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今週の見どころ(9/23~9/25)

2023年9月21日(木)

 今開催は後半にも重賞が組まれています。24日(日)の銀河賞は、4歳シーズン三冠の第2弾です。7月の第1弾・柏林賞はキングフェスタが勝ち、同馬不在だったその後の特別戦・山鳩賞はツガルノヒロイモノ、重賞・はまなす賞(3歳混合)はヘッチャラがそれぞれ制しています。ひと夏を越しての力関係に変化があるのか注目です。
 なお、銀河賞の1つ前のレースには2歳牡馬による最初の特別戦・青雲賞も行われます。

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【第12回開催4日目】
 9月23日(祝・土)のメイン第11レースには、デイリースポーツ杯(A1級・20:05発走予定)が行われます。

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 今開催は通算取得賞金順での編成となっています。
 注目は3歳馬◎タカラキングダム。今季とかちダービー(3歳オープン)を制している実力馬です。前走2組を2着でクラス通用のメドは立っており、3歳は特別戦では20キロ減があるのも買い材料です。
 ○センリョウボスは、A1級の特別戦で3走続けて馬券に絡んでおり実績上位。2着だった前走菊月特別(A1級-1組混合)の勝ち馬不在と相手に恵まれています。
 ▲オールラウンダーは、2走前の涼風特別(A1級)でセンリョウボス(3着)と接戦の4着。こちらもチャンスはあるはず。
 △ネオキングダムは、競走除外明けですが、5頭いる5歳のなかで8月の準重賞・朱雀賞最先着でした。

【第12回開催5日目】
 9月24日(日)のメイン第11レースには、4歳シーズンの二冠目・第31回銀河賞(4歳・20:05発走予定)が行われます。

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 オープン馬は今季の収得賞金220万円につき10キロを課せられる条件で、キングフェスタ、ツガルノヒロイモノ、ヘッチャラが10キロ増の750キロとなります。
 わずか10キロ増なら◎キングフェスタの中心は動きません。一冠目・柏林賞では障害で転倒しかけましたが踏ん張って、残り20メートルで先頭に立っての圧勝劇でした。柏林賞、銀河賞で二冠を達成した馬は過去4頭おり、すべて天馬賞も勝って三冠馬となっています。
 柏林賞は2着争いが接戦。当時から2着馬と10キロ差つくことで3着○ヤマカツエースを上位視します。3歳以降にキングフェスタが出走していた重賞では3着が最高ですが、一歩前進が狙えそうです。
 ▲ホクセイウンカイは、柏林賞では2着争いに加わろうかという脚いろで4着と悪くありません。1着キングフェスタ、2着ヘッチャラとのハンデ差が20キロから30キロに広がることでチャンスは広がります。
 △ヘッチャラは、ハンデ不利ですが、得意の世代限定戦なら上位争いに加われそうです。

【第12回開催6日目】
 9月25日(月)のメイン第11レースには、野分特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 今開催は通算収得賞金順編成で、前開催(今季の収得賞金順)にB1級-1組の特別戦を使われたのはジャパントップ1頭だけ。
 注目はその◎ジャパントップです。1組で戦い続けてきた強者揃いのなか、パワフルな走りで1着。今回は同条件でも大幅に相手が楽になっており、連勝が狙えます。
 ○ロングビユウテイは、今季の収得賞金が少ないため1組の特別には今季初参戦。昨季、同条件で馬券絡み3回という戦歴を考えれば条件替わりは歓迎です。
 ▲マツノタイガーも、ジャパントップと同様に、今季の収得賞金順だった7月29日のしし座特別を勝利しています。賞金ハンデ5キロを課されてからはひと息ですが、今回の相手なら勝ち負けできそう。
 △アローリキヒメは、今季4戦目からすべて3着以内と充実。前走8月12日のデネブ特別は2着で、ジャパントップ(6着)、マツノタイガー(9着)に先着しました。ただ砂を入れ替えたあとの馬場未経験のため評価を下げます。

今週の見どころ(9/16~9/18)

2023年9月14日(木)

 今週と来週の第12回開催は、3歳以上のレースが通常の今季の収得賞金順ではなく通算収得賞金順の編成となります。一気に組が下がる馬はこのチャンスを生かしたいところ。
 17日(日)のメインは重賞・岩見沢記念。1カ月前に行われたばんえいグランプリの2着ゴールドハンターを除く8頭に、5歳馬2頭を加えたメンバーで争われます。1.4%という馬場水分のわりに2分を切る時計で決着したばんえいグランプリでしたが、今回は先月末のスタートから第1障害までの区間に続き、第1障害を降りた地点から第2障害までの砂が入れ替えられた直後の実施。簡単には収まらないかもしれません。

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【第12回開催1日目】
 9月16日(土)のメイン第11レースには、玉泉館特別(オープン混合・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催のポテト特別と同じオープンとA1級の混合ですが、重賞・岩見沢記念が組まれたためオープン馬が手薄です。
 それでも注目はオープン馬◎ヤマトタイコーです。ポテト特別で今季初勝利をマーク。春先は流れに乗れないレースもありましたが、基礎重量増とともに改善され、砂の入れ替えで時計がかかる馬場も向いたかアアモンドキーマンを差し切っています。その2着馬△アアモンドキーマンは、今回からオープンに昇級したため10キロ増、3着▲ギンジは賞金ハンデ5キロ増とともに不安材料があり、連勝のチャンスです。
 ○シンエイボブは、前回競走除外ですが、それまで2戦連続連対と好調でした。重い馬場では切れ味が削がれますが、息が入る流れが予想されるだけに、好位から差し脚を伸ばしてきそうです。
 △ゴールデンフウジンは、直線勝負タイプ。馬場が重くなるのは歓迎とはいえませんが、流れが落ち着けばシンエイボブと同様決め手発揮があるかもしれません。

【第12回開催2日目】
 9月17日(日)のメイン第11レースには、重賞・第59回岩見沢記念(19:55発走予定)が行われます。

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 今季の収得賞金220万円につき別定10キロ増という条件。今季重賞を3勝しているメムロボブサップなど3頭が出走を回避しています。
 今季未勝利ながら重賞で2着2回◎メジロゴーリキが中心です。岩見沢記念には過去4回出走し21年1着、その他の年も3、6、2着と実績があります。賞金ハンデが課されず、2回目の砂の入れ替え直後(1回目はスタートから第1障害、2回目は第1障害を降りた位置から第2障害)ですが、22年のばんえい記念馬でパワー勝負は望むところ。今季初勝利を挙げる可能性大といえます。
 ○コマサンエースは、出走5頭の7歳馬で掲示板を独占した旭川記念(馬場水分2.6%)の3着馬。二強のメムロボブサップ、アオノブラックからはやや離されましたが、インビクタ、コマサンブラックをしりぞけています。なおミノルシャープには、旭川記念、ばんえいグランプリと続けて先着を果たしており、この相手関係なら上位争いして不思議ありません。
 ▲アオノブラックは、1回目の砂の入れ替え直後だった前開催のオーブン特別戦で2着と結果を出しています。しかし、季節的なものか過去の岩見沢記念では7、5着と結果が出ていません。
 △ミノルシャープは、勝ちみに遅い近況ですが、昨年の2着馬だけに軽視はできません。

【第12回開催3日目】
 9月18日(祝・月)のメイン第11レースには、千樹橋特別(A2級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 1回目の砂の入れ替え直後の前開催も特別戦を使われ、結果を出している馬が信頼できそう。
 ◎リュウセイペガサスは、フォーマルハウト特別(A2級-1組混合)を勝利。格下とはいえ35キロのハンデ差があった4歳牝馬との追い比べをモノにする強い内容でした。もともとA2級-1組の特別戦で2、3着各1回、4着2回と実績があり連勝が期待できます。
 ○ホクショウカップは、今季の収得賞金ではA2級馬として最多。近走は格上相手の戦いが続きひと息でしたが、前走の菊月特別(A1級-1組混合)では3着に追い上げています。10番人気でしたが、重めの馬場が合うのなら久々のA2級同士のここは軽視できません。
 ▲ダイリンファイターは、前走でリュウセイペガサスの3着。A2昇級初戦を勝ったあとは勝ち切れていませんが、昨年同時期にはA1級の特別戦で勝ち負けしており見劣りなし。
 △ブルーレジーナは、3走前に逃げ切ってリュウセイペガサスを2着にしりぞけています。菊月特別は逃げて5着でしたが、鈴木恵介騎手なら、なにか策を講じてくるかもしれません。

今週の見どころ(9/9~9/11)

2023年9月 7日(木)

 今開催には重賞が組まれてないこともあって、各世代の有力馬も自己条件での出走。今週3日間のメインは、すべてクラス混合での争いで、普段は見られない組み合わせもあります。11日(月)のポテト特別には、コマサンブラック、ミノルシャープといった重賞の常連に加え、ここで連対すればオープンに昇級するA1級馬も3頭出走予定となっています。

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【第11回開催4日目】
 9月9日(土)のメイン第11レースには、フォーマルハウト特別(A2級-1組混合・20:15発走予定)が行われます。

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 A2級とB1級の混合戦で、前開催の同条件・アルタイル特別の4着以下とA2級-2組の上位3頭の対戦という構図です。
 アルタイル特別は、先行した3頭の競り合いから抜け出したシンエイアロイが1着。追い込んできたフナノダイヤモンドが2着で、スーパーシンデレラは4着でしたが、5着以下は引き離していました。
 注目は◎スーパーシンデレラ。B1昇級初戦ながらアルタイル特別でメンバー最先着の4着。引き続き最軽量ハンデも有利です。ただ、砂の入れ替えで重くなった馬場での特別戦だけに過信はできません。
 ○リュウセイペガサスは、前開催では平場のA2級-2組で2着。A2級-1組の特別戦も、2開催前の葉月特別2着など、2、3着各1回、4着2回と苦にしておらず、差のない戦いができそうです。
 ▲ジェイホースワンは、アルタイル特別7着など、A2昇級後は前半での後れを取り戻せていません。ただ、重馬場なら変わる可能性はあります。
 △ダイリンファイターは、葉月特別3着、アルタイル特別6着。ともにメンバー中で2番目の着順だけに、ここも大きくは崩れないでしょう。

【第11回開催5日目】
 9月10日(日)のメイン第11レースには、菊月特別(A1級-1組混合・20:05発走予定)が行われます。

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 A1級とA2級の混合戦。前走は5歳オープン・朱雀賞、A1級・涼風特別、A2級-1組混合・アルタイル特別など様々ですが、重賞・はまなす賞を使われた◎ヤマノコーネルに注目。A1級の4歳馬で、3走前の2組平場戦で昇級後初勝利をマーク。近2走の世代限定戦はオープンとの対戦で苦戦していますが、3走続けての700キロで格下A2級相手なら変わっても不思議ありません。
 ○センリョウボスは、近2開催のA1級の特別戦で2、3着と実績上位。涼風特別の上位2頭が翌日のオープン混合戦にまわって不在のため、勝機がありそうです。
 ▲ホクセイウンカイは、2走前の4歳オープンでヤマノコーネルに先着し、アルタイル特別では直線一旦は先頭と見せ場を作って3着。A1級馬相手でも互角に戦えています。
 朱雀賞3着の牝馬△ブルーレジーナ、涼風特別5着△ノエルブランの逃げ粘りにも警戒したいです。

【第11回開催6日目】
 9月11日(月)のメイン第11レースには、ポテト特別(オープン-2組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 今季ひと息のオープン馬に好調なA1級馬が挑む構図。注目は◎ギンジです。9頭中8頭がA1級馬だったばんえいスタートロフィーと、A1級・涼風特別と2連勝中。直線勝負タイプですが、近2走は逃げ先行で勝っており、ひと皮むけた印象です。オープン馬と5キロ差つけば互角に戦えるはず。
 ○ミノルシャープは、6月の北斗賞3着馬で実績上位。ギンジとは初対戦で未知数な面はありますが、今季未勝利と勝ちみに遅い面があるため◎にはしにくいです。
 ▲ヤマトタイコーも今季未勝利ながら、A1からオープンに昇級しています。人気になりにくいタイプで、ばんえいスタートロフィーでは6番人気で3着。ギンジに差されたとはいえ差は小さく、穴として一考できます。
 △アアモンドキーマンは、涼風特別でギンジに突き放されての2着。しかし、3着馬は7秒3も引き離しており、A1級では実力上位です。

今週の見どころ(9/2~9/4)

2023年8月31日(木)

 今年度の能力検査は追加日程も含め、第10回(8月18日)で終了しました。しかし、2020年の最後の能力検査で不合格だったオーシャンロマンが、翌年3歳になり受検し合格して、通算5勝(現役)を挙げています。もし来季再起のチャンスがある馬がいれば注目したいところ。
 9月3日(日)のマロニエ賞には、前開催の不知火特別に不在(登録なしまたは回避)だったアオノブラック、メムロボブサップの古馬二強が参戦予定となっています。

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【第11回開催1日目】
 9月2日(土)のメイン第11レースには、長月特別(B1級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催の中日スポーツ杯は、6番手までがほとんど差なく障害をクリアし、先行した馬たちによる決着。続けて8頭が参戦していますが勝ち馬は昇級したため、メンバー最先着は2着のフナノギムレットとなります。
 注目は3着◎アサゾラ。勝ち馬オレノタイショウに食らいつき、ゴール前でやや脚いろが鈍ったところを、一旦は位置が下がったフナノギムレットの巻き返しに遭いました。条件問わず上位に入っており、引き続き期待できます。
 ○サカノハマナカは、近3開催のB1級-1組の特別戦で8、7、6着とひと息。ただ、ここ2走は障害をひと腰で越えています。コースの砂の入れ替えが行われたことで時計がかかる馬場になれば遅れず追走でき、しぶとさを発揮できるはず。
 ▲フナノギムレットは、同じ近3走が5、5、2着と大崩れなし。前走のような消耗戦になりバテる馬が多ければ決め手が生きるでしょう。
 △ジェイヒーローは、今回が実質のB1昇級戦。自己条件では3戦連続連対と勢いがあり、3歳の20キロ減も有利です。

【第11回開催2日目】
 9月3日(日)のメイン第11レースには、マロニエ賞(オープン-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 次開催に重賞の岩見沢記念、銀河賞(4歳)を控えているためか、メムロボブサップ、インビクタ、ヘッチャラが回避しての7頭立て。
 このメンバーなら◎アオノブラックが負けられません。前走ばんえいグランプリでは、障害で真っ先に仕掛けて苦戦し5着と不本意な結果でした。今回の賞金ハンデ10キロは実力からすればさほど不利ではなく、いい感触を持って岩見沢記念へ臨みたいところでしょう。
 ○オーシャンウイナーは、5歳馬でばんえいグランプリ不出走ですが2連勝中。2走前がオープン格付になって、世代限定戦以外での初勝利と力をつけています。アオノブラックと5キロ差では逆転まではどうかですが、ここは1組にしては楽な相手関係です。
 ▲メジロゴーリキは、開幕から4戦連続3着以内とスタートダッシュを決めましたが、出走取消後は9、6、9着とひと息。ただ、重賞ではなかった2走前は障害ひと腰と悪い走りではありませんでした。コースの砂の入れ替えが行われたことで時計がかかる馬場になれば大きく変わっても不思議ありません。

【第11回開催3日目】
 9月4日(月)のメイン第11レースには、白露特別(B2級-1組・19:55発走予定)が行われます。

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 8月14日のベガ特別を使われた馬が7頭います。
 注目は5着だった3歳馬◎キタノミネ。ベガ特別が初の古馬相手の特別戦ながら2秒5差の惜敗。障害を降り4番手まで下がりましたが、ミヤビダイチに並ばれるとエンジンがかかり、先着されたとはいえ見どころがありました。1~5着馬のうち3頭は3歳でしたが、今回はこの馬のみ出走とメンバーにも恵まれています。
 ○キタノハナマメは、7歳ながらベガ特別が通算で初の特別戦で6着でした。B2級では平場戦で1勝、2着1回と通用のメドが立っており、2度目の特別戦で上積みがあれば逆転がありそうです。
 ▲ジェイスカイは、近3走が2組の平場戦で5、4、1着と成績が右肩上がり。B2昇級初戦だった5走前の特別戦で、ミヤビダイチ(ベガ特別4着)に先着しており力差は感じません。
 △ミヤビダイチは、ベガ特別でメンバー最先着だけに侮れません。

今週の見どころ(8/26~8/28)

2023年8月24日(木)

 8月27日(日)には、3歳・4歳混合重賞・はまなす賞、28日(月)は、5歳による準重賞・朱雀賞がそれぞれメインに行われます。
 朱雀賞は、現5歳が同世代同士で戦える最後の機会。近年の1着馬では、17年センゴクエース、21年メムロボブサップがのちにばんえい記念馬に。15年コウシュハウンカイは生涯重賞15勝、19年ミノルシャープは翌年に重賞を3勝するなど、奇数年の勝ち馬は出世する傾向があるようです。

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【第10回開催4日目】
 8月26日(土)のメイン第11レースには、中日スポーツ賞(B1級-1組・19:55発走予定)が行われます。

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 前開催にデネブ特別(B1級-1組)を使われた馬がメンバー中6頭。ただ、1着馬と3着馬はA2へ昇級しており、2着アローリキヒメは出走を回避しました。
 4着◎オレノタイショウが人気を集めそうです。3月のA2級-1組の特別戦、2開催前のしし座特別で3着がありここでは実績上位。馬場も前走(馬場水分1.5%)より軽くはならないはずで、マイペースで運んで押し切りに期待です。
 ○ジャパントップは、しし座特別の4着馬。デネブ特別は6着と着順を下げましたが、1~3着馬はしし座特別に不出走でした。机上の計算では馬券圏内に浮上します。
 ▲フナノギムレットは、同じ近2走とも5着。特別戦よりは平場戦のほうが好成績ですが、ここは相手に恵まれています。
 △アサゾラは、B1昇級後着順が右肩上がりで、前走2組を2番手から抜け出し完勝。4歳だけに古馬特別戦の経験が少ないのは仕方なく、もし結果を出せれば今後が楽しみです。

【第10回開催5日目】
 8月27日(日)のメイン第11レースには、重賞・第35回はまなす賞(3歳・4歳混合・20:05発走予定)が行われます。

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 4歳一冠目の柏林賞など重賞6勝の強豪キングフェスタが不在だけに、3歳馬にもチャンスがありそうです。
 注目は4歳◎ツガルノヒロイモノ。柏林賞では2番人気に推されましたが、流れに乗れず障害でも苦戦と良さが出ず8着でした。しかし前走の山鳩賞(4歳オープン)では別馬のような走りで楽勝しています。ばんえい大賞典馬マルホンリョウユウの主戦でもある鈴木恵介騎手が、今回こちらに騎乗するというのも好材料でしょう。
 ○マルホンリョウユウは、ばんえい大賞典が重賞初制覇。1番人気にこたえ逃げ切っています。A1昇級の特別戦で、賞金ハンデ5キロを課された前走でも障害ひと腰から3着は力をつけた証。ツガルノヒロイモノと20キロあれば差はないはず。
 ▲ホクセイタイヨウは、今季6戦4勝、2着1回から臨んだばんえい大賞典で2着に好走しています。古馬相手で初の特別戦だった前走も末脚を伸ばしての3着惜敗。タイプ的に軽めの馬場は向くはず。
 △ヤマカツエースは、柏林賞、山鳩賞とも3着と安定。ここもひと押しきくかでしょう。

【第10回開催6日目】
 8月28日(月)のメイン第11レースには、準重賞・朱雀賞(5歳オープン・20:10発走予定)が行われます。

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 オープン馬は今季の収得賞金によるハンデが課されますが、2頭とも基準に達しておらず、クラスハンデのみで争われます。
 ◎オーシャンウイナーは、牡馬限定の瑞鳳賞で3着。好位で障害を降りて、一旦は先頭に立とうかという場面もありましたが、ゴール前の攻防ではハンデ差がモノを言った感があります。今回もトップハンデですが、1着アルジャンノオーとの重量差が10キロ縮まります。他の上位馬とのハンデ差は変わりませんが、基礎重量増は格上位馬とって相対的に有利なはず。巻き返しに期待します。
 ○ネオキングダムは、瑞鳳賞ではゴール前で一気に伸び、オーシャンウイナーをとらえて2着。馬場水分0.9%ということもあり、息を入れて追走できたことも好走要因かもしれません。今回は軽めの馬場が予想されますが、当時より重量が増えての戦いだけに、さほど影響はないはず。
 ▲ミソギホマレは、クインカップ、白鳳賞とも2着の牝馬ナンバーツー。軽めの馬場だった4歳9月の銀河賞でオーシャンウイナーを下しているように馬場は向きそうです。
 △ブルーレジーナは、馬場水分2.4%だった白鳳賞で3着。オープンの2頭には及びませんでしたが、逃げて見せ場がありました。今回は牡馬も相手ですが、最軽量ハンデで、オーシャンウイナーと40キロ差つけば警戒が必要でしょう。

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