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4/26ばんえい十勝オッズパーク杯予想 斎藤修

フジダイビクトリーが巻き返す

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎8フジダイビクトリー
 ○4オイドン
 ▲2オレノココロ
 △10ニュータカラコマ
 △3インフィニティー
 △6コウシュハウンカイ
 △7キタノタイショウ

 3連単
 4,8→2,4,8,10→2,3,4,6,7,8,10 200円 計6000円

今週の見どころ(4/25~4/27)

2015年4月24日(金)

 4月26日(日)のメインには、シーズン最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。昨季の収得賞金額上位馬による選抜戦。キタノタイショウの3連覇なるかが焦点となりそうですが、4頭いる若い5歳馬たちの戦いぶりにも注目です。

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【第2回開催1日目】
 4月25日(土)のメイン第10レースは、水晶特別(B1級-1組・20:10発走予定)。出走9頭中に、4月18日のB1級-1組混合戦を使われていた馬が8頭おり、ほぼ再戦です。
 注目は、そのB1級-1組混合戦で4着だったライデンロック。続く2走使いの前走B1級-1組混合(4月21日)も7着で、ともに見せ場がありませんでした。しかし、今回は特別戦で負担重量が20キロ増えることで流れにも乗れるはず。今季から転厩し、乗替わった藤野俊一騎手も3戦続けての騎乗なら、そろそろ手の内に入れたでしょう。昨季最終出走では、同条件のB1級-1組特別を制している実力を見せつけそうです。
 フクミツはライデンロックと同じ近2走を使われて2、1着の好成績。前々走の勝ち馬はオープンからの降級馬トレジャーハンターで、同馬を2秒5差まで追い詰めたのは自信になったはず。5歳馬には3月まで特別戦では10キロ減の恩恵がありましたが、それがなくなった今回も好走できれば今後が楽しみになりそうです。
 キンノカミも前述2頭と同じ2走に出走。ライデンロックと同じようなレースをして5、8着ですが、昨季はA2級-1組特別で3勝を挙げていた実力馬。巻き返しがあるでしょう。
 サカノテツワンは、今季B1級-2組戦を2戦し、早めの仕掛けから1、2着と絶好調。軽めの負担重量なら道中置かれることもなく、ここでも上位争い必至といえます。

【第2回開催2日目】
 4月26日(日)のメイン第10レースは、第9回ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜・20:10発走予定)
 オープンの牡馬・セン馬8頭が720キロ、オープンの牝馬セイコークインとA2級の牡馬イッキフジが700キロ。これくらいの負担重量なら、各馬障害に苦労することはなさそうなので、決め手のある馬が有利と見ます。
 注目は、今季初戦の前走・スプリングカップ(オープン)の勝ち馬ニュータカラコマ。昨季最終出走のばんえい記念(2着)からマイナス4キロで、やや余裕残しかと思われましたが、第2障害を4番手で越えると軽快に末脚を伸ばして差し切りました。今回は状態面のアップも見込めることで、中心視できそうです。
 オイドンは昨季最終出走の特別戦では、795キロで障害ひと腰クリアから快勝していますが、スプリングカップは680キロながら9着。1番人気にこたえることができませんでしたが、もともと障害にはムラがある馬なので、さほど心配はいらないでしょう。オープン屈指の決め手で、巻き返しを狙います。
 キタノタイショウは、1トンのばんえい記念でも決め手を発揮し、見事勝利。スプリングカップでは末脚不発で7着でしたが、目標は3連覇を目指す、このばんえい十勝オッズパーク杯のはず。一変の動きを見せるかもしれません。
 障害力を生かす先行勢では、昨年のこのレース2着馬でスプリングカップが3着のインフィニティー、スプリングカップ4着のフジダイビクトリーに注目します。

 【第2回開催3日目】
 4月27日(月)のメイン第10レースは、すずらん賞(4歳オープン・20:10発走予定)。A1級の牡馬660キロのホクショウマサル、ハクタイホウから、B2級の牝馬610キロのセンゴクイチまで最大50キロのハンデ差がつきました。
 注目はトップハンデ660キロでもハクタイホウ。昨季は、3歳二冠目のばんえい菊花賞を制すなど同世代限定戦で好勝負を続け、最終出走となったクリスタル特別(4歳オープン)ではトップハンデ。キサラキクの決め手に屈したものの逃げ粘って2着と力を示しました。当時30キロあったキサラキクとのハンデ差が10キロに縮まることで逆転も十分でしょう。
 B1級の牡馬2頭が続きます。カンシャノココロは近8戦ではクリスタル特別4着以外はすべて馬券に絡んでいる堅実派。カイシンゲキはクリスタル特別が6着でしたが、3歳一冠目のばんえい大賞典を逃げ切っている実績があります。スピード自慢、障害巧者とタイプは違いますが、ハクタイホウと20キロ差の640キロなら、苦しめるシーンがあるかもしれません。
 オープンの牝馬キサラキクは、クリスタル特別を第2障害7番手から差し切っています。今回の650キロという重量自体は歓迎ですが、ほかの有力馬とのハンデ差が微妙な感もあります。とはいえ、末脚は強烈だけにノーマークにはできません。

今週の見どころ(4/18~4/21)

2015年4月17日(金)

 ばんえい十勝の新年度開催がいよいよスタート。12月29日まではナイターで実施され、最終レース発走が20:45の11月23日までは地方競馬ナイン(スカパー!プレミアムサービス・701~703ch)での実況中継は原則13:30~21:00での放送となります。今週は4月18日(土)~21日(火)の変則4日間開催で、開幕初日のメイン・スプリングカップには早速、オープンの一線級が登場します。

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【第1回開催1日目】
 4月18日(土)のメイン第10レースは、スプリングカップ(オープン・20:10発走予定)
 賞金ハンデなしの全馬680キロなら、オイドンに注目。昨年のこのレースでは同じ重量で、第2障害2番手クリアから抜け出し完勝しています。これくらいの負担重量であれば障害への不安もなく、身上のスピードを見せつけてくれそうです。
 ニュータカラコマもスピードと切れ味で勝負するタイプですが、昨季最終戦となった重賞・ばんえい記念では2着と地力強化を印象づけました。勝ち味に遅い面は否定できませんが、上位争いが期待できます。
 5歳馬2頭も差は感じません。オレノココロは、昨季終盤は重い賞金ハンデを課せられていましたが、大崩れの少ない成績。3月には重賞・チャンピオンカップを制している実力馬で、ハンデ差のつかない今回は注目です。チャンピオンカップの2着馬コウシュハウンカイは障害巧者。終いの踏ん張り次第では連争いに絡んできそうです。

【第1回開催2日目】
 4月19日(日)のメイン第10レースは、卯月特別(A1級混合・20:10発走予定)。オープン3頭とA1級5頭が争いますが、オープンからの降級馬が注目を集めそうです。
 アサヒリュウセイは昨季終盤の3戦が1、3、2着と安定感抜群。もともと強烈な決め手を持っていますが、障害が安定してきたのが好成績につながっているようです。今季はオープンからA1へ降級しており、相手関係も有利な印象です。
 アオノレクサスは走りに安定感を欠く近況ですが、負担重量に限界があるタイプのよう。昨季は開幕から4連勝を成し遂げたように、スピードが生かせる今回の670キロなら一変があっても不思議ありません。A1格付で出走できるのも有利でしょう。
 4歳馬ホクショウマサルもA1へ降級。オープンでの実績はありませんが、前述2頭より10キロ軽いことで前進があるかもしれません。
 4頭出走している5歳馬からはショウチシマシタに注目。正月の重賞・天馬賞で7着と敗れて以降の8戦を5勝、2着2回の好成績で昨シーズンを締めくくりました。2走前の花月特別(A1級-1組混合)では2着で、アサヒリュウセイ(3着)に先着を果たしています。3月まで特別戦ではあった5歳馬の10キロ減がなくなるのは不利ですが、勢いは侮れません。

 【第1回開催3日目】
 4月20日(月)のメイン第10レースは、青葉特別(A2級・20:10発走予定)
 ジャングルソングは決め手自慢。年明けから特別戦2勝を含む3連勝しましたが、15キロ以上の賞金ハンデを課せられるようになってからの特別戦では5、8、8着で勢いが止まりました。しかし、今回は賞金ハンデもない660キロだけに、スムーズに障害をまとめて一気の差し切りが濃厚です。
 ヤマノウンカイは2、3月にはA1級特別(混合戦含む)で逃げ切って2連勝している実績馬。続く昨季最終戦の大平原特別(A1級混合)こそ8着でしたが、オイドン(1着)、アサヒリュウセイ(2着)のオープン馬2頭を含む強力メンバーが相手では仕方なし。今回はA2へ降級しての一戦。障害力を生かす積極策で、巻き返しを狙います。
 スギノハリアーもA1からの降級馬で、大平原特別では9着。昨季は開幕から8月まではA2格付で、同クラスの特別戦の上位常連だったことを考えれば、ここでは上位争いできそうです。
 5歳馬サクラリュウは2走前の白樺賞(A2級-1・2組決勝混合)で逃げ切って快勝(ジャングルソングは同レースで8着)。当時はB1格付でハンデに恵まれた面はあったものの、障害巧者ぶりをアピールしました。今季はA2へ昇級しており、ここが試金石といえそうです。

 【第1回開催4日目】
 4月21日(火)のメイン第10レースは、ミズバショウ特別(B2級-1組混合・20:10発走予定)。B1級1頭とB2級6頭が争います。
 オメガグレートは昨年9月にA2へ昇級し、特別戦(混合戦含む)では7戦して2着1回、3着2回など善戦も多い成績。その馬がB2へ降級したとあれば、主役の資格は十分といえます。
 同じくA2からB2へ降級となったのがキタノオーロラ。昨季は3勝のみに終わりましたが、テンに置かれてしまうのが原因といえそう。640キロではその懸念も拭えませんが、格的には上位だけに、押していければ自慢の末脚が炸裂するかもしれません。
 唯一のB1格付馬キタノストロングはA2からの降級で、抜群の決め手を誇ります。障害に注文がつくタイプですが、650キロであれば心配なし。早めに障害を越えられれば差し切りも十分でしょう。
 ホクショウメジャーは昨季、B1級特別で2戦して5、4着という成績。4歳馬10キロ減の630キロも有利だけに、逃げ切りも視野に入りそうです。

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