今日は中山競馬場で行なわれた、『ブリーズアップセール』に行って来ました。
かなり競り合ってましたよ。かる〜く1千万越えの馬続出でした(´Д`)
「競走馬は高い」というイメージが先行していますが、ピンキリです。何億の馬もいれば、何十万の馬もいる。そういえばタダの馬もいましたよ!「○○万円の馬を買ったらおまけで付いてきた」という馬に乗ったことがあります。こういう馬で高馬を負かすとドラマなんだけどなぁ〜。現実はなかなか厳しいものです。。
ぶっちゃけ、馬はかなり敏感な動物ですから、自分が大切に扱われているか、安く見られているか、ちゃんと知ってます。だから天狗になってる馬もいるし、グレてる馬もいるし、媚売る馬までいます。脚が痛くないのに痛いフリをする演技派だっているんですよ。みんな、人間と同じ。愛すべき、可愛い奴らなのです(o^∀^o)
騎乗供覧では、【タマルファイター】の主戦、丸山侯彦元騎手の息子、丸山元気くんが騎乗してました!中央の競馬学校の3年生で、いよいよ来年デビューです。
そしてJRA職員として、中津から佐賀競馬場に移籍して活躍した、森田直哉元騎手も騎乗していました!!騎手を引退しても、馬の背中で頑張ってましたよ。癒し系の笑顔は変わっていませんでした(≧ω≦)この2人の写真はこちらにアップしました【馬女(まじょ)のひとりごと】よかったらみて見て下さい♪
セリで高値で買われたとしても、デビューできるとは限らないし、デビューしても勝てるとは限らない・・馬主さんてすごいなぁ〜って思いますよ。いつか私も馬主になって、
「今のレースは私が乗ってたら勝ってたわ。」とかって言ったりして(≧ω≦)実は私自身言われたことあり(笑)。名前は何がいいかな?やっぱり買うなら芦毛かな?う〜ん・・妄想が膨らみます。
セリを見に行くと、普段のレースでは見えない競馬の側面を見ることができます。ロマンだけではない、かといってギャンブルだけでもない。。。競馬はやっぱり面白い♪こんなスポーツ他にないもの(≧▼≦)
さて、明日は園田で『兵庫チャンピオンシップ』です!ここは武豊騎手【ナンヨーリバー】に死角ナシと見てます。難しいのが岩田騎手【ウイントリガー】。岩田騎手だからね。去年の【フェラーリピサ】もすごかったもの。でも・・・今年3戦負けすぎではないでしょうか?負けすぎですよね?園田で岩田騎手を外すのはかなり勇気が要りますが・・・えぇ〜い!外してしまえ。
ということで対抗は内田博幸騎手【ピエナエイム】。【ナンヨーリバー】がハナ行くでしょうから、中途半端に先行すると、この馬のペースに巻き込まれることになる。その点【ピエナエイム】は後方からの競馬だし、日曜日にJRA移籍後初重賞制覇を成し遂げた内田博幸騎手鞍上。なんて心強いのだo(^∇^o)
◎ナンヨーリバー
○ピエナエイム
▲ディアスパークル
△マヤノベンケイ
△パセティックシーン
×バンバンバンク
そして明日からいよいよホッカイドウ競馬が開幕ですよ!日本一早い新馬戦が行なわれます。今日セリで売られていた子たちと同世代ですからねぇ〜。確かに早い。
明日はいよいよ笠松競馬場で『オグリキャップ記念』が行なわれます!
今年の注目は前回チャンピオンである【ウイニングウインド】でしょう。ただ・・今回は2,500mというのがカギ。去年は1,900m戦でしたから。
私の本命は高知から遠征して来る【スペシャリスト】。距離は高知で2,400mを勝っているし、【スペシャルウィーク】産駒ですから全然大丈夫!ここ2戦はダートグレードで強い馬たちと戦って、厳しい競馬の中で人気以上の着順で走っている。鞍上も赤岡修二騎手、信頼できます。
楽しみなのが【クインオブクイン】の濱口騎手のレース運び。この馬にとって2,500mは長いけれど、やはりここも逃げるでしょう。【ウイニングウインド】は好位でレースをするはずなので、この馬にとっては苦しい展開に思えるけれど・・【ウイニングウインド】は早めに先頭に立つような競馬はしないと思うので、並んだとしてもかわされるのは直線になってから。そういう展開になると・・クインちゃんは渋太いですよ〜。
ベテラン濱口騎手は絶妙なペースで逃げるだろうし、多少距離が長くてもごまかして乗ってくれる。距離が長いレースこそ、騎手の能力が大切☆
「暖かくなってきたらもっと良くなる。」と言っていた濱口騎手。牡馬相手でも、いいところ見せてくれそうです♪
◎2、スペシャリスト
○7、クインオブクイン
▲9、ウイニングウインド
△6、セイウンドリーム
×5、エイシンセイテン
昨日は大井競馬場にて、一昨日5,500勝という偉大な記録を達成した、的場文男騎手のセレモニーがありました!5,500勝ですよ?!凄すぎです(≧▼≦)
地方競馬の上位騎手というのは、乗り鞍も勝ち鞍もハンパじゃないですねぇ〜☆
私は・・的場ファンがたっくさん集まって揉みくちゃに・・ちゃんと写真撮れませんでした。取材証持ってたけど、どうしても声援送りたかったのでファンエリアにいたのです(照)。
(hoto:原山実子さん♪)
「的場さぁ〜ん!!」と黄色い声援送ってきました(≧ω≦)。騎手とファンとの距離が近くて、なんだか暖かくて・・感動して泣いちゃったし。
そして日曜日の皐月賞。レース前に小牧太騎手とお話できました。雲の上の存在ですが・・・どうしてあんなに気さくなんだろう・・大一番前だというのに、普通に話してくれました。
レース後には、
「馬なりで手ごたえも良くって絶好のレースだった。3コーナーでは勝ったと思ったのに・・直線向く手前で急に手ごたえがなくなって・・・うまくいかんねぇ〜。」
と語っていました。
小牧騎手ほどの方でもうまくいかない競馬って。。。ホントに奥が深いですね。まぁ、それが魅力なんだけど。
小牧騎手を生んだ園田競馬では15日に、将来の的場騎手や小牧騎手を目指して新人騎手3名がデビューし、本日上村騎手が初勝利をあげました☆
(左から岡田晴樹騎手、大柿一真騎手、上村勇人騎手)
「初騎乗初勝利したい!!」と言っていた上村騎手ですが、6戦目での初勝利はかなり優秀です。大差の勝利ですよ?!これはなかなか出来るもんじゃありません!インパクト強いですよ。同期はなにかと比べられるし、本人同士も意識しますから、この3人でいいライバル意識を持って戦っていってほしいですね。 将来どんな騎手になるのか・・楽しみだな〜
明日は高知で薄暮競馬が始まってから初の重賞ですよ〜。発走時間17:50ですから買いやすいですね♪
そういえば薄暮って【はくぼ】って読むって知ってましたか?私は2年前まで【うすぼ】だと思ってました(汗)。。2年前の浦和競馬場で、みんなが「はくば・・はくば・・」って言っているのかと思って、
「白馬がいるんですか?」って聞いたらそこにいた全員が「???」
無知って怖いですね(T_T)。。まぁ、聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥ってことで。
さて高知の『二十四万石賞』ですが・・私の注目は【ケイエスゴーウェイ】。近走5戦はダートグレードで桁違いに強い馬たちと戦ってきました!厳しいレースを経験して、どんな風に変わっているか楽しみです(≧▼≦)
しかも鞍上は赤岡騎手ですよ〜。人馬ともに全国区です。
相手も強そうですが、その中でも昨年同レースチャンピオンの【ストロングボス】を推します!宮川実騎手は本当にゲートが上手い!逃げ馬に乗せたら天下一品です☆
13日の内田利雄騎手の澳門G?制覇、すごいですねぇ〜。小牧太騎手の桜花賞制覇と併せて大興奮の一日でした。我らがピンクはどんな状況でもどんな競馬場でも結果を出してくれる。本当にすごい人です。北関東の誇りから地方競馬の誇りへ、そして今や日本の誇りですよ!!日本での凱旋騎乗が楽しみですね♪
さて、昨日は実家に居たんですが、あまりの天気の良さに、市内にある庚申山という自然公園?にピクニックに行きました。
近所にこんな山があるなんて・・どんな山奥で育ったんだ??って思われそうだけど、、、うちは平地ですから!!
緑が目に沁みて、心も身体もリフレッシュ♪どうして自然に囲まれると、こんなにも気持ちがいいんですかね。
人間は、こんな風にピクニックしたり、他にも色々な方法でリフレッシュすることが出来ます。でも競走馬にはそれがない・・かなりの数の競走馬たちが胃潰瘍になってしまうのは、過酷な調教やレースの中で、なかなかリフレッシュする機会がないからだと思います。
競走馬のリフレッシュといえば・・まずは牧場に放牧に出すこと。競馬場やトレセンと違って行くだけでのんびりした雰囲気になるし。でもこれをするとレースに出走してお金を稼ぐことが出来ない上に、輸送費などでお金がかかってしまうので、余裕のある馬主さんであるとか、競走馬自体の成績がいいとか、そういうプラスの要因がないと、今の地方競馬では難しい。。
競馬場やトレセン内で放牧する・・というのが一番手軽かな。美浦のようにお散歩コースがあるわけではないけれど、狭いながらも放牧場で好きに駆け回ったり、ぼんやり日向ぼっこするのは精神的にかなり効果があると思う。
あとはやっぱり食事かな。これは人間と同じですね。よく、馬はニンジンが大好物だと思ってる方がいるけれど、中にはりんごの方が好きな馬もいるし、バナナ好きもいるし、子供の頃にニンジンを食べた経験がない馬はなかなか食べようとしないこともあるんですよ。ニンジン嫌いの馬・・というのも存在するんです(笑)。
他にリフレッシュ方法は・・そうだなぁ〜、あとは厩務員さんかな。熱心な厩務員さんとそうでない厩務員さんでは天と地ほど違うと思う。乗れる騎手と乗れない騎手の差よりも、毎日世話をする厩務員さんの差の方がはるかに大きいんです。
自分の担当厩務員さんの車のエンジン音や自転車の音を聞き分けて、「ブヒヒィ〜ン!!」と甘えて鳴く競走馬たちの姿は、子供が母親に甘えているようで本当に可愛いものです。私のスーパーカブ音に反応して鳴いてくれたのは【エアーホースワン】ただ一頭だったけどね(泣)。。
競走馬だって、騎手より厩務員さんの方が好き。これは変えようのない事実。。競走馬と厩務員さんの信頼関係が羨ましくなる時は何度もありました。地方競馬には、馬の気持ちが手に取るようにわかってしまう厩務員さんがゴロゴロいます。学校に行ったわけではないし、誰かに教わったわけでもない。長年の経験と馬に対する愛情で、培ってきたものなんでしょう。
ぶっちゃけ、自分で調教していない馬のレースに乗る時は、調教師の先生よりも厩務員さんの言うことをよく聞いてましたから。
厩務員さんというのは、競走馬の身体だけではなくて、心もケアしているんですね。そういうのは目に見えないけれど、絶対に必要なことだと思うんです。
もっともっと厩務員さんの声を聞けるように頑張らねばっ!!厩務員さんが1番、担当馬の近くにいる人なんですから。