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6/4旭川記念回顧

カネサブラック圧巻の強さを見せる

18asahikawakinen02  4日(日)に、今シーズン初の重賞、旭川記念(4歳)が行われ、単勝4番人気のカネサブラックが優勝。昨年のばんえい大賞典に続く、重賞2勝目を挙げました。
 道中はナリタボブサップが軽快に飛ばして、スーパークリントンとスーパーロイヤルの外枠2頭も先団を追走。カネサブラックは中団位置につけました。
 第2障害に真っ先に挑んだのはナリタボブサップ。ひと腰で一気に駆け上がり、難なく障害を越えると、得意の逃げ切りパターンに持ち込みました。そうはさせじと、スーパーロイヤル、スーパークリントンも早めクリア。じっくりためたカネサブラックも、ひと腰で越え、4番手から追撃を開始しました。
 逃げ込みを図るナリタボブサップでしたが、徐々に脚いろが鈍り、残り20メートル付近でストップ。それと同時に一気に交わし去っていったのが、なんとカネサブラック。1頭だけ次元の違う脚を繰り出し、いつの間にかスーパークリントン、スーパーロイヤルを交わしていました。先頭に立ったあとは、余裕の手ごたえでゆうゆうひとり旅。そのまま後続に差をつけて、先頭でゴールしました。
 その後の後続は、抜きつ抜かれつの大接戦。残り10メートル付近で再度止まったナリタボブサップは、スーパークリントンと並んでゴール線をまたぎましたが、そこでまたしても痛恨のストップ。今度は追い上げてきたスーパーロイヤルとの争いとなりましたが、これは何とかしのいで3着を確保しました。

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村上慎一調教師
「厩舎開業4年目で初めての重賞を勝つことができてとてもうれしいです。旭川が地元のオーナーも応援に来られていたので、勇姿を見せることができて満足しています。これからもじっくり調整して、次の重賞も狙いたいと思います」

大河原和雄騎手
「馬場が重いので、じっくり我慢しながらレースを進めようという作戦でした。他の有力馬が(第2障害で)早めに動いたが、マイペースでレースができました。第2障害をひと腰で通過できたので、余裕をもって先行馬を交わして勝てると信じていました。思った以上に強いレースをしてくれました。これからは古馬の強い馬と対戦することになりますが、いいレースができるよう頑張りたい」

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