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7/27はまなす賞予想 矢野吉彦

最軽量を味方にキサラキク

 前回の北斗賞は"予想外"の堅い決着。当たったというのに赤字額が膨らんでしまいました。ハズレるよりマシなのか、こういうところでムダに運を使っちゃったのか、ちょっとビミョーですね。

 さて、はまなす賞。これはかなり手強いレースでしょう。過去の傾向からすると4歳馬が有利なのですが、この世代の重賞戦線は波乱続き。ましてここは3歳馬に比べて重い荷物を曳かなければならないので、まともに狙っていいものかどうか・・・。
 一方、3歳馬では、とかちダービーを制したカイシンゲキが人気を集めそうですが、初体験となる670㎏の重量がどう影響するか、不安な点もあります。
 そこで今回は、キサラキクに期待してみました。イレネー記念で670㎏を曳いて3着という実績がありますし、馬体重が1トンを超えたここ3戦は、カイシンゲキより1つ上のクラスで健闘しています。660㎏の最軽量を味方に、勝てないまでもそこそこ頑張ってくれると思うのですが・・・。
 馬券は、この馬を軸に3連単マルチ。相手はコウシュハクィーン、コウシュハウンカイ、カイシンゲキ、ダイコクパワー、オレノココロの5頭とします。

 ◎キサラキク
 ○コウシュハクィーン
 ▲コウシュハウンカイ
 △カイシンゲキ
 △ダイコクパワー
 △オレノココロ

 3連単1頭軸マルチ
 5→6,4,8,2,9 100円 計6000円

 鈴木騎手がオレノココロに乗るため、キサラキクの手綱は同馬と3戦して3着以内に来たことのない浅田騎手に手代わりしているのが?ですが、そこを敢えて無視して狙ってみました。では、今回はこのへんで。

7/27はまなす賞予想 斎藤修

柏林賞のリベンジ、コウシュハクィーン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎6コウシュハクィーン
 ○4コウシュハウンカイ
 ▲2ダイコクパワー
 △8カイシンゲキ
 △5キサラキク
 △3カンシャノココロ

 3連単
 6→2,4,8→2,3,4,5,8 300円 計3600円
 2,4→2,4,6,8→2,3,4,5,6,8 100円 計2400円

今週の見どころ(7/26~7/28)

2014年7月25日(金)

 7月27日(日)のメインには、3歳・4歳混合の重賞・はまなす賞が組まれています(1着馬に、来年3月に行われる4歳・5歳混合重賞・ポプラ賞への優先出走権)。重賞に再格上げとなった過去4回では、勝ち馬はいずれも4歳ですが、2、3着には3歳が3頭入っています。今年も上下のハンデ差が最大60キロと大きく、予想しがいのあるレースといえそうです。

ミントスポット北見場外でのイベントはこちら
帯広競馬場でのイベントはこちら

 7月26日(土)のメイン第10レースは、オッズパーク賞サマーカップ(オープン・20:10発走予定)。次開催(8月10日)に行われる重賞・ばんえいグランプリの前哨戦です。
 前開催に行われた重賞・北斗賞の1着馬ニュータカラコマは今回から賞金別定15キロを課せられており、2着フジダイビクトリーが回避したとあれば、同3着で5キロ増のオイドンに期待できそう。前走から75キロも軽くなるのが、スピードタイプのこの馬にとっては、なにより歓迎のはず。2走前のミントスポット杯(オープン)では、逃げ切り勝ちを収めたニュータカラコマと同重量で3秒8差の2着に入っており、今回は10キロ差を生かして逆転Vの期待がかけられそうです。
 ニシキエーカンは北斗賞ではオイドンから1秒1差の4着で、3走前の旭川記念2着がフロックでなかったことを示しました。オイドンと似たようなタイプで、障害さえすんなり抜けてしまえば、ニュータカラコマと10キロ差あれば、格好はつけてくるでしょう。
 アオノレクサスは休み明けの前走こと座特別(オープン・A1級混合)が1番人気で5着。障害は先頭で越えたものの、懸念される詰めの甘さが出たかたちです。今回は相手強化となりますが、障害は相変わらず安定しており、展開次第では粘り込むシーンもありそうです。
 北斗賞では5着だったキタノタイショウは現状、障害次第という面があるので、特別戦に替わるのは歓迎。ニュータカラコマは厳しいハンデを克服しここでも好走できれば、いよいよ世代交代かという感じになってきそうです。

 7月27日(日)のメイン第10レースは、重賞・第26回はまなす賞(3歳・4歳混合・20:10発走予定)。オープンの4歳馬オレノココロが720キロでトップハンデ、B1級の3歳牝馬キサラキクが660キロの最軽量で、最大60キロ差がつきました。
 注目はB2級の3歳馬カイシンゲキ(670キロ)。トライアルのとかちダービーでは逃げ切り勝ちを収めており、続く2戦でも障害のキレはよく1、2着で、今季2戦目からの連続連対を8まで伸ばしています。初の重賞ですが、勢いに乗ってどこまでやれるでしょうか。昨年、とかちダービーを勝ったダイコクパワーがこのレースでも2着に入っているのは心強いところです。
 4歳の筆頭格はコウシュハウンカイ(710キロ)でしょう。4歳トライアルの重賞・柏林賞では2着。逃げ切り寸前で、ダイコクパワー(700キロ)の決め手に屈しましたが、1秒3差なら負けて強しという競馬でした。当時ダイコクパワーより20キロ重かったのが、今回は10キロ差に縮まることで、逆転の可能性も十分といえます。
 4歳牝馬コウシュハクィーン(680キロ)は柏林賞では1番人気で4着でしたが、障害で崩れたわけではなく展開が合わなかった感じ。続く2走前のA2級-1組こそ大外10コースに入り大敗しましたが、前走ルビー特別(A1・A2級-1組混合)では賞金別定5キロを課せられながらも5着にまとめています。今回はその5キロ増がなくなることに加え、柏林賞と同じ680キロだけに、好勝負になる可能性が高いと見ます。
 オレノココロは唯一のオープン馬で実力断然。720キロの重量自体は苦にしませんが、さすがに60キロもハンデ差がひらいたのでは厳しい戦いが予想されます。

  7月28日(月)のメイン第10レースは、しし座特別(B2級-1・2組決勝・20:10発走予定)。B2級-1組(7月20日)、B2級-2組(7月21日)の両予選上位馬による一戦です。
 1組予選では1番人気で5着だったジャングルソングが巻き返しを期します。2走前の同条件戦・文月特別でも第2障害では苦戦しましたが、離れた4番手から鮮やかな差し切り勝ちを収めています。じっくり追走できる特別戦のほうが合っているようで、ここは当然着順を上げてくるでしょう。
 文月特別では、さらに離れた障害6番手からジャングルソングを3秒6差まで追い詰めたのがキタノサムライ。続く1組予選では障害4番手から豪快に抜け出して危なげない勝利を飾っています。
 1組予選ではキタノサムライにちぎられ2着のフクミツですが、障害のキレは引き続き良好です。ここも先行してどこまで踏ん張れるでしょうか。

今週の見どころ(7/19~7/21)

2014年7月18日(金)

 8月10日に実施される重賞・ばんえいグランプリファン投票(上位7頭に出走権)の7月15日時点での中間発表では、1位がインフィニティー(443票)、2位がキタノタイショウ(379票)、3位がオイドン(363票)。以下、トレジャーハンター、クロフネオーザン、アオノレクサス、ニュータカラコマと続きます。投票の締め切りは7月21日(祝・月)の18時となっており、投票された方のなかから抽選で豪華賞品が当たります。

※7/21のスカパー!での放送についてのお知らせはこちら

 7月19日(土)のメイン第10レースは、ルビー特別(A1・A2級-1組混合・20:10発走予定)。A1級はトレジャーハンター1頭で、A2級の8頭中6頭が前開催ではユリウス特別(A2級-1・2組決勝混合)を使われていました。
 トレジャーハンターの今季初勝利に期待します。開幕から8戦してすべて掲示板を確保しており、近3走も第2障害先頭クリアから2、3、2着と勝利まであと一歩の走りを続けています。3走前と前走はオープン馬もおり、今回は2走前の拓成湖特別と同条件ですが相手関係が楽になっています。ゴール前での踏ん張り次第ですが、ここで勝てなければ、いつ勝つのだという感じです。
 セイコークインはユリウス特別がA2級特別への初挑戦で2着。障害のキレ、末脚の伸びともよく、勝ったホンベツイチバンの1秒1差まで迫りました。今回から賞金別定5キロを課せられますが、近況の充実ぶりを考えれば苦にしないでしょう。
 ユリウス特別では第2障害先頭クリアから3着に踏ん張ったクロフネオーザンにも引き続き注目。拓成湖特別ではトレジャーハンター(3着)に1秒4先着しての2着でした。
 ユリウス特別に出走していないA2級勢では、コウシュハクィーンに期待。3走前の層雲峡特別(A2級混合)では障害を2番手で越えると、鮮やかな抜け出しを決めています。ハイペースになっても崩れない障害力を武器に、ここでも好走なるでしょうか。

 7月20日(日)のメイン第10レースは、ビッグウエイトカップ(3歳以上重馬体重馬選抜・20:10発走予定)。今季前回出走時の体重が重いB1級以上の馬による選抜戦で、オープン2頭、A1級3頭、A2級3頭、B1級1頭により争われます。
 オープンのホリセンショウは今季の重賞3戦ではすべて7着と苦戦していますが、特別戦では3戦とも第2障害ひと腰クリアから3、3、4着と惜しい競馬を続けています。今回はB1級馬もいるなど相手が楽になっているのに加え、他の有力どころには障害次第というタイプが多い印象。格上で障害巧者のこの馬が今季初勝利を決めてくれるでしょう。
 A1級のホクショウバトルは近4走が7、7、8、4着ですが、うち前走こと座特別(オープン・A1級混合)を含む3走では第2障害をひと腰で越えており、着順ほど悪いレースではありませんでした。約半数が格下という今回のメンバーに入れば、持ち前の決め手で巻き返せそうです。
 A2級のグランドペガサスは2走前の拓成湖特別(A1・A2級混合)で障害5番手から差し切り勝ちを収めています。近4走が1、9、1、8着と安定感を欠く成績ですが、障害さえこなせれば、ここでも勝ち負けになって不思議ありません。
 同じくA2級のスギノハリアーニシキエースや、B1級のキタノオーロラらも障害次第では、スピードを生かして上位争いが可能でしょう。

  7月21日(祝・月)のメイン第10レースは、さざなみ特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 出走10頭中8頭が前開催で、わし座特別(B1級-1組)を使われていました。そのレースの勝ち馬キュートエンジェルに引き続き注目。逃げ切り圧勝かと思われたところ、第2障害大きく離れた2番手から猛追してきたトモエエーカンにコンマ9秒差まで迫られました。しかし、そのトモエエーカンが今開催から賞金別定10キロ増となりハンデ差がひらくので、今回はもう少し楽なレースができそうです。
 わし座特別が2着惜敗だったトモエエーカンは、続く前走B1級-1・2組決勝混合では障害2番手クリアからヒロノヤマトを交わして、あっという間に突き放す圧巻の勝ちっぷり。この勝利で賞金を稼いだため今回ハンデが厳しくなりますが、良い状態をキープしたまま出走してきたのは間違いのないところでしょう。
 アアモンドヤマトはB3級、B2級を13戦6勝、2着3回、3着4回という好成績で突破し今開催からB1へ昇級。もともとはA級で活躍していただけに、格負け感はありません。
 わし座特別3着で、B1級-1・2組決勝混合7着のライトアームは特別に戻ったことで再び警戒が必要かもしれません。

北斗賞 予想結果

2014年7月14日(月)

矢野:3連単6-9-10 100円的中! 収支-3,380円
斎藤:3連単6-9-10 100円的中! 収支-3,380円
須田:ハズレ 収支-6,000円
山崎:ハズレ 収支-6,000円

【ここまでの集計】
投資額 6,000円×4R=24,000円

須田  -6,240円
矢野 -13,160円
斎藤 -21,380円
山崎 -24,000円

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