だからこそ、このレースを勝ちたいと強く思っていた宮川実騎手。
橋口アナが言っていた通り、まさに気迫の騎乗でした。
『第3回福永洋一記念』は、花の15期生たちの同窓会で大いに盛り上がり、武豊騎手・福永祐一騎手によるカツオの叩きの振舞いでみんなが笑顔になり...
そして、宮川実騎手の勝利で大きな大きな感動をもらいました。
また来年もこの場所で、伝説の続きを見たいです。