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11/6ばんえい菊花賞回顧

2歳王者キングフェスタが実力の違い示す

 11月6日(日)には重賞・ばんえい菊花賞(3歳オープン)が行われ、単勝2番人気のキングフェスタが優勝。障害5番手通過から一気に抜け出す圧勝劇でした。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ヘッチャラ(720) 15.0
 2.ホクセイサクランボ(680) 32.7
 3.トワイチロ(700) 26.9
 4.ヤマノコーネル(700) 5.3
 5.キングフェスタ(730) 2.8
 6.ヤマカツエース(720) 2.3
 7.ピュアリーナナセ(680) 42.9
 8.レグルス(690) 82.9
 9.クリスタルコルド(720) 14.9
 10.ツガルノヒロイモノ(710) 19.8

 単勝1番人気は前哨戦・秋桜賞をトップハンデで勝利したヤマカツエース。4戦連続で連対中と近走好調なことからも単勝2.3倍と高い支持を集めました。イレネー記念など重賞3勝の2歳チャンピオン・キングフェスタがトップハンデながら2番人気。秋桜賞2着で、重量面で恵まれたヤマノコーネルが3番人気。この3頭が単勝ひと桁台で人気を集めました。

 第1障害を先頭で越えたのはキングフェスタで、ヤマカツエース、クリスタルコルドが追走。前は横一線で、何度も先頭が入れ替わりながら軽快に進み、トワイチロとクリスタルコルドがほとんど同時に第2障害下に到達。レース前半は52秒で流れました。
 第2障害下に10頭全馬が揃い、最初に仕掛けたのはホクセイサクランボでしたが、登坂途中でひと息。後続も一斉に仕掛けると、レグルスが先頭でクリアし、ほとんど差なくクリスタルコルド、ヤマカツエース、ツガルノヒロイモノと続きます。
 障害5番手で通過したキングフェスタが残り30メートルで一気に抜け出し、後続を引き離してゴール。5頭による2番手争いのなか、キングフェスタと差のない障害6番手から追い上げたヤマノコーネルが残り10メートルで抜け出して2着。3番手で粘るレグルスをクリスタルコルドがゴール前で交わして3着。1番人気のヤマカツエースはゴール前一杯になって5着でした。

 勝ったキングフェスタの今季始動は10月。復帰初戦の軽量戦・疾風賞で2着に好走。前走の秋雲特別(オープン-2組混合)では7着に敗れていましたが、叩き3走目の今回、トップハンデをモノともせず、圧巻の歩みで同世代を完封。ナナカマド賞、翔雲賞、イレネー記念に続き4つ目のタイトルを獲得しました。12月のばんえいダービーは定量戦だけに、2歳シーズンに続く二冠制覇も大いに期待できるでしょう。

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鈴木恵介騎手「終わってみればやっぱり強かったです。どうしてもハンデ面が心配でした。ずっと(レースを)使ってない分、どこまでレース感覚が戻っているかなと心配していましたが、工藤厩務員が最高の仕上げをしてくれました。ハンデがある分、馬も少ししんどそうでしたが、それなりに対応してくれました。障害は結構スムーズに上がれました。降りてからは相当反応も良かったので、逆に乗ってる方がびっくりさせられました。今日は勝てて自分がびっくりしているのですが、あとは(一番の目標である)ばんえいダービーを狙ってなんとか優勝したいです」

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