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6/4旭川記念予想 矢野吉彦

格上馬4頭のボックスで

 ばんえい競馬ファンのみなさん、お久しぶりです。今年も今週の旭川記念から重賞予想をご披露していくことになりました。去年はソコソコ当たりましたよね。今年も頑張りますので、どうぞヨロシクお願いします。

 さて、旭川記念は、4歳馬限定の重賞です。となると、予想を始める前に、昨シーズン終了時点での格、最近の調子、旭川コースの相性を考えておきましょう。まず格は、獲得賞金でだいたいわかります。ここではカネタマル、エンジュダイヤ、カネサブラックが上。次いでスーパークリントン、ナリタボブサップの順。キタノカイザーも、3歳シーズンの締めくくりとなる帯広のクリスタル特別に勝ち、今季もすずらん賞で2着に来ていますから、格で言っても見劣りしない存在です。
 次に最近の調子。これは、連勝中のスーパークリントン、旭岳特別に勝ったナリタボブサップ、手塩岳特別で差のないレースをしたキタノカイザーあたりがよさそう。コース相性では、ここで5勝しているカネサブラックが一歩リードしているものの、その他はほぼ互角。コブライチだけがやや苦手のようです。
 参考になるレースは、同世代限定戦の帯広のクリスタル特別と旭川のすずらん賞。軽馬場の帯広と重馬場の旭川という、対称的な状態で行われた2つのレースですが、上位馬の顔ぶれは、どちらのレースもほぼ同じでした。ただし、その時あったハンデ差が今回はなくなります。とくに、ここまでの同世代戦では、他馬より重いソリを引いてきたカネサブラックとカネタマル、エンジュダイヤにとっては条件が好転することを忘れちゃいけません。
 それやこれやをあれこれ考えると、スーパークリントン、ナリタボブサップ、カネサブラック、エンジュダイヤの4頭がおもしろそう。2つの参考レースで、そこそこ軽くはないソリを引いて上位に来たスーパークリントンとナリタボブサップの調子。そこで他馬より厳しいハンデを背負って負けはしたものの、格上的存在で、今回は同重量(牝馬は20キロ減)になるカネサブラックとエンジュダイヤ。この両グループの争いと見ました。
 そこで、4頭の馬単ボックスを買います。カネタマル、キタノカイザー、スーパーロイヤルも気になるところですが、ここは絞りましょう。

 ところで、私も準レギュラーとして出演しているインターネットテレビGyaOのばんえい競馬中継「BANBA王」、もうご覧になりましたか? 出演者の私が言うのもおこがましいですが、今、日本で一番おもしろい競馬中継だと思いますよ。とにかくばんえい競馬のことがよくわかるし、さっきレースに出たばかりの騎手や、有力馬の調教師、さらにパドック映像のカメラマンを担当されているホースニュース馬の小寺さんの奥さんまで、いろんな人たちがゲストに出てきます。そうそう、斎藤編集長や古林センセイも出演しましたからね。視聴者の方からは「あまりにも中身が詰まっているので、馬券を買うヒマがない」という声も上がっているとのこと。これはもう、見なきゃ損です。私は4、5日に“連闘”で出演、平場のレースも予想しますので、ぜひご覧下さい。
 さぁ、今季最初の重賞、ズバッと当てたいですね。では、今回はこのへんで。

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