今年も未来のダービー馬を彷彿させる2歳馬たちの戦い「未来優駿」が全国各地で開催されています。
まず第1戦は12日に行われた、大井『ハイセイコー記念』。
勝ったのは牝馬の【ドラゴンシップ】でした。
レースはすんなりと2番手外をキープして、道中リラックスして進みます。
4コーナーでは持ったまま押し出されるようにして先頭に立ち、コーナーを回り切って手前を変えてから追い出すと、グンと加速します。
最後は内から【アイキャンデイ】が伸びて来ましたが、ゴール前でも脚色は衰えることなくそのまま押し切って勝利☆
これで4戦2勝。
ここ2戦は勝ち切れないレースが続いていましたが、重賞の舞台で力強い走りを見せてくれましたね。
続く2戦目は、17日盛岡で行われた『若駒賞』。
1番人気に応えて、【アスペクト】が快勝しました!
8枠8番から飛び出すと、すんなりと先手を奪って逃げる展開。
3コーナーでは後ろの馬たちが追い出しますが、【アスペクト】はもったままリードを広げます。
4コーナーで肩ムチを入れるとグングン加速して、直線は独走態勢。最後は2着に10馬身の差をつけて、圧巻のパフォーマンスを見せつけました。
これで9戦5勝。
JRAへの遠征では力を発揮することは出来なかったけれど、経験を積んで順調にキャリアを重ねていますね。
時計もかなり優秀だし、今後がとても楽しみです。
2着馬が同厩舎だったこともあって、口取り写真を2頭で撮影したというのも、関係者の人柄が感じられて、なんだかホッコリしてしまいます♪
そして明日は第3戦、園田『兵庫若駒賞』です!
『兵庫若駒賞』 1400m 16:00発走
本命にしたのは【ウインスパート】。
7月にデビューして初勝利は4戦目でしたが、そこから2連勝。
前走は内で砂を被る展開もしっかりと我慢して、直線では前が開くと伸びて2着。
我慢するレースが出来たことはとても収穫だったと思うし、今回は大外枠に入ってすんなりといいところに付けられそう。
気持ちよく走れれば、逆転は十分可能だと思います。
後方から追い上げる【ケンスターハーバー】は時計も優秀。
なかなかエンジンが掛からないのか、スタートしてから川原騎手の手が動いているものの、後方からの競馬が続きます。
それでも、エンジンが掛かると一気にスパートをかけ、しかも長く脚を使うことが出来ます。
前走の1組戦でも、強いレースを見せてくれましたね。
前走で【ウインスパート】を破っている【ハクサンドリーム】は、小柄な牝馬ながら、ここまで4戦2勝2着1回3着1回と安定して力を発揮しています。スタートがよく、常に前で競馬が出来るのも魅力。
すんなりと前に行けたら、渋太く粘る根性も持っています。
8月の新馬戦以来のレースとなる【マイアヴァロン】は、キャリア1戦ながら能力の高さを見せてくれました。
820mの新馬戦は、なかなかダッシュがつかなかったけれど、途中からスピードに乗るとグイグイ追い上げて勝利☆
すでに砂を被るレースをしているので、揉まれる展開になっても力を出してくれるんじゃないでしょうか。
◎9、ウインスパート
〇8、ケンスターハーバー
▲7、ハクサンドリーム
△3、マイアヴァロン
今後の「未来優駿」の日程は、
20日(木)園田『兵庫若駒賞』
28日(金)荒尾『九州ジュニアグランプリ』
31日(月)福山『福山2歳優駿』
11月1日(火)門別『サッポロクラシックカップ』
4日(金)名古屋『ゴールドウィング賞』
と続きます。
未来のダービー馬目指して熱い戦いが繰り広げられるので、皆さんもぜひ楽しんで下さいね♪