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今週の見どころ(11/4~11/6)

2023年11月 2日(木)

 11月5日(日)のメインには、ばんえい菊花賞が組まれています。マルホンリョウユウは、7月の3歳一冠目・ばんえい大賞典で重賞初制覇を果たすと、10月の特別戦・秋桜賞も勝利と盤石。二冠制覇なるかに注目です。
 なお同じ日の準メイン・北見産駒特別から、12月30日の重賞・ヤングチャンピオンシップの予選がスタート。5週にわたり2歳馬が産地別に分かれ各2枚ずつの切符をかけ争います。

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【第15回開催4日目】
 11月4日(土)のメイン第11レースには、アテナ診療所祝4周年記念(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 9月25日の野分特別以来となるB1級-1組の特別戦。しかし1、2、3、5、6、8着馬はすでにA2へ昇級するなど、同レースを使われていた馬は今回1頭もいません。
 となれば注目は、2回前の同条件・長月特別2着◎アサゾラ。B1昇級後は平場の2組での1勝だけですが、3回前の中日スポーツ賞も3着など障害が安定しています。このメンバーなら実績上位といえるでしょう。
 ○サカノハマナカは、長月特別で3着。9番人気でしたが、前半ためていって末脚勝負に出て、砂の入れ替え直後の馬場を克服しました。軽馬場のほうが先行できるだけに、今回は逆転もあります。
 ▲スーパークイーンは、長月特別が行われた日のB2級戦を勝ちB1へ昇級。2走前を勝利しクラス慣れを感じさせます。前走の4歳牝馬オープンは差のある敗戦でしたが、今回はB1級同士で特別初挑戦でも前述2頭以外とは力差を感じません。
 平場戦で3戦連続2着△フェアリーマイは、軽馬場を生かし先行できれば侮れません。

【第15回開催5日目】
 11月5日(日)のメイン第11レースには、第48回ばんえい菊花賞(3歳・19:55発走予定)が行われます。

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 10月1日に行われた秋桜賞(3歳オープン)は、ほぼ人気通りの決着。2歳シーズンに重賞勝ちがあった牡馬キョウエイプラス、アシュラダイマオーは、ばんえい大賞典に続き結果を出せませんでした。
 ばんえい大賞典、秋桜賞とも制した◎マルホンリョウユウに注目します。特に秋桜賞はトップハンデで、軽量牝馬スーパーチヨコとの追い比べを制す強い勝ち方。ばんえい大賞典には牝馬が不在でしたが今回は2頭おり、前走は前哨戦とはいえ大きなハンデ差で勝ち切ったことはここへつながるはず。
 牡馬の実績馬の不振とは対照的に、黒ユリ賞馬○スーパーチヨコは復活確か。ばんえい大賞典にも出走可能な番組賞金でしたが、春から夏にかけて順調に使えていませんでした。黒ユリ賞以来の重賞でも、秋桜賞の内容なら上位争い。ただ、大一番で初騎乗となる騎手への乗替わりは不安かもしれません。
 ▲キタノミネは、ばんえい大賞典4着、秋桜賞3着と安定。両レースの間に2勝と順調に夏を過ごせたようです。主戦の鈴木恵介騎手がマルホンリョウユウに騎乗するため、こちらも乗替わりとなります。
 △タカラキングダムは、2歳重賞・ナナカマド賞の勝ち馬。ばんえい大賞典は2番人気で6着でしたが、秋桜賞を使わず調整してきた効果があるかもしれません。

【第15回開催6日目】
 11月6日(月)のメイン第11レースには、夕刊フジ杯(A2級-1組混合・19:55発走予定)が行われます。

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 ◎アローリキヒメが断然です。今季4戦目から前々走まで【3-6-1-0】と好調で、2走前には寒露特別(A2級-1組)勝ちもあります。前走の紅バラ賞(4歳牝馬オープン)は7着でしたが、前半を慎重に運んだ印象があり障害は崩れていません。ここを勝って、次開催の重賞・クインカップへ弾みをつけるか。
 ○テッチャンは、2走前の寒露特別ではアローリキヒメと一騎打ちを演じ2着惜敗。格上相手だった前走9着は度外視できます。
 ▲ホクセイウンカイは、寒露特別4着から前開催のペルセウス特別では2着と前進。しかし前々走の上位2頭が戻ってくるここは評価を下げたいです。
 △ジェイホースワンは、ペルセウス特別がA2昇級後の初勝利。相手は強くなりますが、勝ちみを覚えたのは大きいはずです。

今週の見どころ(10/28~10/30)

2023年10月26日(木)

 今週と来週の第15回開催では、重賞が2つ組まれています。前半戦の29日(日)メインに行われるのは古馬による北見記念。アオノブラックが、21、22年に連覇と得意にしている重賞です。一方、メムロボブサップは今回が意外にも北見記念初参戦。ライバルを破って史上2頭目の3連覇を成し遂げるのか、それとも現役最強馬が今季重賞4勝目を挙げるのか。8月のばんえいグランプリ以来となる対戦実現なら注目です。

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【第15回開催1日目】
 10月28日(土)のメイン第11レースには、トゥインクルファンファーレ賞(A1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 前開催がA2級混合の北海道競馬記者クラブ特別だった馬が出走9頭中6頭と多数ですが、別路線からの◎トワイチロに期待します。2歳デビュー時の体重が775キロで、4歳になっても体重1トン前後でしたが、一気に1030キロまで増えた3走前から平場戦を3連勝と軌道に乗りました。特に、過去最高の1062キロでA1昇級初戦だった前走の勝ちっぷりが圧巻。ここまで重賞・特別戦未勝利ですが、充実一途の今なら克服できるでしょう。
 北海道競馬記者クラブ特別組は、2着○センリョウボス、1着▲ノエルブランとも有力です。A1級の特別戦(混合戦含む)で上位争いしてきた地力上位。なかでもセンリョウボスは、6戦連続で同条件を使われ【1-4-1-0】と崩れなし。両馬とも1着になればオープン昇級となります。
 △ヤマノコーネルは、オープン混合の秋雲特別では2番人気で9着。A1級同士のここは反撃が期待できます。

【第15回開催2日目】
 10月29日(日)のメイン第11レースには、重賞・第44回北見記念(19:55発走予定)が行われます。

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 重量850キロに今季の収得賞金220万円につき10キロが課される別定戦。メムロボブサップが40キロ増の890キロで、アオノブラックとインビクタが20キロ増。その他は10キロ増までとなっています。
 ◎メムロボブサップは、夏までに賞金を稼いでしまうため、重い賞金ハンデとの兼ね合いもあってか、岩見沢記念、北見記念、ドリームエイジカップといった重賞が組まれている秋シーズンのローテーションが、例年注目を集めます。ばんえい記念を制した昨季は、岩見沢記念での4着がシーズンで唯一の馬券圏外でした。今年はその岩見沢記念を回避して、はじめて北見記念に出走します。今季8戦7勝で、重賞3勝を含む6連勝中。出てくるからには勝ち負けといって過言ではなく、トップハンデでも狙ってみたくなる魅力があります。
 ○メジロゴーリキは、21年シーズンでは9月の岩見沢記念で初勝利を挙げると、2勝目がばんえい記念。22年シーズンの初勝利は7月末で、2勝目、3勝目が重賞。今季もそろそろ初勝利のシーンが見られそう。鈴木恵介騎手はこの馬に約6年ぶりの騎乗ですが、手替わりが刺激になるかもしれません。メムロボブサップより30キロ、アオノブラックより10キロ軽いハンデは恵まれています。
 ▲アオノブラックは、岩見沢記念が今季の重賞初制覇。北見記念も2連覇中と相性抜群ですが、今季のメムロボブサップとの対戦では1勝4敗と劣勢。しかしハンデ差20キロなら恰好はつけてくるはず。
 実績とハンデを考えれば三つ巴といえ、岩見沢記念3着△インビクタが割って入れるかどうか、といったところでしょう。

【第15回開催3日目】
 10月30日(月)のメイン第11レースには、サロマ湖特別(オープン混合・19:50発走予定)が行われます。

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 ◎ヤマトタイコーは、8月のオープン昇級後、6、1、3、8、1着ですが、前開催の秋雲特別でミソギホマレを振り切ったのをはじめ、A1級との混合戦ではすべて馬券絡み。前走のオープン馬には、今週の北見記念にも出走しているミノルシャープ、コマサンブラックらもいたことを考えれば、今回はメンバーに恵まれたといえます。
 ○アアモンドキーマンは、4走前のポテト特別(オープン-2組混合)でヤマトタイコーに差し切られての2着でオープン昇級。しかし3、2走前では先着を果たしており力量は互角。
 ▲ツガルノヒロイモノは、前開催のオープン-1組・狩勝賞の3着馬。メムロボブサップらにつかまったものの、残り20メートルで一旦は先頭に立ち見せ場十分。メジロゴーリキ(4着)、アアモンドキーマン(5着)、インビクタ(6着)らに先着しており評価できます。
 △オールラウンダーは、近走のヤマトタイコーとの対戦では、ポテト特別は5キロ差で10秒8差、秋雲特別は10キロ差で7秒3差。A1級馬のなかではもっとも好勝負の可能性があります。

今週の見どころ(10/21~10/23)

2023年10月19日(木)

 23日(月)のメインには、紅バラ賞が組まれています。4歳世代にとっては、1月の準重賞・ばんえいプリンセス賞以来となる久々の牝馬限定戦です。近年は、ばんえいプリンセス賞の勝ち馬より2着馬の方がこのレースと好相性。19年ミスタカシマ、21年ニセコヒカル、22年サクラヒメはこのレースでも連対すると、11月の4歳牝馬重賞・クインカップを制しています。なお今年のばんえいプリンセス賞2着馬はシンエイアロイでした。

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【第14回開催4日目】
 10月21日(土)のメイン第11レースには、北海道競馬記者クラブ特別(A1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 唯一のA2級馬テッチャンを除く8頭は、前開催ではA1級-1組・田山産業ばん馬大会記念か、オープン混合の神無月特別を使われていました。
 注目は◎ノエルブランです。神無月特別では逃げて3着。しかし先着を許したのがブラックサファイア、ミソギホマレと決め手あるオープン格の2頭なら健闘といえます。今回は相手が楽になることで、ひと踏ん張りできそうです。
 ○センリョウボスは、5走続けてA1級(混合戦含む)の特別戦で3着以内と安定。田山産業ばん馬大会記念では、減量ある4歳馬ヤマノコーネルに食らいつき2着でした。勝ち馬は今回不在だけに勝機が見込めます。
 ▲コウテイ△トワトラナノココロは、田山産業ばん馬大会記念では各8、7着も、ともに夏以来の実戦でした。叩かれたことで変わってくるかもしれません。
 △シンエイボブは紅一点。3着だった田山産業ばん馬大会記念とは違い、ここは最軽量ハンデで臨めるのが有利です。

【第14回開催5日目】
 10月22日(日)のメイン第11レースには、秋雲特別(オープン-2組混合・20:05発走予定)が行われます。

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 オープンの6頭は、前走がA1級混合の神無月特別だった馬より、オープン限定の秋陽特別組のほうが上位といえます。
 ◎ミノルシャープは、特別戦では5走続けて勝ち馬と10秒差以内で2~4着。勝ち星まであと一歩に迫っています。秋陽特別はインビクタ、メジロゴーリキとの大接戦の末3着で、このメンバーなら今季初勝利が期待できます。
 ○ヤマトタイコーは、秋陽特別では13秒5差の8着。障害も不利なく越えており、実力相応といえるかもしれません。相手が下がるA1級との混合戦では、3走前1着、2走前3着と馬券絡みしており今回は狙いが立ちます。
 ▲ヤマノコーネルは、前走の田山産業ばん馬大会記念を勝利。A1級-1組の特別戦らしい好メンバーに入って早めの障害クリアからよく伸び、A1昇級後3勝目を挙げています。オープンでも2組のメンバー相手ならヒケを取りません。
 △ブラックサファイアは、神無月特別の勝ち馬。一気の差し切りではありませんでしたが、ここもハマると怖さがあります。

【第14回開催6日目】
 10月23日(月)のメイン第11レースには、紅バラ賞(4歳牝馬オープン・19:50発走予定)が行われます。

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 11月12日に実施される重賞・クインカップの前哨戦。今季の4歳世代にオープン格の牝馬はおらず、クラスハンデのみで重量差がつきます。
 ◎シンエイアロイは、前走A1級-1組の特別戦では7番人気で4着。賞金ハンデ10キロ増ながら障害ひと腰からしっかり歩いて2着争いに加わる好内容でした。今回は賞金ハンデが課されず、しかも前走から20キロも軽い680キロで走れるのも有利です。
 ○ダイヤカツヒメは、ばんえいオークス馬で、今年5月の3歳以上牝馬による重賞・カーネーションカップも勝利した実績馬。6月以来の実戦だった前走で定量500キロのレースを叩かれたことでスイッチが入ったかもしれません。
 ▲アローリキヒメも、シンエイアロイと同様に前走より軽い重量で出走可能。10戦連続3着以内で、A2昇級初戦だった前走の特別ではほかの先行馬たちの脚いろが鈍るなか、ゴールまでしっかり歩いて勝利と力をつけています。
 △スイは、6月の出走取消後は馬体減もありひと息でしたが、前走の勝利で復調を示しました。ばんえいオークス2着の実力馬だけに軽視できません。

今週の見どころ(10/14~10/16)

2023年10月12日(木)

 14日(日)のメインには2歳最初の重賞・ナナカマド賞が行われます。近3年のうち、7勝馬がいた21、22年は上位人気3頭で決着し、3連単は3桁配当となりました。しかし20年は、青雲賞を勝ちメンバー最多5勝を挙げていた1番人気馬が9着に敗れ、4→2→7番人気で入って波乱に。今年は青雲賞2着ミチシオの5勝が最高で、混戦といえそうです。
 オッズパークLOTOのセレクト7重勝単勝式のキャリーオーバーが1026万4310円(10月9日終了時点)に達しています。ぜひご参加ください。

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【第14回開催1日目】
 10月14日(土)のメイン第11レースには、ペルセウス特別(A2級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 前開催のA2級-1組・寒露特別は、先行勢にすんなり障害をひと腰で越えた馬はなし。人気のブルーレジーナとホクセイウンカイが早めに一杯になり、競るように伸びてきた4歳馬アローリキヒメ、テッチャンが交わして1、2着でした。今回はその上位2頭が不在となってのほぼ再戦。人気にこたえられなかった両馬の巻き返しに期待します。
 なかでも注目は4着だった◎ホクセイウンカイ。立て直されてからはしっかり伸びて、メンバー最先着の3着だったコマサンタカラとはわずか1秒1差なら逆転可能です。
 ○ブルーレジーナは、ホクセイウンカイより先に、残り30メートルで一杯になってからはリズム悪く9着でした。ただそれまで同条件では2連対と実績上位。前走より減量ある4歳が少ないここは、ペースも少しは楽になるでしょう。
 ▲オレノタイショウは、寒露特別10着。昇級初戦とはいえ、ためていっても障害が上がらなかったのは気になりますが、昨季同時期にはA2級-1組混合の特別戦でマルミゴウカイ(現A1級)と接戦を演じていた実績馬。まだ追いかける手でしょう。
 △ジェイホースワンも、寒露特別では人気以下の6着でしたが、今回の4歳はホクセイウンカイとこの馬だけ。若馬10キロ減の恩恵は大きいはずです。

【第14回開催2日目】
 10月15日(日)のメイン第11レースには、重賞・第46回ナナカマド賞(2歳・20:05発走予定)が行われます。

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 収得賞金170万円につき10キロ増となり、対象(いずれも10キロ増)は青雲賞(牡馬オープン)1着ホクセイポルシェ、2着ミチシオ、牝馬オープンの2戦とも2着スマイルカナの3頭です。
 注目は、青雲賞6着◎ユーフォリア。6月のデビューから5戦して4連対の勢いが買われたか1番人気に支持されたものの、1、2着馬から離されました。ただキャリアが浅いということは伸びしろ十分。前走では5キロ差でミチシオに食い下がってA級-1組で初連対と経験を積んでおり、今度こそ勝利で決めたいところ。
 ○スマイルカナは、牝馬オープンの白菊賞、いちい賞とも末脚届かずの2着でした。4勝中3勝をA級-1組で挙げており、相手が揃ってくる秋以降の1組(9月3日)で牡馬をまとめて交わし去ったのは地力がある証。牝馬20キロ減がある牡馬相手のほうが戦いやすい印象があります。今井千尋騎手は重賞初騎乗ですが、重量が軽い2歳なら戸惑う心配はないはず。
 ▲ミチシオは、この世代最多の5勝馬。うち3勝をA級-1組でマークし、2着だった青雲賞で見せた末脚の勢いは勝ち馬を上回っていました。ただし、当時からユーフォリアとのハンデ差が5キロから10キロに広がるのは不利です。
 △ライジンサンは、前開催のA級-1組では9番人気で3着に好走。青雲賞1着ホクセイポルシェを同重量で競り落としたレースぶりは見事でした。ハンデ差を考えれば5着だった青雲賞から前進が見込めます。

【第14回開催3日目】
 10月16日(月)のメイン第11レースには、狩勝賞(オープン-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 次開催の10月29日には重賞・北見記念が控えていますが、4歳の牡馬はしばらく目標レースがなく、◎ツガルノヒロイモノに期待します。3走前のマロニエ賞が初の古馬オープン限定戦挑戦で結果として離れた5着でしたが、ゴール直前まで2着争いに加わっており評価できます。今回1、2着馬は不在で、3着メジロゴーリキ、4着オーシャンウイナー、6着コマサンエースと5キロずつハンデ差が開くことで勝算があります。
 ○メムロボブサップが、8月のばんえいグランプリ1着以来の出走。今季重賞3勝を挙げトップハンデでも、メジロゴーリキら5歳以上の有力馬と15キロ差しかつかず、力を出せる状態なら勝ち負けでしょう。
 ▲メジロゴーリキは、マロニエ賞(オープン-1組)3着、重賞・岩見沢記念2着、前走秋陽特別(オープン)2着と安定感があります。賞金ハンデ10キロ増ならさほど不利感はありません。
 もう1頭の4歳牡馬△ヤマカツエースは、ツガルノヒロイモノと5走続けて対戦し、4勝1敗と勝ち越しています。ただ今季未勝利で相手強化のここで勝ち切るまではどうか。

今週の見どころ(10/7~10/9)

2023年10月 5日(木)

 10月7日(土)から9日(祝・月)の3連休には、JRA東京競馬場にて『ばんえい十勝フェア in 東京競馬場2023』が行われます。矢野吉彦さん、目黒貴子さん、荘司典子さんによるトークショー(7日)や、先着プレゼント、ばんえいグッズ、北海道・十勝物産品の販売、ばんえい競馬PRコーナーの設置など様々な企画が実施されます。
 9日(祝・月)のメインには疾風賞が組まれています。年明け3月4日に実施される予定の定量500キロ路線の決勝・スピードスター賞の予選第1弾です。昨年度、予選・地吹雪賞1着、スピードスター賞3着だったタカナミらが出走予定となっています。

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【第13回開催4日目】
 10月7日(土)のメイン第11レースには、寒露特別(A2級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 昇級初戦馬を除き前開催で重賞・特別戦を使われてい2頭が有力でしょう。
 注目は◎ホクセイウンカイ。今回は4歳が4頭と多いものの、唯一、重賞・銀河賞に出走し格上馬に割って入る4着と好走しています。2開催前の菊月特別でもA1級馬を相手にメンバー最先着の4着があり、A2級同士なら力上位と判断できます。
 ○ブルーレジーナは、前開催の同条件・千樹橋特別2着。今開催からA1へ昇級したダイリンファイターに食い下がり、A2級の特別戦(混合戦含む)で2連対していた1番人気のリュウセイペガサス(こちらも今開催からA1へ昇級)に先着しました。菊月特別5着という戦歴からも差は感じません。
 ▲アローリキヒメは4歳で、B1級-1組の特別戦2、1着からの昇級初戦。印象的だったのは2走前のデネブ特別で、1番人気で逃げ切ったコマサンダイヤを1秒1差まで追い詰めました。同馬はオープン経験馬で別格といえる存在だっただけに、ここも通用して不思議ありません。
 △オレノタイショウは、デネブ特別4着、前走1着からの昇級初戦。ひと息入ったあとですが、昨季A2格付は上位で押さえておきたいです。

【第13回開催5日目】
 10月8日(日)のメイン第11レースには、秋陽特別(オープン・20:00発走予定)が行われます。

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 重賞・岩見沢記念組が有力で、なかでも期待は2着だった◎メジロゴーリキ。今季未勝利ですが、大きく崩れたのは夏場の重賞の旭川記念、ばんえいグランプリのみ。馬場の砂を入れ替えたあとの近2走は、マロニエ賞(オープン-1組)3着、岩見沢記念2着と安定した走りをしています。賞金ハンデ5キロ増は恵まれておりチャンス十分。
 ○ヤマトタイコーは、オープン格付でのスタートとなった22、23年シーズンとも勝ちみに遅くなっています。ただ、馬場の砂を入れ替えたあとに今季初勝利を挙げ、前走の玉泉館特別(オープン・A1級混合)でも格下相手とはいえ3着と成績が上向いています。
 ▲ギンジは、メンバー中最多の今季6勝を挙げてのオープン初戦。ヤマトタイコーと近4戦中3戦で対戦し、玉泉館特別など2勝とこちらが勝ち越しています。ただ昇級でハンデが不利になるため3番手評価。
 △ミノルシャープは、唯一賞金ハンデなしでの出走。ただ勝つまでの決め手には乏しく、連争い候補として押さえておきたいです。

【第13回開催6日目】
 10月9日(祝・月)のメイン第11レースには、疾風賞(3歳以上選抜・20:05発走予定)が行われます。

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 定量500キロ条件初参戦馬も多いメンバーに入れば、◎タカナミの実績が抜けています。4歳だった昨季12月の予選・地吹雪賞で、決め手あるブラックサファイアの追い上げを振り切って勝利すると、年明けの決勝・スピードスター賞でも3着に健闘。ロードヒーティングが入った馬場での46秒から47秒台という走破時計は優秀です。
 タカナミは昨季が同条件初挑戦で才能が開花した格好。今年の新星候補は○ツガルノヒロイモノでしょう。この路線は基本的に格上位馬が好成績という傾向があり、この馬はオープン格付。タカナミがそうだったように、4歳の10キロ減は有利に働くはず。
 ▲ダイヤカツヒメは、4歳牝馬で30キロ減はいかにも有利。5月に重賞・カーネーションカップを制しA1へ昇級してから苦戦していますが、一気に減量され賞金ハンデも課されないここは一変がありそう。
 △ゴールデンフウジンは、9歳となりスピード勝負はどうかといった感も。ただ、21年のスピードスター賞で49秒1をマークしており、いちおうの警戒は必要でしょう。

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