明日はいよいよ、ダート界の一大イベント『帝王賞』ですっ!
交流重賞ということで、オッズパークでも発売しますのでお見逃しなく♪
帝王賞出走表
今年もかなりすごいメンバーが顔を揃えました☆
昨年の『かしわ記念』後から休養していた【カネヒキリ】がいよいよ復帰!!
[2009、川崎記念 パドック]
屈腱炎、そして骨折を乗り越えてのカンバックは、本当に頭が下がります。
今回は長い休み明けということで多少の割引が必要ですが、この馬がいるのといないのとでは、ダート界の盛り上がりも違いますからね。
ダートグレードではすでにお馴染みですが、今回一級線とは初対戦となる【スマートファルコン】。
いよいよ出て来ましたね~。
[2010、さきたま杯 ゴール]
若馬の頃はとにかく折り合いに苦労していましたが、今は番手でも折り合えるようになりました。
唯一大負けした『浦和記念』では、スタート直後に激しく身体をぶつけられて、かなり掛かってしまいました。
このレースは度外視でしょう。
初めての強敵との戦いになりますが、前に行って自分でレースを作れる馬なので、ペースや展開にはそれほど左右されないはず。
ここは本命に推します!!
対抗は約5ヶ月ぶりとなる【ヴァーミリアン】。
[2010、川崎記念 パドック]
この馬はとにかく安定感抜群です!
地方場所はパーフェクト連対中ですからね。
休み明けでも鉄砲は利くタイプだし、距離もOK。特に死角は見当たりません。
【ヴァーミリアン】とは全く違うタイプの【サクセスブロッケン】は、強い時はかなり強いし、負けちゃう時は負けちゃうけれど...。
[2009、東京大賞典]
昨年の『フェブラリーステークス』といい、『東京大賞典』といい、力を発揮した時の強さは半端じゃないですよね。
気性的に難しいところがあり、内田博幸騎手が跨ってからも、厩務員さん・助手さんが引き手綱を引いて、慎重に馬場入りしています。
『東京大賞典』の時には、途中で離して返し馬が出来たということで、当日の落ち着きもポイントになってきますね。
他にも、地方最強馬【フリオーソ】。
[2010、かしわ記念]
『大井記念』を勝ってここに挑む、船橋の【セレン】。
[2009、東京大賞典]
『マーチステークス』を勝った【マコトスパルビエロ】。
[2010、マーチステークス]
『白山大賞典』を勝った【アドマイヤスバル】。
[2009、JBCスプリント]
などなど......とにかく超豪華メンバーです!
発走は20:10。
どんなレースが見られるのか、楽しみですね♪
明日・明後日と、福山競馬場では2つの重賞が行われます!!
まず明日27日(日)は、3歳馬の戦い『福山チャンピオンシップ』。
高知から1頭の遠征馬を迎え、9頭で戦います。
福山チャンピオンシップ出走表
ここは『福山ダービー』を勝った【フォーインワン】に注目しています!
『福山ダービー』では2番人気でしたが、9戦無敗の牝馬【ムツミマーべラス】に初めて土をつけました。
好位から早め先頭で押し切る競馬で、本当に強い内容でしたね。
続く『東海ダービー』では、初めての遠征でマイナス7キロと身体が減りましたが、それでも東海勢を相手に5着と頑張りました!
この時期の3歳は、強い馬と戦ってさらに強くなる印象。
地元に戻って改めて力を証明して欲しいです!
対抗は【ムツミマーベラス】。
デビューから9戦無敗でしたが、『福山ダービー』で初黒星。
中団からいつものように上がって行きましたが、勝負所の3,4コーナーで前を行く【フォーインワン】と脚色が同じになり、捉えることが出来ませんでした。
圧倒的な人気に支持されていたし、なんといっても無敗を誇っていたということで...あの負けはショックも大きかったと思います。
それでも前走は7馬身差の圧勝で、強さを見せてくれました。
ただ、今回は距離が『福山ダービー』と同じ1800メートルに変わります。
そう考えると、【フォーインワン】に分があるのかな...という感じ。
◎1、フォーインワン
〇4、ムツミマーベラス
▲6、リワードシャンヴル
△8、ビクトリーヒマワリ
そして明後日28日(月)は、『西日本グランプリ』。
名古屋・金沢・兵庫から4頭の遠征馬、迎え撃つ地元馬は2頭と、6頭という少頭数になりましたが、豪華なメンバーが集まりました!
西日本グランプリ出走表
まず注目は、なんといっても名古屋の【ヒシウォーシイ】。
現在は笠松で4連勝中!
特に強かったのが、前走の『ローレル争覇』で、2着に8馬身もの差をつけて圧勝して見せました。
今は本当に充実していて、死角が見当たらない感じ。
これまでの成績を見れば、小回りは問題なく、初の福山コースもこなしてくれるでしょう。
距離もちょうどいいですし、他地区重賞初制覇を期待してます!
対抗は、兵庫からの遠征馬【マルサンチーフ】。
中央在籍時はなかなか安定した結果が出せませんでしたが、兵庫に移籍して2戦は圧倒的な強さを見せています。
初戦は逃げ切り、2戦目は好位から差し切りと、レースの幅もありますね。
今回はいきなりの相手強化になりますが、少頭数ということで、レースはしやすいんじゃないでしょうか。
新たな地方スター候補として、注目しています。
◎4、ヒシウォーシイ
〇2、マルサンチーフ
▲6、マイネルマニセス
△1、コスモアブソルート
20日に行われた4つの重賞、帯広『旭川記念』・水沢『みちのく大賞典』・金沢『百万石賞』・高知『黒潮ダービー』。
どのレースも白熱したレースが展開されました!
まずは帯広『旭川記念』。
勝ったのは3番人気【フクイズミ】でした。
レースは【ニシキダイジン】が引っ張る展開に。
第2障害を1頭ですんなりクリアすると、最後の直線もスルスルと逃げます。
2番目に第2障害を越えたのは1番人気【カネサブラック】。並ぶように【フクイズミ】も追いかけます。
逃げる【ニシキダイジン】を巡って、【カネサブラック】【フクイズミ】が追いかける直線の攻防。
ゴールにかかった辺りで【フクイズミ】が出て勝利☆3頭大接戦を制しました。
2着は【カネサブラック】、3着は【ニシキダイジン】という結果。
勝った【フクイズミ】は9歳牝馬。
昨年に続いてこのレース2連覇を果たしました。
この馬の末脚、底力は本当にすごいですね。
9歳になっても衰え知らず、まだまだ活躍を見せてくれそうです♪
水沢の『みちのく大賞典』は、名古屋【キングスゾーン】と笠松【マルヨフェニックス】の一騎打ちとなりました。
『シアンモア記念』では半馬身届かなかった【マルヨフェニックス】が、今回は頭差差しての勝利☆
前走の雪辱を果たしました。
管理する柴田高志調教師は...
「またやられたかと思ったよ。相手の馬も渋太いね~。
レース後も特に変わった様子はないです。この後は、7月15日名古屋オッズパークグランプリを目指す予定。
またキングスゾーンと勝負だろうな。いいライバルですね」
と話してくれました。
本当にこの2頭は、東海の両雄、そして地方競馬を代表する2頭ですからね。
次の対戦も楽しみに待ちたいと思います!
金沢『百万石賞』は、1番人気【ジャングルスマイル】が初の重賞制覇を飾りました!
道中は折り合いもついて、勝負所では馬なり、直線も後続を7馬身ちぎる圧勝ぶりでした。
管理する金田一昌調教師は...
「気性が難しいところがあって、調教でもクセが強いんですが、ようやく今年に入って上手に攻め馬出来るようになりました。
まだ本気で走ってるわけではないのに、本当に強い馬です。
今後は最大目標である白山大賞典を目指して使っていきます」
ということでした。
金沢に移籍して、無敗の11連勝。
この後どれだけ連勝を伸ばすことが出来るのか...注目の1頭です!
高知『黒潮ダービー』は、圧倒的な1番人気に支持された【ナロウエスケープ】と、逃げた5番人気【モルフェキープオフ】の一騎打ちになりました。
最後の最後までその差は詰まらず、【モルフェキープオフ】が1馬身差の勝利☆
終わってみれば、『黒潮皐月賞』の1・2着が、逆になった結果でした。
2着に負けたとはいえ、牝馬【ナロウエスケープ】も不良馬場の中、よく追いかけたと思います。
1日で4重賞、熱い熱い時間でした♪
明日は地方全国で、4つの重賞が行われます!
帯広『旭川記念』
水沢『みちのく大賞典』
金沢『百万石賞』
高知『黒潮ダービー』
まずは『旭川記念』。
旭川記念出走表
別定戦で、牡馬770キロ、牝馬750キロを曳く今回は、やはり実績のある馬たちに分があるんじゃないでしょうか。
ということで【カネサブラック】。
ここ2戦は連続2着と勝ちきれないレースが続きますが、前走の『ばんえい十勝オッズパーク杯』では、勝った【ナカゼンスピード】とは斤量差が30キロありました。
同斤量の他の馬たちには負けてないですからね。
これまで絶対王者として君臨して来た【カネサブラック】ですから、ここはあっさり王者の威厳を取り戻して欲しいところ。
対抗は【フクイズミ】。
今年は『ばんえい記念』に出走して、自身初の斤量980キロを体験。
並み居る牡馬たちを相手に4着に健闘したため、その反動が心配でしたが...
約2ヶ月の休養を挟んで挑んだ前走のオープン特別では、疲れを見せず快勝!改めてこの馬の強さを見せてもらった気がします。
牡馬と20キロ差があれば、十分勝負になる馬ですから、ここも好勝負必至でしょう。
◎3、カネサブラック
〇2、フクイズミ
▲8、ライデンロック
△4、ニシキダイジン
続いては水沢『みちのく大賞典』。
みちのく大賞典出走表
名古屋・笠松・船橋からの遠征馬5頭を迎え、バラエティー豊なメンバーが揃いました。
その中で注目しているのは、東海の両雄【マルヨフェニックス】と【キングスゾーン】。
同じ水沢の舞台で戦った『シアンモア記念』では、【キングスゾーン】が1/2馬身振り切って1着。
他の馬たちに6馬身の差をつけて、2頭の一騎打ちを演じました。
今回は、そこから2ハロン距離が伸びて2000メートルでの戦い。
そして枠順からいっても【マルヨフェニックス】に分があると思います!
もう1頭注目しているのが、同じく東海・笠松からの遠征馬【スズノマグマ】。
前走の『ローレル争覇』では、約半年ぶりの実戦、移籍初戦というマイナス要素を克服して、【ヒシウォーシイ】の2着と健闘。
勝った【ヒシウォーシイ】にはかなり離されましたが、激しい2着争いを制して、東海トップクラスで通用する実力を見せました。
一度叩いた効果は大きいし、先の2頭に食い込める可能性はあると思います!
◎6、マルヨフェニックス
〇2、スズノマグマ
▲9、キングスゾーン
△10、ライジングウェーブ
そして金沢『百万石賞』。
百万石賞出走表
ここは金沢に移籍してから10連勝中の【ジャングルスマイル】中心でしょう。
前走の『白山スーパー林道特別』では、初のA級馬相手に6馬身差の圧勝。
今回はさらに相手が強くなりますが、今のレースぶりを見ているとまだまだ上に行ける内容ですから。
11連勝濃厚と考えます。
相手は【コーワキング】。
金沢に移籍して3戦。3着・2着・1着という成績ですが、負けた2戦も差はなく、すでに金沢トップクラスの実力を証明しました。
元は南関東重賞戦線で活躍していた馬ですし、【ジャングルスマイル】の連勝阻止もあるんじゃないでしょうか。
◎1、ジャングルスマイル
〇7、コーワキング
▲5、ナムラグローリー
△10、バチェラー
4つ目は高知『黒潮ダービー』です!
高知優駿・黒潮ダービー出走表
このレースは牝馬【ナロウエスケープ】が断然でしょう。
高知に移籍して来てから4連勝中。
特に強さを見せ付けたのは、前々走の『黒潮皐月賞』。
他の馬たちを8馬身突き放し、余裕の勝利☆
牝馬ながら三冠達成もあるかも?と思わせてくれるレースでした。
まずは無事に二冠達成をして欲しいです。
2着争いの筆頭は【コスモスティール】。
大井の戸崎圭太騎手が騎乗するのも注目ですね。
この馬も高知に移籍して4戦を消化。
初戦は【ナロウエスケープ】と同じレースでかなり離されてしまいましたが、2戦目3戦目と勝利。
前走は初戦で負けた【プラウドメアリー】に再び土を付けられましたが、初戦の時よりも差は詰めましたから。
◎8、ナロウエスケープ
〇7、コスモスティール
▲10、ポルカドット
△4、マルチトップセダン
それぞれの発走時間は...
金沢『百万石賞』→16:05
水沢『みちのく大賞典』→16:50
帯広『旭川記念』→20:05
高知『黒潮ダービー』→20:20
となっていますので、お見逃しなく♪
今週は16日『関東オークス』、17日『北海道スプリントカップ』と2つの交流重賞が行われました!
まずは川崎『関東オークス』。
勝ったのはダート初挑戦となった【シンメイフジ】でした。
レースは1枠から飛び出した【アイシークレット】が逃げる展開。少し離れて【ギンガセブン】【トーセンウィッチ】【シンメイフジ】が続きます。
2周目に入ると馬群の間隔が詰まって来て、勝負所では【シンメイフジ】が抜群の手応えで上がって来ました。
直線では、粘る【ギンガセブン】を【シンメイフジ】が捉え、その後ろからは【ハーミア】が猛追!
結局1と1/2馬身振り切って【シンメイフジ】が勝利☆
2着は【ハーミア】、クビ差の3着には10番人気【ギンガセブン】が頑張りました。
【シンメイフジ】を管理する、安田隆行調教師
「正直、初のダートでどれだけ走れるか不安もありました。
オークスで結果を出すことが出来なかったけれど、その後疲れもなく、かい食いも良く、順調に来ていたので勝ててよかったです。
内田騎手には、ゲートの中でふわふわするのでそれだけ気をつけてと言いました。
あとは泥を被らず、完璧に乗ってくれましたね。
レースは安心して見てられました。
今日の結果次第で先の路線を決めたいと思っていたので、ダートも走ってくれて大いにプラスです。
具体的にはまだ決まっていませんが、ダートも頭に入れて考えます。
この馬は素直で掛かったりせず、100の力をフルに出せる。そこが強みですね」
騎乗した内田博幸騎手
「責任を果たせてよかったです。
少し遊ぶ面があると聞いていたので、集中するようゲートの中から最後までいい形で運べるように考えていました。
いい感じのスタートが切れて、いい手応えだったのでやってくれるなと思ってました。
初のナイターで少し戸惑ってるところはあったけど、ゲートを切ったら集中して走ってくれました。
4コーナー手前から上がって行って、まだ力も残っていたので最後までしっかりと伸びてくれましたね。
後ろから来たら、また伸びてくれると思ってました。
距離はオークスも走ってるので問題はなかったです。精神面だけ、いかに気持ちよく走らせるかがポイントでしたが、この馬の力を出せたと思います。
身体が柔らかくて、力みがない分距離も持ちますね」
2着は大井の【ハーミア】でした!
他地区からの挑戦は、笠松の2頭。
『東海ダービー』を制した【エレーヌ】は、後方から追い上げるも6着でした。
騎乗した筒井勇介騎手
「コーナーコーナーで外に張っていたので、少し左回りを気にしていたのかもしれません。
重馬場で前が残る展開の中、よく差して来てくれたと思います」
27歳でダービージョッキーとなった筒井騎手。
「ダービーを勝てたのは、本当に嬉しかったですね。
この後はエレーヌと一緒にジャパンダートダービーを目指します!」
グランダム・ジャパン3歳シーズンの優勝も手にしましたからね。
今後もこのコンビ、要注目です☆
もう1頭笠松から遠征して来た【プティフルリール】は12着。
もともと小柄な身体ですが、この日はマイナス9キロでなんと347キロでした。
華奢な女の子ですが、本当に根性のある馬ですね。
さ~そして17日は門別競馬場で『北海道スプリントカップ』が行われました!
注目は...なんといっても【ラブミーチャン】。
古馬&牡馬一線級の中に入って、2番人気に支持されました。
レースは激しい先行争いから、【ラブミーチャン】がハナを奪いますが、終始外から競いかけられて、かなり厳しい展開になりました。
直線を向いても【ラブミーチャン】先頭でしたが、4番手にいた【ミリオンディスク】が抜け出して快勝☆
2着は中団から追い上げた【ガブリン】。【ラブミーチャン】は3着でした。
それでも、かなり苦しい展開の中、よく3着に頑張ってくれたと思います。
競いかけた馬たちは直線で失速していく中、最後まで粘りましたから!
改めて、【ラブミーチャン】の強さを見せてもらったレースでした。
勝った【ミリオンディスク】は交流重賞初制覇ですが、これまでずっと強いメンバーと戦って来ましたからね。
レコードのおまけもついて、また1頭短距離のスターが誕生しました☆