NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
今回のメンバーのうち8頭が出走していた18日のスプリングカップは、障害4番手のニュータカラコマが鮮やかに差し切ったが、障害のタイミングひとつで着順は大きく変わったようなレースだった。ゆえに、そのスプリングカップで人気になりながら障害で苦戦した馬を狙ってみる。
まずは最初に仕掛けたものの苦戦して4着だったフジダイビクトリー。昨シーズンは前半の重賞で結果を残したことで、後半は重量に苦しんだ。今シーズンの古馬戦線でも引き続き注目の1頭だ。
スプリングカップでは1番人気に支持されながら障害で完全に止まってしまったのがオイドン。オープンの牡馬が720キロという重量なら、引き続きこの馬の出番だ。
チャンピオンカップを9番人気で制したのがオレノココロ。さすがに、ばんえいダービー、銀河賞、天馬賞と、3歳以降の世代限定重賞を制してきただけのことはある。5歳とまだ若いが、古馬戦線本格参戦となる今季は期待の1頭となりそう。
ここまで上位3頭は、順番こそ違うものの、スプリングカップの1~3番人気馬を選んでみた。
ニュータカラコマは押し出される形で4番手。インフィニティーの近走は、むしろこの馬にとっては軽い重量のレースで好走している。コウシュハウンカイは半年ほど勝ち星から遠ざかっているとはいえ、2着はたびたびあって好調持続。キタノタイショウはばんえい記念激走の疲れが癒えているかどうか。
◎8フジダイビクトリー
○4オイドン
▲2オレノココロ
△10ニュータカラコマ
△3インフィニティー
△6コウシュハウンカイ
△7キタノタイショウ
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