正門よこっちょの「龍ラーメン」にて、今回はチャンポン、500円也。
うれしい野菜たっぷり。キャベツはとっても甘くて満足の一品。
そして佐賀名物のなんでも焼いちゃってくれるものの中から、今回発見したのは季節モノと思われる「玉ねぎ旬菜揚げ」
焼いちゃってくれるもののメッカ、正面入ってすぐのスタンド1階でにはなく、これを見かけたのはスタンド2階1コーナー寄りのちっちゃい売店。醤油をハケで塗って、ここでも炭火でちゃんと焼いてくれた。200円也。
うまい!
見よ! 新玉ねぎかと思われる、めちゃめちゃ甘い刻んだ玉ねぎが原型をとどめたままたっぷりと。これは居酒屋で酒飲みながら食べたい感じ。
今年の3歳世代は、全国的に2歳時とは勢力図がガラリと変わっているという傾向があり、岩手も例外ではない。
今シーズンが開幕して、スプリングカップ、阿久利黒賞と連勝したリュウノツバサは、2歳10月のJRA認定新馬戦を勝ったのみで、その後昨シーズンはひとつも勝てず、重賞にすら出たことがなかった。距離が延びて力を発揮するようになったと考えることもでき、そういう意味では、全馬が初距離となるこの2000メートルは、むしろこの馬にはプラス材料。さらに父のスリリングサンデーは今年ブレイクしている注目の種牡馬。自身の競走成績は中央1000万勝ちまでだが、ダイワメジャーの全兄、ダイワスカーレットの半兄という血統だ。
距離に不安がないとすれば、やはりリュウノツバサが中心。
阿久利黒賞の再戦というメンバーだけに、同レース2着で七時雨賞も制したゴールデンクリークが相手。
阿久利黒賞3着のエイプリルボーイも当然争覇圏だが、気になるのが別路線、というか上がり馬のクリティカルマス。昨年、ホッカイドウ競馬のシーズン終了後に岩手に転入するといきなり4連勝。今シーズンは3歳B1で2戦連続2着という成績だが、ホッカイドウ出身の3歳馬はやはり怖い。岩手で6戦連続連対の勢いに乗ってみたい。
◎リュウノツバサ
○ゴールデンクリーク
▲クリティカルマス
△エイプリルボーイ
「ばんえい十勝」となって新設された柏林賞は、4歳3冠の初戦。
今年はクラス別定戦となり、昨年ばんえいダービーを制したのをはじめ、3歳3冠でいずれも3着以内に入ったアローファイターが4歳のこの時期にしてオープン格付けでトップハンデの710キロ。300万クラスで牝馬のプリンセスモモ、エリザベスライデンが660キロで、最大50キロのハンデ差がついた。難解、というか、予想しがいのある一戦となった。
昨シーズン3月23日のクリスタル特別の出走馬が8頭、今シーズン5月3日のすずらん賞の出走馬が9頭で、その再戦という顔触れ。
クリスタル特別は、1着ミサキスペシャル、2着コーネルフジ、3着ホッカイヒカルがほとんど差のないゴール。そしてすずらん賞は、ひと腰で第2障害をクリアしたコーネルフジが後続を突き放して完勝。9.9秒差の2着にミサキスペシャルが入ったというレース。
今回、すずらん賞からはほとんどの馬の負担重量が20キロ増となっているが、そのすずらん賞を制したコーネルフジのみが30キロ増となった。
今回はその10キロ差で、ミサキスペシャルが9.9秒差を逆転できるかどうかがカギとなるが、クリスタル特別では今回と同じくコーネルフジより10キロ軽いミサキスペシャルが先着しているだけに、この10キロはコーネルフジにとって厳しいと見る。
というわけでミサキスペシャルから。
プリンセスモモは、前走カーネーションカップで着順こそ6着とはいえ、牝馬の一線級を相手にそれほど差のない競馬をしていただけに、最軽量ならここでも通用すると見る。
好調コーネルフジも当然争覇圏。エリザベスライデンもこの重量なら見せ場をつくれそう。
一応印ではミサキスペシャルが本命だが、馬単はプリンセスモモからも流す。
◎ミサキスペシャル
○プリンセスモモ
▲コーネルフジ
△エリザベスライデン
ところで先週末、ようやく今シーズン最初の帯広行きを果たした。
で、今さら何をと言われそうだが、日曜日にようやくプレミアムラウンジを初体験させていただいた。
「いただいた」といっても招待とかされたわけでなく、ちゃんと普通に1000円を払っての利用なので、念のため。
すでに言われているように、1000円で缶ビール2本と烏龍茶(この日は缶コーヒーだった)2本もらえるというだけでもかなりお得感満載なのだが、その快適さは想像以上のものだった。
なんといっても窓側のカウンター席には、パソコン用の電源とLANのジャックがあるのだ(LANケーブルは持参する必要あり)。ちなみにインターネットは8Mそこそこのスピードが出ていたので、オッズパークのサイトで他場の映像も快適に見ることができたし、もちろん投票することもできた。
予約も、取材だからと特別にしてもらったわけではない。電話をすれば席予約は誰でも可能とのこと。いずれはネットでの予約もできるようにする計画があるそうだ。
今回はオープンしたばかりのカフェ・ド・ペルシュロンのパンとか、海おでんとか、たくさん食べたいものがあったので、プレミアムラウンジ限定、要予約のお弁当までは食べられなかったのだが、次回はぜひとも特製のお弁当も食べてみようと思う。
福山に新設された西日本グランプリには、オグリキャップ記念を制した高知のスペシャリストが遠征してきた。
ここはスペシャリストか、福山の大将ナムラベンケイか、という争いだろう。
スペシャリストは、オグリキャップ記念制覇に到るまでに、佐賀記念JpnIIIや名古屋大賞典JpnIIIで、勝ち負けまではいかないもののそこそこの善戦をしていた。
対してナムラベンケイは、名古屋大賞典JpnIIIで10着と惨敗。
単純に力だけを比較すればスペシャリストのほうが上、ということになりそうだ。
しかし。ナムラベンケイには「地の利」という強力な味方がいる。
そこをどう判断するかだが、今回はオグリキャップ記念制覇の祝福もこめてスペシャリストのほうを本命としたい。
連下には、カーネーション特別3着のブラックパワー、展開次第で一発のありそうなコスモハードリカー、兵庫オープンのリワードパットン。
◎スペシャリスト
○ナムラベンケイ
▲ブラックパワー
△コスモハードリカー
△リワードパットン
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今年もダービーウイークの幕開けは佐賀の九州ダービー栄城賞から。
中央1勝、3歳馬としては最上位の格付けとなるB1で3着のデスロールが人気になるようだがどうだろう。それなら骨折休養明けからここまで3戦、B2級を勝ったフサイチサガントスのほうが可能性はあるような気がするのだが。
当初は、中央の芝で3戦し、B2級で2着のスターオブジャンプを本命にしようかとも思っていたのだが、血統的に距離2000メートルはどうかと思い狙いを下げた。
荒尾ダービーでは3着に敗れたキングサンディだが、見限るにはまだちょっと早い。
逃げ切りで2連勝中のオリオンザナイトも人気がないようなら狙ってみたい1頭。
◎フサイチサガントス
○スターオブジャンプ
▲デスロール
△キングサンディ
△オリオンザナイト
連覇を狙うベストタイザンが断然抜けている感じのメンバー構成。昨年このレースを勝って以降、負けたのは兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIの4着のみで、それ以外は連戦連勝。その兵庫ゴールドトロフィーも勝ったリミットレスビッドから1/2、クビ、1/2馬身差という見せ場たっぷりのレースだった。よほどの不利かアクシデントでもない限り、このメンバーでは負けられないところだろう。
相手筆頭がプリティスキャン。昨年8月、S1特別の1230メートル戦ではベストタイザンを破ったこともあるが、ここ2戦は連続して2着。いずれもベストタイザンより斤量が恵まれての結果で、同斤量となる今回は逆転は難しいだろう。
そのほかのメンバーは、A1やA2で勝ったり負けたりか、S1では苦戦という近況。よほどの大駆けでもない限り勝ち負けまでは難しそうだが、ここ4戦で2勝、2着2回のピースプロテクターに未知の魅力。モエレトレジャーは今年2戦とも着外だが、かつての力が出せれば。
◎ベストタイザン
○プリティスキャン
△ピースプロテクター
△モエレトレジャー
ところで兵庫には現在、佐賀記念JpnIIIを制したチャンストウライ、今年の名古屋大賞典JpnIII2着のアルドラゴン、そしてこのベストタイザンと、ダートグレードでも通用する馬が何頭かいて楽しみなのだが、なぜかなかなか地元で直接対決とはならないのがちょっと残念なところ。
楽しみは、今年初めて園田で行われるJBCで、中央の強豪を相手にどんなレースをするのかということだろうか。