そして!
先日船橋に行った時にはインタビューできなかった、グランドスラマー永井大介選手にお話を聞くことが出来ました!!
:ずっと聞きたかったんですけど、先日船橋のレースで再試走したじゃないですか?
あれはどういう経緯だったんですか?
「あれはね、タイムが遅くて車券の対象にならないから、もう1度試走したんですよ」
:調子良くないのかな...と思ったら、本番は2着で。
「そうそう。試走タイムから言えば、お客さんに迷惑かけちゃったよね。
あの時は少し雨が降ってたけど、レースの直前でけっこう乾いたから、試走の時とはコース状態が違ったんですよ」
:なるほど。再試走すると、設定していたよりもタイヤが減ってしまうと思うんですが、その辺りはどうなんですか?
「もちろん、減りますよ。だから再試走にはリスクもあります。
でも、リスクも嫌だけど、精一杯の試走をしたいですから」
:それは何故ですか?
「だって、人気で勝ちたいじゃないですか。
試走でいいタイム出して、お客さんに信用してもらって、それで勝ちたい。
僕は人気になる機会が多いから、負ければその分車券が外れる人が多いわけで。
勝てば、配当は低くても当たる人がたくさんいるんです。
そうすれば、またオートに行こうって思ってもらえるんじゃないかと思ってます」
:オート界全体のことを考えてるんですね。
「そうですね。自分はそういう立場だと思ってます。トップ選手はみんなそうだと思うけど。
やっぱり、お客さんあってのオートだし、人気で負けると本当に申し訳ないです。
逆にこないだみたいに、試走でタイム出ないとお客さんも迷うから、迷惑かけちゃったなと思うんです。
自分自身も選手になる前は、しょっちゅう見に来てました。
オートが大好きで、片平巧に憧れて...。
だから、お客さんの気持ちは大切にしたいですね」
:ご自身もオートファンだったんですね。前にコメントいただいた時は、実はバイクの免許を持ってないというお話でしたが?
「今でもないです(笑)。
オートレースのマシンは普通のバイクとは違いますからね」
:でも、選手の中では珍しいのでは?
「まあそうですかね。
とにかく僕は、片平さんに憧れて選手になったわけですよ。
デビューしてから、片平さんはどうやって乗ってるんだろうって、かなり研究しましたね」
:永井さんのフォームは他の選手と違うように見えるんですが。
「そうですね。独自のスタイルです。
重心を後ろ目にして乗ってるんですよ。このスタイルになるまで、どこのバランスがいいのかかなり探しましたね」
:後輩たちにもいろいろアドバイスするんですか?
「しますよ。今はみんなオープンですから。
教えあって、みんなの実力が上がれば、それだけお客さんも喜んでくれるでしょ。
あとね、女子選手が2人デビュー予定なんだけど、船橋所属の選手は僕が師匠になる予定なんです。
最初聞いた時は、「こりゃ大変だな...」と思ったんだけど、教えながら自分も成長していければと思ってます」
:女子選手本人もとても大変だと思いますが、周りのサポートも重要ですね。
「そうですね。本人のやる気や努力があるならば、なんとか一人前に育てたいです。
選手人生で唯一の弟子だし、頑張って欲しいですね。
それで、新しいお客さんをゲット出来ればさらにいいですね」
常に、ファンのことを考えている永井選手。
トップ選手として背負う責任も大きく、言葉の端々に重みを感じました。
そんな永井選手にインタビューしている時...
横で、「ほぉ~」と言いながら聞いていた3人衆☆
その中で、若井友和選手@川口にインタビュー。
:ロッカーの奥に見えるのは、【モエルトウコン】のゼッケンですよね?
「そうです!僕が持ってた馬なんですよ。競馬大好きなんで!!」
:えー!そんなにお好きなんですね。
「オート好きからレース好きになって、競馬も好きになったんです。
自分もギャンブル好きなんで、賭けてくれるお客さんの気持ちを大切にしたいと思ってます。あいつに賭けて負けたならしょうがないと思われるようになりたいですね」
:ご自身でも野次ったりします?
「しますよ(笑)。レースは見てても燃えますよね。
中央の騎手では、田中勝春騎手や田辺裕信騎手が好きで、よく買います」
かなりの競馬好きな、川口の若井選手でした♪