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11/22ドリームエイジカップ回顧

オレノココロがスピードを見せつける!

 22日(日)は重賞・ドリームエイジカップ(4歳以上馬齢選抜)が行われ、単勝2番人気の5歳馬オレノココロが優勝。今年のばんえい十勝オッズパーク杯に続く重賞7勝目を挙げ、冬の重賞戦線へ向け、さい先のいいスタートを切りました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.インフィニティー 12.8
  2.オレノココロ 5.9
  3.アサヒリュウセイ 23.5
  4.ニュータカラコマ 2.3
  5.フジダイビクトリー 7.6
  6.ホクショウユウキ 7.8
  7.ソウクンボーイ 104.8
  8.キサラキク 6.1
  9.カイシンゲキ 27.5
 10.キタノタイショウ 16.1

 昨シーズンのばんえい記念2着馬ニュータカラコマが重量面で恵まれたうえ、前走できっちり勝利して臨むこともあって、1番人気に支持されました。少し離れた2番人気に5歳のオレノココロ、ほぼ並ぶような形で4歳牝馬キサラキクと、若駒が続くオッズ。実績馬か新鋭か、まさに今後のばんえいを引っ張っていく"ドリームエイジ"決定戦の様相を呈しました。

 馬場水分1.5%でスタート。馬群を引っ張ったのはオレノココロ。ハイペースで逃げる形となりましたが、他馬は慎重に歩を進め、1頭を除いてほぼ横一線という態勢。第2障害の手前で若干差が詰まりましたが、結局はオレノココロがリードして障害を迎える形となりました。
 真っ先に仕掛けたのもオレノココロ。抜群の登坂を見せ、一気に障害を駆け上がります。天板に乗ったところで一瞬ヒザを付きかけますが、これを何とかこらえると、そのまま先頭で突破しました。他馬は少し後手にまわるような展開となりましたが、やや遅れてニュータカラコマ、フジダイビクトリー、ホクショウユウキとクリア。勝負はこの4頭に絞られました。
 先頭を行くオレノココロに迫ってきたのは、実績馬ニュータカラコマ。ハンデ差も10キロあるだけに、みるみるうちに差が詰まります。ところが残り20メートルを切ってから、オレノココロが再加速。軽快なピッチでニュータカラコマを引き離しにかかり、結局これに3秒8差をつけて先頭で荷物を運び切りました。さらに4秒1差の3着にはフジダイビクトリーが入り、人気サイドでの決着となりました。

 冬場を前に、オレノココロが持ち前のスピードを見せつけて勝利。みずからレースを作って押し切ったレース内容は圧巻でした。今後は重量が増えるために障害での立ち回りがカギとなりますが、混戦が続く古馬戦線にまた1頭、楽しみな存在が現れたと言えるでしょう。

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鈴木恵介騎手「いつもの重賞より軽い770キロで、馬場も軽めだったので、条件はちょうど良かったです。道中は軽ハンデの馬もいたので、自分でレースを作るよう積極的に行きました。障害でヒザが甘いところがあり、そこさえうまくできればと思っていましたが、よく立て直してくれました」

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