続いてご紹介するのは...中村雅人選手@船橋。
現在30歳で、現在全国6位、船橋2位の実力者です!
:レーサーになったきっかけは何ですか?
「う~ん...なんとなく。やることなかったし、収入がいいかなと思って。
それに、バイクが好きだったから」
:実際選手になってみてどうですか?
「この世界に入ってからの方が、オートレースを面白いと思いましたね。
最初に養成所に入った時は、もうイメージと全然違ったし。全部違った。
マシン乗ってみたら、今まで自分が接してたバイクと、全く別物だなって」
:養成所から、所属するレース場はどう決まるんですか?
「ある程度は、希望が通りますよ。
でも血の繋がりがある選手は、絶対一緒の所属にはならない。兄弟とか、親子とかは、みんな別の所属になるんです」
:なるほど。養成所を卒業して、すぐデビュー?
「まぁそうだけど、養成所ではタイヤが付けられればって感じなんで、卒業してから整備とかいろいろ勉強しますよ」
:えー?!タイヤ付けられれば??
「そうそう。選手には、必ず師匠が付くんですよ。その師匠にいろいろ教えてもらうんです」
:師匠はどうやって決まるんですか?
「俺たちの時は、船橋所属が8人いたんで、くじ引きですね」
:くじ引き?!
「あと、師匠同士で話し合ったりもしてるみたいだけど。
ある程度の経験や成績を積んだ選手が師匠になるんだけど、各選手ともに、弟子は生涯一人だけしか取らないんです。
そういう制度なんで」
:じゃあ、師匠と弟子の絆って、かなり深いんじゃないですか?
「どの師匠に教えてもらうかも運命ですね。
自分はあんまり意識してないけど、よくマスコミとかは、「師弟対決!」とかって盛り上げてますよね」
弟子は1人制度、全く知らなかったです!!
:車券を買う時にかなり参考にする試走ですけど、ぶっちゃけ本気で走ってます?
「走ってますよ。マシンの状態をちゃんと確認したいから。
ただ、コースの感触も確認したいから、少し内を走ったり外を走ったりする時もありますよ。
そうすると、少しタイムが変わっちゃうけど」
:走る場所でけっこう変わりそうですね。
「そうですね。まぁ試走で走るところとレースで走るところは全く同じじゃないから。
内から抜いたり外から行ったり。その辺の駆け引きを想像して、試走でコースを確かめる時ありますね」
:あと、たまに再試走してる選手がいるじゃないですか?
「あれは、「しませんか?」って言われる時と、遅すぎて「して下さい」って時があります。自分で志願する時もありますけど。
でも夏は、タイヤが熱を持って滑りやすくなるんで、なるべくやりたくないです」
淡々と、的確に語る中村選手。
クールなように見えて、内に秘める闘志はかなり熱いものを感じました!
そして...超豪華なツーショットが実現☆
オートレース界を牽引して来た、船橋の巨匠・片平巧選手&池田政和選手。
なにやら、笑顔で話していたと思ったら...
「俺たち仲悪いから」
「そうそう。仲悪いんだよ」
と、2人して言う辺り...かなり仲良しでした♪
オートレーサーは、イケイケの若手からいぶし銀のベテランまで、バラエティに富んだ選手がたくさん。
インタビューしてても、すごく面白いです。
年齢もかなり幅広くて、上は60代の方々もいらっしゃるんです!
今度、若さの秘訣を聞かねば!!