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今週の見どころ(6/22~6/24・6/23柏林賞)

2024年6月20日(木)

 世代三冠重賞のスタートは4歳から。23日(日)のメインには柏林賞が組まれています。12月のばんえいダービー後、一線級が出走する可能性がある4歳オープン特別戦は、白雪賞(1月29日)、すずらん賞(4月27日)、ライラック賞(6月3日)の3レースあり、重賞での勝ち鞍がないホクセイタイヨウが2勝、クリスタルゴーストが1勝しています。今回はライラック賞から一気の重量増となることで、重賞勝ちがあるキャリア上位馬の反撃があるかもしれません。
 8月11日(日)に実施される重賞・ばんえいグランプリの出走馬を決めるファン投票が22日(土)13時から始まります(詳しくはこちら)。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…25万3,260円
5重勝単勝式…なし

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【第6回開催1日目】
 6月22日(土)のメイン第11レースには、拓成湖特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 前開催の同条件・ムーンストーン特別から7頭が参戦していますが、上位2頭は24日のA2級混合戦にまわったため不在です。
 ◎ジェイファイターは、ムーンストーン特別が昇級初戦ながら逃げて4着に健闘。しかし昨季A2級で勝ち星があり、これくらいは走れても不思議ありません。前走で先着されたマツノタイガーは障害にムラがあり、こちらのほうが確実性で上回ります。
 ○マサタカラは、5月には同条件で3着があるものの、近走は障害で手間取りが目立ち、ムーンストーン特別は3番人気で8着でした。ただ、前走1、2着馬が不在でペースが緩めば差し脚が届くかもしれません。
 ▲マツノタイガーも末脚には自信を持っています。流れに乗って運べれば、3着だったムーンストーン特別くらいはやれるはず。引き続いての鈴木恵介騎手なら障害をスムーズにまとめてくる可能性はあります。
 △ゴールデンペガサスも同型で、ムーンストーン特別は追い込んで5着。こちらも展開次第で食い込む余地はあります。

【第6回開催2日目】
 6月23日(日)のメイン第11レースには、重賞・第18回柏林賞(4歳・20:00発走予定)が行われます。

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 10頭すべてが、6月3日のライラック賞(4歳オープン)に参戦。当時から昇級したサクラヤマト、キタノミネは50キロ増、ほかの馬は40キロ増での争いです。
 ◎クリスタルゴーストに期待します。3歳までは目立つ存在ではありませんでしたが、年が明けてクリスタル特別、すずらん賞と4歳オープン特別戦を2勝。初の重賞出走を決めています。ライラック賞は障害で手間取り、完走はしたものの基準タイム超過のため失格。しかし1開催2走使いのゴールドトロフィー(3歳以上選抜)で僅差3着と立て直したあたり、勢いは絶えていません。
 ○マルホンリョウユウは、3歳時にばんえい大賞典、ばんえい菊花賞を制した実績馬。すずらん賞2着、ライラック賞3着ですが、ともにトップハンデだっただけにむしろ健闘といえそう。重量が増え底力が問われる舞台だけに巻き返しも十分。
 ▲サクラヤマトもクリスタルゴーストと同様の遅咲きで、世代オープン初挑戦だったライラック賞でいきなり2着。続くゴールドトロフィーではB1に昇級しましたが、同じ重量でクリスタルゴーストを破っています。上のクラスの馬とのハンデ差をいかせばチャンスはあります。
 △ホクセイタイヨウは、ライラック賞を差し切って勝利。3歳三冠すべて2着と安定感があり、今度こそ初重賞制覇なるでしょうか。

【第5回開催3日目】
 6月24日(月)のメイン第11レースには、こと座特別(A2級混合・19:45発走予定)が行われます。

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 A2級7頭、B1級3頭による争いです。
 格下のB1級ですが◎イナサンブラックに注目。2走前にB2級-1・2組決勝を逃げ切った勢いのまま、前走B1級-1組・ムーンストーン特別と連勝を決めました。今回はA2級との混合ですが、波乱決着だった前開催のA2級・ジュノー特別の1、2番人気(4、5着)馬と1、2着(4、8番人気)馬が不在。この馬でも勝ち負けになるでしょう。
 ○アローリキヒメは、ジュノー特別を3番人気で3着と人気通りに駆けました。A2級の特別戦(混合戦含む)はこれで、4秒9、3秒0、2秒2差と3走続けて惜敗だけに、格下相手のここで結果を出したいはず。
 ▲マルモタイショウは、ジュノー特別が昇級初戦で6着でしたが、勝ち馬とは3秒7差。ゴール前で一気に伸びて2、3着争いに加わりました。クラス慣れがあればさらに接戦に持ち込めそうです。
 △レジェンドボスは、ムーンストーン特別の2着馬。今回はA2級勢が相手ですが、昨季A2で勝利実績があり格負けはありません。

今週の見どころ(6/15~6/17・6/16北斗賞)

2024年6月13日(木)

 16日(日)のメインには、3歳以上による重賞・第32回北斗賞が組まれています。今年は、23年のこのレース1着で、4月のばんえい十勝オッズパーク杯も勝っているメムロボブサップの登録がありませんでした。しかし、ばんえい十勝オッズパーク杯から若い5歳馬が増えて、8歳(アオノブラックなど3頭)対5歳(キングフェスタなど5頭 ※ツガルノヒロイモノが出走を回避し4頭になりました)の最強世代対決の様相を呈しています。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…11万7,180円
5重勝単勝式…27万4,470円

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【第5回開催4日目】

6月15日の新馬情報
第2レース]アソマルゼン 第4回能力検査1番時計(2:19.0)

 6月15日(土)のメイン第11レースには、ムーンストーン特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 前開催の同条件・水無月特別から4頭が参戦していますが、同じく4頭が昇級初戦で臨むのがポイントです。
 ひとまず注目は◎イワキダイヤ。水無月特別でメンバー最先着の3着に健闘しています。B1初戦だったこともあってか8番人気でしたが、障害5番手からじわじわと伸びてきました。ここも勝ち負けなら今後が楽しみです。
 ○マサタカラは、前開催では選抜戦(1着メムロボブサップ)を使われ苦戦しましたが、今季B1級-1組の特別戦では1、3着と実績上位。3走ぶりの自己条件で巻き返しが見込めます。
 ▲レジェントボスは、水無月特別では8着ですが、課題の詰めの甘さが出てしまいました。ただ今回は昇級初戦馬も多く、前残りがあるかもしれません。
 △イナサンブラックは、B2級-1・2組決勝を逃げ切っての昇級初戦。前走から重量30キロ増ですが、持ち味は障害力。昨季A2からの降級馬ということを考えてもクラスの壁は高くないはず。

【第5回開催5日目】

6月16日の新馬情報
第2レース]カツキューピー 第3回能力検査2番時計(2:44.0)
第3レース]トマランサーヨウコ 第4回能力検査3番時計(2:22.3)

 6月16日(日)のメイン第11レースには、重賞・第32回北斗賞(20:00発走予定)が行われます。全馬負担重量770キロでの争いです。

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 ◎アオノブラックが主役を譲れません。今季4戦のうち3戦でメムロボブサップと対戦し2、2、3着に敗れていますが、その強敵が不在なのは恵まれています。前走で先着を許した5歳馬の存在は気になりますが、22年以来となる北斗賞2勝目に期待できます。
 ○キングフェスタは、4月のばんえい十勝オッズパーク杯を回避。前走のスタリオンカップ(3歳以上選抜)では、メムロボブサップには及びませんでしたが、アオノブラック(3着)を残り25メートルでとらえて2着でした。試練の5歳シーズンで最初の重賞挑戦ですが、世代重賞7勝の実力を示す場面も考えられます。
 ▲インビクタは、今季初戦が4着で、続くばんえい十勝オッズパーク杯3着、近2走が2、1着と着実に着順を上げてきました。強力な同型であるメムロボブサップがおらず、逃げ切りも視野に入ります。
 ばんえい十勝オッズパーク杯4着△コウテイも逃げてこそのタイプ。ただ、前走の大雪賞(オープン)ではインビクタに差されており連下評価。

【第5回開催6日目】

6月17日の新馬情報
第2レース]キタサカエヒメコ 第4回能力検査6番時計(2:35.2)
第3レース]アアモンドラヴリー 第4回能力検査2番時計(2:19.9)

 6月17日(月)のメイン第11レースには、ゴールドトロフィー(3歳以上選抜・20:00発走予定)が行われます。

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 昨季の勝利数が多い3歳以上による選抜戦。出走は9頭で格付はA1からB2までと広く、4歳3頭、5歳5頭と若い世代が多数です。
 若馬減量がある4歳馬のうち2頭はライラック賞(4歳オープン)に出走していますが、1着ホクセイタイヨウは回避しています。
 ◎クリスタルゴーストは、3走前まで5連勝していた上がり馬ですが、前走のライラック賞では障害での転倒が響き失格(基準タイム超過)でした。ただ、敗因が障害だったことを考えると、見限れません。
 ○ギンジは、オープンから降級してきた7歳馬でキャリア上位。若馬相手で速いペースへの対応がカギですが、あっさりがあっても驚けません。
 ▲サクラヤマトは、ライラック賞2着で連勝が5でストップ。惜敗でもあり悲観する内容ではありませんが、B2からB1へ昇級しており、ハンデ面で不利な印象を受けます。
 3頭目の4歳△ホクセイキムタクは、格下B2級でライラック賞不出走。とはいえ最軽量ハンデを生かせば末脚を生かしての食い込みもありそうです。

今週の見どころ(6/8~6/10)

2024年6月 6日(木)

 9日(日)のメインにはとかちダービーが組まれています。7月7日に予定されている3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典の前哨戦。5月13日のとかち皐月賞は、1番人気スマイルカナが3着に敗れ、勝ったのは6番人気の伏兵フレイムファーストでした。ただとかち皐月賞、とかちダービーとも重賞3勝を挙げた2歳チャンピオン・ライジンサンの登録はなし。ここも混戦との見立てが妥当かもしれません。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…3万5,350円
5重勝単勝式…33万3,690円

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【第5回開催1日目】
 6月8日(土)のメイン第11レースには、ジュノー特別(A2級・20:00発走予定)が行われます。

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 前開催の黒岳特別(A1とA2級の混合)からの5頭に、昇級初戦で臨む3頭が挑む構図です。
 注目は黒岳特別組から6着◎ダイリンファイター。今季2走目からの連勝が4でストップしましたが、A2昇級初戦でも自らがペースを作って積極的なレースぶりは好感できます。昨季A2級の特別戦で2勝と力負けはなく、前走の上位2頭が不在なら前進が見込めます。
 ○リュウセイペガサスは、B1級-1組・水無月特別を逃げ切っての昇級初戦。しかし昨季A1級-1組の特別戦で2着はダイリンファイター以上の実績でいきなり勝負になりそう。
 ▲ホクセイサクランボは、ダイリンファイターと同じく黒岳特別が昇級初戦で5着に健闘。今井千尋騎手の通算147勝(前開催終了時点)のうちこの馬でコンビ最多の7勝と好相性です。こちらも上位争い候補。
 黒岳特別4着△ピュアリーナナセが、既存のA2級馬の筆頭格。ひと押しきけば勝機が見込めます。

【第5回開催2日目】
 6月9日(日)のメイン第11レースには、とかちダービー(3歳オープン・20:00発走予定)が行われます。

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 5月13日に行われたとかち皐月賞(3歳オープン)のほぼ再戦なら、勝ち馬◎フレイムファーストに引き続き期待。先行して踏ん張りが足りないことが多いものの、とかち皐月賞では長くいい脚を使っての差し切り。2歳12月のヤングチャンピオンシップで2着に激走したときも同様のレースぶりで、ここぞというときは末脚を生かす戦法を取っている様子です。ここもハマれば勝機十分。
 ○ミチシオは、今季2走目から5、3、2、1着と成績良化。2走前のとかち皐月賞は決め手比べでわずかに劣り2着でした。新コンビの菊池一樹騎手も3度目の騎乗で、さらに持ち味を引き出せるかもしれません。
 とかち皐月賞4着▲ショータイム、同8着△ホクセイハリアーは、前述2頭と比べ先行できるタイプ。1番人気で3着だったスマイルカナが回避しており、前残りに警戒です。

【第5回開催3日目】
 6月10日(月)のメイン第11レースには、シルバーカップ(A1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 ◎ジェイホースワンは、前開催の黒岳特別(A1とA2級の混合)2着からのA1昇級初戦。昨季もA2級で快進撃を続け、12月のA1昇級以降は勝ち星に見放されたのは気になりますが、今季は春のクラスアップで、負担重量増の影響は少ないはず。あまり人気にならないであろうここは狙い目かもしれません。
 ○ブラックサファイアは、前開催の旭岳特別(A1級)で追い込みを決め快勝。ただ連勝が2年半以上ないように続けての好走は少ないタイプ。差して届かずの場面は想定しておきたいところ。
 2開催前のエメラルド特別(A1級-1組)2着▲マルホンリョウユウ、1着△ダイヤカツヒメは、前走では着順を落としましたが、自己条件に戻れば優勝候補です。
 オープン馬△コマサンブラックは、なかなか成績が上向きませんが、格下相手のここできっかけをつかみたいところ。

今週の見どころ(6/1~6/3)

2024年5月30日(木)

 6月3日(月)のメインには、4歳オープンによるライラック賞が組まれています。4歳路線は、4月のすずらん賞とこのレースを経て、6月23日に行われる三冠第1弾・柏林賞へ向かいます。すずらん賞は、上がり馬クリスタルゴーストが5連勝で勝利。ばんえいダービー馬タカラキングダムは5着に敗れました。ここには、5連勝中の好調馬や、ばんえいダービー2着馬など、すずらん賞には不出走だった勢力も参戦予定。より本番に近いメンバーといえそうです。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…60万3,890円
5重勝単勝式…14万7,630円

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【第4回開催4日目】
 6月1日(土)のメイン第11レースには、水無月特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 前開催が同条件の五月雨特別だった馬が6頭いますが、1着ダイリンファイターはA2へ昇級したため不在です。
 となれば注目を集めるのは2着◎リュウセイペガサス。ほぼ同時に障害を降りた勝ち馬にじわじわ離されましたが、この馬なりの粘りは発揮して好内容でした。昨季最終出走(A1級-1組)から5戦続けて馬券絡みと状態面も文句なしです。
 ○レジェンドボスは、五月雨特別では障害ふた腰3番手クリアから4着。続く前走のスーパートレーナー賞(B級選抜)はひと腰でまとめダイリンファイターの3着と良化がうかがえます。ここは逆転もあります。
 ▲ウンカイタイショウは、スーパートレーナー賞では、レジェンドボスをゴール前でとらえ切って2着。季節的に合うようで引き続き注目です。
 △ピンチハチャンスは、五月雨特別では5着でしたが、タイミングひとつで差し切れる脚があります。

【第4回開催5日目】

★6月2日の新馬情報★
第2レース]カナデ 第3回能力検査1番時計(2:36.9)
第3レース]ヨンノチカラ 第3回能力検査3番時計(2:45.2

 6月2日(日)のメイン第11レースには、オッズパークスタリオンカップ(3歳以上選抜・20:00発走予定)が行われます。

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昨季の3歳以上サイヤーランキング上位5頭の産駒による選抜戦。22、23年と制している◎メムロボブサップが今年も主役です。23年のばんえい記念勝ちなど重賞での実績はもちろん、重量や馬場を問わず常に力を発揮できるのが現役最強馬たる所以。ナリタボブサップ産駒の重賞勝ちは、メムロボブサップ(17勝)、シンエイボブ(1勝)姉弟2頭のみ。産駒は現3歳がラストだけに、そろそろ次の大物誕生にも期待したいところ。
 メムロボブサップとともに最強8歳世代を形成する○アオノブラック▲コマサンエースが相手。2頭の父であるケンジュオーの産駒はスタリオンカップ初出走となります。
 △キングフェスタは、父カネサブラックですが、母はクインフェスタで、コマサンエースの半弟。5歳になった世代重賞7勝の強豪の戦いぶりも注目です。

【第4回開催6日目】

★6月3日の新馬情報★
第2レース]イワキライジン 第3回能力検査9番時計(3:06.4)

 6月3日(月)のメイン第11レースには、ライラック賞(4歳オープン・19:55発走予定)が行われます。

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 4月のすずらん賞(4歳オープン)の上位3頭を含む8頭が参戦していますが、1着クリスタルゴーストはB2からB1級へ、2着マルホンリョウユウはA1級からオープンへそれぞれ昇級したため重量的に不利になっています。
 ならば注目は3着だった◎スーパーチヨコ。ばんえいダービーで紅一点ながら4着に健闘した実力があり、その後も完走したレースでは上位を確保。気合が前面に出るタイプなのか、時に直線で転倒してしまうことがあるため全幅の信頼はおけませんが、ハンデを考えても中心視が妥当でしょう。
 ○ホクセイタイヨウは、開幕週のレースが競走除外。今季の始動は第3回開催にずれ込みましたが、初戦ではオープン馬が1~3着を独占するなか5着と悪くない結果。すずらん賞は不出走のため、直近の同世代間の力関係は分かりませんが、ばんえいダービー2着のキャリアは信頼できます。
 ▲サクラヤマトは、今年1月の初夢特別(B3級-1組)が特別初挑戦ながら勝利。逃げたクリスタルゴースト(5着)ら6頭によるゴール前の争いを制しています。クリスタルゴーストはその後、5連勝ですずらん賞を制覇。この馬も今季5戦5勝と好調でここを突破できる勢いがあります。
 △タカラキングダムは、すずらん賞はトップハンデで7着でした。今回はハンデ面でやや楽になり、ばんえいダービー馬の底力発揮があるかもしれません。

今週の見どころ(5/25~5/27)

2024年5月23日(木)

 5月19日に行われた2歳受賞-1組は、スタージャガーが後続を離し逃げ切ってデビュー戦から連勝。今季の2歳・2勝馬第1号となりました。今週からの第4回開催より、2歳は同世代同士のA~D級に格付けされての争いとなります。
 今週・来週の古馬オープン戦は、26日(日)の大雪賞と、6月2日(日)のスタリオンカップ。22年は大雪賞を勝ったアオノブラック、昨年はスタリオンカップを勝ったメムロボブサップがともに6月の重賞・北斗賞で1着になっており、今年も注目です。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…35万4,970円
5重勝単勝式…なし

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【第4回開催1日目】
 5月25日(土)のメイン第11レースには、黒岳特別(A2級混合・20:00発走予定)が行われます。

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 ゴールドハンターがA1格付で、その他8頭はA2級です。
 ◎ジェイホースワンは、近2走の特別戦がともに3着。6日の菖蒲特別(A2・B1級-1組決勝混合)では1番人気で逃げ切ったダイリンファイターに食い下がり、18日のつつじ特別(A2級)は1、2着馬とともに追い込んで、ともに惜敗でした。前走はメンバー最先着で、ライバルは2走前に先着されたダイリンファイターでしょうが、同馬は当時から重量25キロ増なのに対し、こちらは10キロ増。逆転が期待できます。
 ○ピュアリーナナセは、つつじ特別では逃げて5着。障害巧者だけに今開催からの基礎重量増は歓迎で、あとはひと押しきくかです。
 ピュアリーナナセの主戦でもある鈴木恵介騎手は、▲コウシュハハリアーに騎乗。前走のB1級-4組が今季初勝利でここはA2昇級初戦ですが、昨季の最終格付がA1だったことを考えればクラスの壁はないはず。
 △ダイリンファイターは、今季初戦から4連勝してのA2昇級。昨季A1級だけに格負けしませんが、いきなりA2級馬でもっとも重い負担重量を課されるのはどうか。

【第4回開催2日目】
 5月26日(日)のメイン第11レースには、大雪賞(オープン・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 今開催は、この大雪賞とスタリオンカップが行われ、アオノブラック、メムロボブサップはここには不在。今季、カーネーションカップを制している重賞ウイナー◎サクラヒメが中心です。前走のさつき特別(オープン)では、唯一賞金ハンデを課されながら、障害3番手から抜け出し連勝を決めました。今回は明らかにメンバーに恵まれました。
 相手は、さつき特別でサクラヒメに差し切られて2着○インビクタ。重量が軽いシーズン前半が稼働期で、昨季は開幕から3連勝していました。年齢的なものか勝ち切れなくはなっていますが、連争いには顔を出してきそうです。
 さつき特別3着▲コウテイが3番手。昨季の同時期はA1格付で、今季はオープンからスタートですが、すでに1勝を挙げ力をつけています。
 さつき特別でメンバー中、コウテイに次ぐ着順は7着ヘッチャラで、サクラヒメからは15秒ほど離されていました。△クリスタルコルド△ツガルノヒロイモノといった他路線組のほうが狙って面白そうです。

【第4回開催3日目】
 5月27日(月)のメイン第11レースには、旭岳特別(A1級・19:50発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催がエメラルド特別(A1級-1組)だった馬に、A1級-2組混合の2頭と、昇級初戦スイが挑む構図です。
 ◎ブラックサファイアは、今季未勝利ですが、2走目の春駒特別(A1級混合)ではこの馬らしい末脚を発揮し勝ち馬に3秒9差(3着)まで迫っています。エメラルド特別は不発の5着でしたが、今回は春駒特別のときの鈴木恵介騎手に戻って変わり身がありそうです。
 ○ヤマトタイコーは、今季初戦から前々走まで勝ち馬と最大7秒0差の3、4、2着で、エメラルド特別もメンバー最先着の3着ホクセイウンカイとは4秒2差。あとひと押しで勝利が見えてきます。
 ▲スイは、牝馬重賞・カーネーションカップ2着、A2級-1組の特別戦1着からの昇級初戦です。とはいえ昨季最終出走がA1級-1組の特別戦で、追い込みを決め勝利と、いきなり勝ち負けできるキャリアがあります。
 △ホクセイウンカイは、エメラルド特別が昇級初戦ながら3着に好走。1、2着馬が不在ならここも勝ち負けできそうです。

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