オッズパークグランプリが終了しました!!!
今年も熱い熱い戦いになりましたっ♪
写真は帰ってから改めてアップしますが、興奮冷めやらぬうちにレースレポートをお伝えします☆
キレイなスタートから始まった『オッズパークグランプリ』
まず内の【キングスゾーン】が好スタートでしたが、外から【プリティスキャン】の川原騎手がハナを主張。
【キングスゾーン】はすぐに外に切り返して2番手。そのすぐ後ろに【アルドラゴン】、外に【ハードインパルス】と好位を形成。
向正面から、中団後ろにいた【マルヨフェニックス】が徐々に上がっていきます。
3コーナーで逃げていた【プリティスキャン】が一杯に…かわりに【キングスゾーン】が先頭。【アルドラゴン】が馬体を併せます。
その外から伸びてきたのが【マルヨフェニックス】。最後は【キングスゾーン】との叩き合いを制して、1馬身3/4差で勝利☆
実は返し馬で手綱が抜けて、ポケットの近くで落馬してしまった尾島騎手。
人馬ともに怪我なく、レースに出走できて本当によかったです!!
1着【マルヨフェニックス】
尾島徹騎手のコメント
「手綱が抜けた時は死ぬかと思いました!無事にレースに出走できてよかったです。
スタートして、思ったよりも後ろの位置取りになってしまいましたが、向正面から手ごたえよく上がって行きました。
3〜4コーナーで勝ったと思いましたね。
直線で【キングスゾーン】が粘っていたけど、自信を持って追いました!
馬が本当に頑張ってくれましたね。」
昨年の【マルヨスポット】に続いて、同馬主・同厩舎・同騎手での連覇達成☆
管理する柴田高志調教師のコメント
「やっぱりダートグレードでもまれている分、地方同士ならレースがしやすいんだろうね。
レース後順調だったら、次走は芝で小倉遠征を考えてます!」
ということでした!JRAに挑戦して…さらなる進化が期待出来そうですっ♪
2着は名古屋の【キングスゾーン】
安部幸夫騎手のコメント
「ハナにこだわる必要はないんだけど、行くなら行く、番手なら番手という展開がいいんですよ。
今日は3コーナーで逃げた馬がいっぱいになっちゃったから、途中からハナに立つ形になってしまった…
最後まで、粘ってくれたんだけど…展開のアヤですね…」
管理する原口調教師
「最悪の展開になってしまった…。
ずぶいところがあるから、逃げた馬が4コーナーまではいてほしかったですね。
でも年齢的な衰えもないし、夏場は絞れて状態もいい。ブリンカーをつけてからはだいぶ真面目に走ってくれてます。
次は、佐賀の『サマーチャンピオン』を視野に入れて調整していきます!」
3着は地元・園田の【アルドラゴン】
木村健騎手のコメント
「ここ2走よりは、状態が戻ってきている感じでしたね。
でも、4コーナーからは2頭についていけなくなってしまいました…。
年齢もあるのかな…」
ということでした!
3回目を迎えた今年の『オッズパークグランプリ』!!
いよいよ枠順が発表されました♪
オッズパークグランプリ
川崎の【スパロービート】の回避は残念でしたが、それでもダートグレードで活躍している地方の雄や、新勢力などなど、かな〜り楽しみなメンバーが集いました!
本命は【キングスゾーン】
いい枠に入りましたね〜。
前走の『みちのく大賞典』で半年ぶりに勝利☆
彼はレースで前に行くので、気持ちが前向きなように見えますが…
実はとってもズブい馬で、調教や追い切りでは追いっぱなしなんだそうです。
このところレースでもそのズブさを発揮してしまい、昔のような行きっぷりが見られなくなっていました。
でも!
4走前の『東海桜花賞』から深いブリンカーを着用するようになって、昔のような行きっぷりが戻ってきました!
『さきたま杯』では9着に負けはしましたが、騎乗した安部幸夫騎手は
「かかるわけでもなく、いいリズムで走れた」
と言っていたように、ブリンカーに馴染んで来たようですね。
そして前走の勝利ですから!
もともと能力は高い馬。まだ7歳ですから、これからさらに進化した姿が見られるんじゃないでしょうか♪
昨年、1番人気で3着に負けてしまったこのレース…雪辱を晴らす時です☆
対抗は【マルヨフェニックス】
前走の『帝王賞』ではスタートで躓き、道中も少しかかり気味だったにもかかわらず6着に健闘。
【ヴァーミリアン】や【フリオーソ】といった、ダート界最高峰のメンバー相手にですからね!
鞍上の尾島騎手も、
「スタートさえ上手く出れたら、掲示板はあったのに…」
ととても悔しがっていました。
去年の『帝王賞』は4着。
この時期調子を上げて来るタイプで、去年と同じくらいの状態にあると見ます。
管理する柴田高志調教師は、
「かなり状態が良くなって来たよ。
昨年は【マルヨスポット】で勝たせてもらったレースだからね。
同馬主、同厩舎、同騎手で…連覇したいね!」
と話してくれました!
そして地元の【アルドラゴン】
『さきたま杯』の時には好調といえる状態ではなかったようですが、そこから立て直して前走は快勝☆
園田の1400mといえば…
昨年末の『兵庫ゴールドトロフィー』で、JRA勢を相手に、【スマートファルコン】の2着に頑張っていますからね!
地元勢として負けられないところじゃないでしょうか♪
◎2、キングスゾーン
○5、マルヨフェニックス
▲9、アルドラゴン
△4、チャンストウライ
△10、セトノヒット
七夕である7月7日、高知の森井美香騎手がめでたく結婚しました〜♪
お相手は、同じく高知所属のジョッキー目迫大輔騎手☆
ということで、早速インタビューしました♪
:おめでとうございますっ!!!
「ありがとうございます。まだ、あんまり実感ないんですけどね…(照)」
:結婚して、何か変わったことは?
「ん〜苗字が変わったこともまだ慣れてないし、騎手名は森井のままいくので…特に変わったことはないですね。結婚すると色んな手続きをしなきゃいけないじゃないですか。それがめんどくさい(笑)」
:家事はどうですか?
「料理してますよ〜。なんでも作りますけど、最近は魚料理に凝ってます。
2人して釣りにハマッてるんで、休みの日に釣りに行って、一緒にさばいたり」
:ラブラブですねぇ〜。いつ頃から付き合い始めたんでしたっけ?
「去年の5月くらいからです。」
:同じレースに乗ってて、気になったりは?
「全然しませんね(笑)。もし叩きあいになったら、絶対に負けたくないです!!」
:さすがジョッキー☆名古屋の宮下瞳騎手が、だんな様の小山騎手と、日本初の夫婦同着勝利をしたことがあるけど、どう思います?
「それかっこいいですね!やってみたいです。
でも同着じゃないなら、私が勝ちたいです(笑)」
:そうですよね〜(笑)では、今後の抱負をお願いします!
「高知はもうすぐナイターが始まるので…最初は手探りになると思いますが、頑張って行きたいです!」
:最後に…人妻になった気分は?
「人妻っていう響き…いいですよねぇ〜(照)」
という、とっても幸せそうな森井騎手でした☆
昨日は大井競馬場で、『ジャパンダートダービー』が開催されました!!!
ダービーウイークで各地のダービーを勝った馬たちも出走して来ました☆
『北海優駿』勝ち馬【アラベスクシーズ】
『東京ダービー』勝ち馬【サイレントスタメン】
『東海ダービー』勝ち馬【ダイナマイトボディ】
の3頭です!
そしてJRAからは、
『全日本2歳優駿』勝ち馬【スーニ】
『兵庫チャンピオンシップ』勝ち馬【ゴールデンチケット】
『ユニコーンステークス』勝ち馬【シルクメビウス】
と、ダート界最高峰のダービーは、そうそうたる顔ぶれが揃いました♪
馬場状態はやや重。
朝から降ったり止んだりを繰り返していた雨は、ダービー前には止んでいました。
ゲートが開くと…ハナを主張する馬がいなくて、スローペースの予感。
馬なりでスーっと【ゴールデンチケット】が先頭に立ち、その後ろに【スーニ】【グロリアスノア】【ワンダーアキュート】【テスタマッタ】【シルクメビウス】とJRA勢が続きます。
2コーナーを回ってもまだスローな流れ。好位にいる馬たちの手ごたえは抜群に良く見えました。
勝負所の4コーナー、逃げている【ゴールデンチケット】に、【グロリアスノア】が並びかけます。
内にいた1番人気【スーニ】はここで手応えが怪しい感じに…
直線を向いて、前の2頭に外から襲い掛かったのが、【テスタマッタ】と【シルクメビウス】。
2頭の叩きあいは、先に抜け出した【テスタマッタ】が2馬身抜け出しで勝利しました☆
ウイニングランをして関係者のもとへ帰って来た岩田騎手は、本当に嬉しそうでしたよ♪
「先生!先生!我慢したでっ」
と馬の上から興奮気味に声をかけていました。
実は【テスタマッタ】くん、とても高い能力を秘めていたんですが、これまでは気持ちがレースに集中出来ず、違う方向に向いていたそうなんです。
前々走で騎乗した四位騎手から、
「短い距離を使って、折り合いをつけることを覚えさせた方がいい」
というアドバイスをもらい、前走は1200mを使ったそうです。
色々な試行錯誤をした結果、JDDではスローペースだったにもかかわらず、折り合うことが出来ました!
岩田騎手のコメント
「1〜2コーナーは前の馬に乗っかりそうなほど行きたがったけど、そこをなんとか我慢したら、折り合いついてくれた。
エリカ賞(昨年12月)で乗った時と、全然馬が違って落ち着いてたし、砂を被ったのも良かったかもしれないね。4コーナーでも手応え抜群だったけど、追い出すのを我慢したらよく伸びてくれた。
2連勝して、馬も自信つけていたんじゃないかな。」
ということでした!
管理する村山明調教師は、嬉しい重賞初制覇☆
「今までは能力が有り余っていたけど、四位くんにアドバイスをもらってからは本当にいい方向に向きました。やわらかくてバネのあるいい馬です。
この後は放牧に出して夏休み。武蔵野Sからジャパンカップダートへ進むのが王道ですかね。」
また新しいダート界のスターが誕生しました☆
古馬との戦いも楽しみですね♪
惜しくも2着だった【シルクメビウス】の田中博康騎手は…
「勝ったと思ったのに…本当に悔しいです。
大きなレースで人気の馬に乗せてもらって、プレッシャーはあったけど、前回重賞を勝たせてもらって、気持ちが全然違いましたね。
馬場もそうだけど、とにかくスローな展開が痛かった…もう少し流れてくれてたら…
すごく悔しいです」
と、本当に悔しそうに話してくれました。
3着【ゴールデンチケット】
4着【グロリアスノア】
5着【ワンダーアキュート】
とJRA勢が独占。
1番人気の【スーニ】は、6着という結果でした。
この日もパドックで元気のいいところを見せていた【スーニ】ですが、内田博幸騎手のコメントは…
「パドックで元気いいのはいつものことだから心配はいらない。
でも今日は、またがったら逆に大人しいくらいだった。ちょっと元気ないなって感じがしたんだよね。
道中は良かったけど、3コーナーでもう手応えがなくなってた。」
というお話でした。
強い【スーニ】の姿、また見せてもらいたいです!!!
7着【サイレントスタメン】
8着【ロマ】
と南関東2頭が続き、
他地区勢は、
9着の笠松【トウホクビジン】が最先着☆
『東海ダービー』2着の後、【関東オークス】にも出走していますから、強い馬たちに揉まれて、ドンドン進化してますね♪
10着は北海道の【アラベスクシーズ】
騎乗した宮崎光行騎手は、
「今日はスローだったけど付いて行くのがやっとだった…
また地元で頑張ります!」
と語ってくれました。
11着は佐賀の【カゲワフマセナイ】
騎乗した新原健伸騎手は、
「大井は2度目だけど、最高だね☆
レースは残念だったけど、こういう雰囲気の中で騎乗できるのは嬉しい。
また挑戦したいです!!!」
と笑顔を見せてくれました。
12着は名古屋の【ダイナマイトボディ】
騎乗した倉地学騎手は、
「スタートで躓いて失敗してしまったよ…せっかくスローペースだったから、行けたら良かったんだけど…
とにかくスタートが悔しい!!」
ということでした。
13着は佐賀の【キタサンアース】
騎乗した倉富騎手は、
「ここでは荷が重いね。いい経験が出来たと思う。」
と語ってくれました。
倉富騎手といえば…『九州ダービー・栄城賞』を勝った【ギオンゴールド】の主戦騎手☆
今回の『ジャパンダートダービー』には出走しませんでしたが、今月5日に、地元佐賀で古馬相手の『黒髪山特別』に出走して、見事逃げ切り勝ち☆
この後は、8月の佐賀『サマーチャンピオン』を目指すということです!
こちらも楽しみですね〜♪